ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

「慰安婦」問題から日本社会を見てみよう

集会案内

********転送歓迎*********

★平和のための京都の戦争展ハーグの会文化企画 「慰安婦」問題から日本社会を見てみよう★

●おはなし 方清子さん

●2017年8月6日(日)14:00~16:00(開場13:45)

立命館大学国際平和ミュージアム2階 会議室

http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/info/access.html

300 円

昨年、レイプされ殺害された沖縄の女性。 今年、レイプ被害と犯罪隠しを勇気を振り絞って告発した女性。 同意のない性交渉、痴漢被害、セクハラ、マタハラで 女性が沈黙させられる日本社会は、男女平等ランキングで 堂々の111 位(144 ヶ国中。世界経済フォーラム主催)です。 80 年前、日本は戦争を進める中で「慰安婦」制度を作り、 女性を物として戦場に送り込んでいました。

慰安婦」にされた多くは、農村や沖縄の貧しい家の女性、 日本に植民地支配された朝鮮半島、台湾の女性、侵略された現地の女性たち。 日本軍「慰安婦」制度は、性差別・民族差別・階級差別が重なった 複合差別だと言われています。

この、過去のものではない「慰安婦」問題から、 日本社会を見てみましょう。

<方清子さんプロフィール> 日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク(関西ネット)共同代表。 日本でまだ「慰安婦」問題が広く知られていなかった1990年代はじめから、 在日の女性として、日本軍「慰安婦」問題解決のために闘う。 2009 年に結成された関西ネットは、政府に誠実な対応を求める自治体意見書運動や 水曜日の大阪駅前デモ、被害者自身を迎えての集まりなど、様々な闘いに取り組む。 戦時性暴力の連鎖を断ち切るために闘い続けていることを評価され 多田謡子反権力人権賞受賞(2015年)。

●主催 ハーグの会 haguenokai@yahoo.co.jp

★1階で関連展示もしています。9:30~16:30

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「ひよっこ」交錯する3つどもえの想い

脚本の 岡田惠和がいいバランスで人間を描いていると何度も書いてきたが、今回も、なかなかだった。

谷田部みね子(有村)の母・美代子(木村佳乃)が、行方不明だった父・実(沢村一樹)とくらしてきた女優 川本世津子(菅野美穂)にお礼を言いつつも、途中から本音でなじりはじめる。どうしてもっとはやく警察に言ってくれなかったのかと。残された家族の苦し思いを想像できるかと。

それを黙って聞いている実と川本。川本はすみませんと謝る。このままでいたかったからと、自分の責任にしつつ、愛していた本音を少し語る。

通常の多くの脚本家なら、川本がもっと居直ったり怒ったりする展開にするだろう。実さんが警察に自ら行きたがらなかった、自分の過去を調べようとしなかった、彼が自分の遺志で暮らしていたのだと。またこの2年半でもう私たちは雨男と私という新しい人物の間で愛し合い、今は別の人生を歩んでいるのだと。 だからエゴかもしれないが、彼を渡したくないとか、実さんの気持ちで決めるべきだとか、すがったり泣いたりわめくこともできただろう。

だが川本はそうはしなかった。飲み込んで身を引いた。

妻。美代子は、夫=実の気持ちを聞かなかった。聞くのが怖かった。川本と夫の二人が愛し合ってりと知るのが怖かった。だから有無を言わさず連れて帰ると決めつけた。家族の写真を見せ攻撃的に結論を導いた。それは怖かったからだ。必死だった。自分と家族を守るために、力づくで連れて帰る覚悟だった。夫の思いを封殺した。 f:id:hiroponkun:20170804005600j:plain

その二人の思いがあったので、記憶を失った雨男=実は迷いつつも、自分の気持ちではなく、つまり川本との暮らしを選ぶのではなく、田舎に帰ることを選ぶ。川本がそれを望んでいるからだし、妻や子供や親のことを思うと責任を取らないといけないと思うからだ。戸惑いつつ、選んで、妻についていく。 ここも、別の脚本家ならこの男にもっと抵抗させるだろう。悪いけれど今の生活を選びたいとか、記憶のないところに戻るのが嫌だとか、もう無理だとか、いろいろあるだろう。

だがそうではない。

川本も実も、相手をおもやる力のある人だ。そういう人たちのレベルで3者の関係を描いたから、岡田の脚本は見ていられる。

総理夫妻をはじめとして皆が平気でうそをいって政治や仕事をし、松居一代や豊田議員のように攻撃的暴力をふるい、元スピードの今井議員と橋本市議の愛し合い方が現実のレベルであるなかで、 「ひよっこ」の3者の思いの深さとせつなさには、安堵できる。

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誰に自分を重ねるかだが、私の好みは川本世津子が一番で、2番目が実、3番目が妻美代子だ。この順序は人によって違うだろう。

『主流秩序と労働―――高賃金、安定の正社員、結婚を目指すような労働運動ではなく』

労働についてまとめたものを電子書籍としてアップしました。

『主流秩序と労働―――高賃金、安定の正社員、結婚を目指すような労働運動ではなく』( 2017年8月発行、電子書籍kindle版、アマゾンで購入可能)

アマゾンで検索すれば見つけられると思います。

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%BB%E6%B5%81%E7%A7%A9%E5%BA%8F%E3%81%A8%E5%8A%B4%E5%83%8D-%E9%AB%98%E8%B3%83%E9%87%91-%E5%AE%89%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%AD%A3%E7%A4%BE%E5%93%A1-%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E5%8A%B4%E5%83%8D%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F-%E4%BC%8A%E7%94%B0%E5%BA%83%E8%A1%8C-ebook/dp/B074HFD3F6/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1501754932&sr=8-3&keywords=%E4%BC%8A%E7%94%B0%E5%BA%83%E8%A1%8C

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内容紹介

本書は、労働について私が過去に書いたものの一部を集めたものである。私はもともと、労働経済・社会政策を学び研究するものだった。大学院生のころは実態を知ろうとしてダイハツの自動車工場で働いたこともある。1990年代にはコミュニティ・ユニオンのなかの、特に非正規労働について、シングル単位論を基礎に、論じたり講演したり、研究会に参加したり、調査に行ったりユニオン活動に参加したりした。

その頃の考えをまとめたものとして、非正規労働の問題を中心にして、1997年に「年功制システム、家族賃金、正社員中心主義を廃止して、シングル単位の労働システム、同一価値労働同一賃金に変えていくことが必要」といった内容の拙著『21世紀労働論――規制緩和へのジェンダ-的対抗』(青木書店1998年)を出版したことがある。

2000年代になって私は徐々に生きるスタンスを変えるようになっていき、通常の労働運動への期待とか、労働問題研究者として存在し続けるということから離れ、2007年からは「ユニオンぼちぼち」に加入して団交や労働相談の経験を積み重ねた。

いま、研究者というより、具体的な各人が労働関係で困ったときに、対処できる力をつけられればいいなと思って、労働者の権利教育をしたり、具体的な相談にのったりしている。それを反映した、労働者の権利を学ぶ本が、伊田広行・橋口昌治・肥下彰男著『<働く>ときの完全装備──15歳から学ぶ労働者の権利』(解放出版社 2010年)である。 これは2016年に法律の改正なども踏まえて大幅に書き替え、書き加えて『新版 <働く>ときの完全装備』として新たに出しなおした。

働くことは権利だし、生きるうえで重要だが、働かないといけないというのも、能力主義であって、広く「働く」ということをとらえ返すことが重要というのが私の立場だ。一言でいえば、「働かない権利」「だらーとそこそこ非正規で働いても、週3日くらいの労働でも生きていけるようにしよう」ということ。ここには脱成長、スロー、ダウンシフト、生活保護の問題やベーシックインカムの議論もかかわるが、それは「貧困問題と主流秩序」という別の本で扱うので本書では割愛する。「LGBTと労働」のテーマも、別の本のほうに収録する。

なお、私の労働へのわかりやすい語りは、「仕事の絵本」シリーズ第5巻『これからのライフスタイル』(絵・後藤範行、大月書店、2007年)でも示している。 新自由主義的な優勝劣敗社会の中で、「勝ち組」をめざすのではなく、「短く働く」ことを大事に、「ワーク・ライフ・バランス」を追求しよう、ダメな仕事はやめて、スローの発想で、少ない消費で楽しく、ちゃんと生きていこう、と提案している。かなり新しい考え方も入れ、なんとか、「エリートでない普通の人」がサバイバルできるようにと、考え方の援助をしようとした、微妙なバランスを追求した本である。 アンペイドワークの再評価、NPO,社会的起業など、新しい働き方も射程に入れ、いい仕事をみつけて、ぼちぼちやっていこう、人生を何度もやりなおしていけばいいじゃない、という精神で書いた。 「絵本」だが、かなり密度濃く、さまざまな情報と思想を詰め込んでいるし、スピシン主義の精神を隠し味にしている。若者に説教するのではなく、ともに苦悩するような大人が増えてほしいなと思って書いた。生き方、働き方を模索するひとに伝わるように思って書いた。それは後の主流秩序論につながっている。 これもぜひ読んでいただきたい。

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本書は、上記以外でこれまで書いてきた労働関係もので皆さんと共有する価値のあるものを再編集したものである。 まず主流秩序論の観点から労働についていえるいくつかのことを書いたブログ記事などを載せた。主流秩序との関係でいえば、大手労働組合などが主流秩序の上位者、加担者になっているということなどを指摘した。 次に2章では、労働者の権利教育の在り方についてまとめたものを載せた。これは今後若者にぜひとも必要な教育なので、多くの人に読んでほしいと思っている。 第3章では、昔<スピ・シン主義>といういいかたで運動と生き方の方向を考えた論考を載せた。従来の労働運動の在り方を超えて、一人一人の生き方を主流秩序とむきあいつつ作っていくようなことが大事ではないかと、提起している。 第4章では、社会システムとしてまともな労働状況になるには、社会民主主義をベースに個人単位型に労働も社会保障も設計することが大事だという話を書いた。 第5章では、政府推進のワークライフバランス論を批判する形で、もっと深いところから私たちの生き方と働き方を変えることが重要ということを書いた。 そして6章では、同一価値労働同一賃金、アンペイドワーク、働きすぎなど様々なテーマを通じてスローな生き方とセットの労働にしよう、つまり主流秩序から離れるような労働の方向性のエッセイを集めた。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 目次 1 働くべきという主流秩序に抗して・・・・・・・・・・・・・・・・6 2 すべての子どもたちに「労働者の権利」教育を・・・・23 3  労働を<スピ・シン主義>から考え直す・・・・・・・・・・40 4 労働のあり方をめぐる3つのシナリオ―――社民主義に対応したシングル単位型の社会へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 5 主流秩序・反貧困の視点から、お仕着せのワーク・ライフ・バランス論を斬る ・・・113 6 労働について、主流秩序の観点からもっと幅広く考えて選んでいこう・・152 おわりに・・・・・・・176

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ かなり古いものも掲載したが、私が考えて話してきたこと、書いてきたことをあまり知らない人には、今でも新鮮ではないかと思う。日本の政治・政策のレベルでは全くr古びていないので、考え方の基本を形成していくうえで、せめてこの地点を乗り越えて、次を考えてほしいと思う。 AIによって単純労働から解放されるとか言っている人もいるが、あまりに現実を知らないと思う。一部が機械化されたりロボット化されても、今と同じように忙しく働かされる人は存在し続ける。サービス業は変化を続けながら拡大していく。技術によって問題が解決するのではなく、思想と実践と各人の生き方の選択によって未来は変わるのだ。 また慰安婦問題をどうするのかといったこともAIでは何もできない。 なお、ベーシックインカム論とか、非正規労働の各論とか、私がこれまで言及してきたことはほかにも多い、それらについてはまた次の本でまとめていくこととしたい。

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稲田朋美 とんでもない人物だった。安倍政権の象徴  その3

その1、その2のつづき

イナダの暴言・極右発言

●「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る。そして自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!」(講演会での発言)

●「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(「WiLL」2006年9月号/ワック)

●「祖国のために命を捧げても、尊敬も感謝もされない国にモラルもないし、安全保障もあるわけがない。そんな国をこれから誰が命を懸けて守るんですか」(「致知」2012年7月号/致知出版社f:id:hiroponkun:20170802122952p:plain

 ●2006年9月4日付の産経新聞国家の品格』(新潮新書)で知られる藤原正彦氏の「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」という主張に同意を示しながら、 「真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない」

●「正論」(産経新聞社)2011年3月号 元空将の佐藤守氏と対談 佐藤氏が「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」と主張。すると稲田氏は徴兵制にも高い関心を示し、 「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」 「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」

●「女性自身」(光文社)15年11月10日号のインタビュー

「でも、たとえば自衛隊に一時期、体験入学するとか、農業とか、そういう体験をすることはすごく重要だと思います」 「(自衛隊体験入学は)まあ、男子も女子もですね」 f:id:hiroponkun:20170802123024p:plain  

憲法改正 〈どこの世界に自国を自分で守らないと宣言する国があるでしょうか〉 〈前文で書かれるべきは、日本という国が神話の時代から連綿と連なる歴史を保持し、四海に囲まれた自然豊かな風土を持つ日本が、どのような国を目指すべきなのかという理想が語られるべきです〉(渡部昇一監修『中国が攻めてくる!日本は憲法で滅ぶ』総和社

●稲田氏は、日本会議関連の講演会にも登壇。さらには、両親とも宗教団体「生長の家」の創始者谷口雅春氏の思想の影響を受けていると講演で語っている。 「谷口雅春さんが書いた『生命の実相』の〈生活編〉にある〈背水の陣を布け〉という文章にすごく感動して、司法試験を受ける時などにコピーして持っていったほどだったんです」『日本会議の正体』(平凡社新書

● 「結果的に安倍総理の思想信条と、日本会議が進めようと訴えられている政策と、一致しているところが多いとは思います」 (日本会議に)「期待されているかは分かりませんが、そういう意味では(政策などの)方向性は一緒だと(日本会議側には)思われているでしょう」

●稲田氏の実父は、現在、日本最大級の極右活動団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の京都府支部相談役

●自身の“目覚め”について 「(子育て中に)東京裁判に関する文献を読んだり、主人の取っていた『産経新聞』や雑誌『正論』に目を通していくうち、東京裁判が裁判と呼ぶに値しないことがはっきりしてきて、愕然としたんですね」 ●「正論」の読者欄に投稿したり、「新しい歴史教科書をつくる会」の創設者・藤岡信勝氏が主宰する歴史修正主義団体「自由主義史観研究会」に入会するように。それがきっかけで「百人斬り裁判」に参加することとなった稲田氏は、自民党若手議員の会で講師を務めたところ、安倍晋三本人から「次の選挙があったら出てもらったらどうだろうか」と声がかかった。 f:id:hiroponkun:20170802123107p:plain

●「私は産経新聞がなかったらたぶん政治家になっていなかった」 ●「在特会」(在日特権を許さない市民の会)と稲田氏の“蜜月”を報じた「サンデー毎日」(毎日新聞出版)を名誉毀損で訴えた裁判で、稲田氏側が全面敗訴。司法にヘイト勢力との親密ぶりを「真実」と認定された

●「じつは平成十七年のいわゆる「郵政選挙」に出るまで、私は政治家になろうと思ったことは一度もありまでんでした。二十年間弁護士をしていた中で、徐々に目覚め、選挙に出る五年ほど前から私は法廷を通じて日本の名誉を守るために戦っていました(百人斬り訴訟)。きっかけは「東京裁判」です。三十歳を過ぎるころまで、「東京裁判」のことをほとんど知りませんでした。教科書で教えられていないからです。 」 出典:『私は日本を守りたい―家族、ふるさと、わが祖国』(PHP研究所)、強調部分筆者  

●「外国に住む外国人の子供に多額の「子ども手当」を配るのは論外ですし、日本に住む外国人に生活保護を不正受給されないよう、受給資格を調査し、不法在留なれば打ち切り、不正受給分は毅然として返還請求するということでなければ、この国は潰れてしまう」

● 「カルデロン事件」 カルデロンのり子さんにだけ在留特別許可を出したのは違法であり、一家全員をフィリピンに強制送還させるべきである、と訴えた

● 「クールジャパン戦略」  議長を務めた稲田の文化に対する無知

「私もあまりポップカルチャーに詳しくはありませんけれども、この間、ゴスロリ(ゴシックロリータ)のルーツは十二ひとえにあると聞きました。私の政治信条は「伝統と創造」。まさに伝統と創造がゴスロリなんだなと思った次第でございます。私も若者のそういうポップカルチャーを後押しする発信に努めていきたいと思います 」 出典:朝日新聞(2013年4月25日付)、

 ●シンガポールの国際防衛会議で自らを「グッドルッキング(美しい容姿)」と自称

● 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽を非公表にする方針について、稲田氏が「報告を受けていない」とする一方、自衛隊関係者は「報告した」と証言。

●安倍首相からは“ともちん”とかわいがられて大抜擢 ●2013年頃から突然、伊達めがねや網タイツデビューし、“垢抜け”ファッションへ変化 「昔のように自由な発言もできないし、好きな服も着られない。とても苦しい」 「服もめがねもいちばん地味なのを選んでいる。毎日、黒系の服ばっかりで」  

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性暴力関係の記事2つ

●「山口敬之レイプ疑惑」に新たな事実も!? 東京新聞・望月衣塑子記者が語る、報道の裏側 https://netallica.yahoo.co.jp/index.php/news/20170713-16068198-cyzowoman

●「性被害は被災と同じくらい大変なこと」被害者支援の立場から見た、性暴力を取り巻く社会の現状 http://www.cyzowoman.com/2017/03/post_132826_1.html

安倍劇場、登場人物、全部ここに出てました

「宮武嶺のエブリワンブログ」では、例えば以下のようなことを何度も書いていた。こういうのが共有されない「ツケ」が森友、加計学園、稲田防衛省問題などで、今回ってきているとも見れる。 出てくる人物、全部ここに出てまんなあ。 安倍なんて首相にするから右翼友達ばかりが無茶やってきたわけ。それを選挙で勝たしてきたものたちが悪い。

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● 安倍自民党政権ヘイトスピーチ社会を作っている。安倍・麻生・伊吹・下村・高市・新藤・稲田・萩生田。 2015年04月11日 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e5999b735d9c65ca0561f0cae7318e2a

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アベノリスク3 安倍政権は女性の輝きを奪う 麻生太郎 高市早苗 山谷えり子 稲田朋子 下村博文等閣僚妄言録 2014年12月12日 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/87794f7c7e8bf86601232c71c37e5b63

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森友問題:財務省側が1億3千万円にしたいといっている録音が公開された

2016年5月下旬(から6月初め)ごろの会話記録

池田靖・国有財産統括官が籠池夫婦と地土地の価格交渉をしている録音が「グッディ」で流された。 この情報は以前少し新聞で出たが、音声そのものが出されて動かしがたい事実となった。

池田靖・国有財産統括官の発言

「できるだけ早く価格提示させていただいて、ちょっとずつ土地も処分しているけど ですのでそこそこの撤去費を見込んで価格計上させてもらおうと思ったんですよ。だから我々の見込んでいる金額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も文句は言わない。」

「籠池理事長がおしゃっている「ゼロ円に近い(価格で売ってほしい)」がどういう風にお考えになられているのか(おしえていただきたい。)売却価格が0円ということかと思うが、私どもが以前から申し上げているのは有益費(国が出したごみの撤去費用)の1億3千万円という数字を国費として払っているので、(国が土地のごみ撤去に使った1億3千万円くらい)その分の金額ぐらいは少なくとも売却価格は出てくると、そこはなんとかご理解いただきたい」

籠池「(池田氏が言っている)1億3千万円が云々、というよりも、ぐーんとさげていかなあかんよ」 f:id:hiroponkun:20170801163529j:plain

つまり財務省・官僚側が価格で「形式的にごみ撤去費用を大きくして特別にこれぐらい安くしておきます」と言っている。まったく適切な価格設定ではなかったことが明らかとなった。

なぜこんなに官僚側が籠池のような怪しい人物に特別に配慮してこの価格でいいでしょうかと超安値で伺いを立てるのか。

それは籠池の裏に首相や右翼政治家などがあると思ってのこと以外には理由はあり得ない。

財務省理財局長の佐川は「先方にあらかじめ不動産鑑定というかその価格について申し上げることはない」と国会で答弁している。

ここには2つのウソがある。土地価格をあらかじめ伝えていたので伝えていないというのが嘘だったことと、不動産鑑定を正しく行って土地の売却価格を決めたといっている点が嘘だという、2つだ。

犯罪を示すような物証、うそを言っていることが明白な物証がでてきているので、幕引きは許されない。 麻生財務大臣は無視して逃げようとしている。

安倍政権の本質が浮き彫りになっている。

1年前の参院選と比べて、森友問題以降、大きく潮目が変わった。いいことだ。

「ひよっこ」と態度価値

ひよっこ」が前の「べっぴんさん」などと天と地ほどの差があるのは、 日常の日々の瞬間にどうすることができるか、ということに、適切な態度を選び取っているシーンが積み重ねられているからだ。 f:id:hiroponkun:20170801141009j:plain

まともな映画やドラマその他作品において、ひどい社会でどう生きるのかのヒントが示されていると、見ていられる。 目の前に困っている人がいるときにどうするのかは、どんな社会でも、ひとりひとりが瞬間的に問われることなのだ。 そしてそこに希望がある。 常にとりうる態度の余地があるのだから。

逆に脚本家や監督がだめな場合、態度価値を生み出す力がない。逆に主流秩序に従属するしかないと思い込んでいるのがにじみ出て、ひどい人間観の結果の人物たちが動き話す。悪役なり社会にはそういう人がいるのは当然だが、そうではない、という人が描けるかどうかだ。 それがない、描く力がない人の作品は、見ていられない。

で「ひよっこ」は見ていられる。

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稲田朋美 とんでもない人物だった。安倍政権の象徴  その2

●単純極右だったことの再確認

以下のまとめも過去の情報を良くまとめているので、思い出しておこう。ネットの情報、ネトウヨ情報の寄せ集めみたいな人物だった。

新しい防衛大臣になった稲田朋美氏とは、こんな極右政治家。「日本独自の核保有を国家戦略として検討すべき」 2016年08月03日 | 安倍自民党の危険性 http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/b6d0b82b073739c8bddf664ecf75758a

 半年前にアップした 日本弁護士連合会会長候補が献金していた稲田朋美政調会長とは、こんな極右政治家。 の改題版です。  あらためてこの人を防衛大臣にする安倍首相の恐ろしさをかみしめたいと思います。  そもそも稲田新防衛大臣は、議員になる前の弁護士時代から、「南京事件百人切り事件」「沖縄県集団自決権命令事件」で原告側代理人弁護士をやって全面敗訴するなど、極右・歴史修正主義的な弁護活動で知られていました。

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 そして政治家となってからも、2011年に竹島へとわたるフェリーが出る鬱陵島に、佐藤正久新藤義孝議員らとともに訪問を試みて入国を拒否されたりする行動右翼です。  安倍首相のもとで当選3回にして異例の政調会長に抜擢された稲田氏ですが、彼女を政界にスカウトしたのが安倍首相じきじきであったことは有名な話です。

 また、稲田氏は、ヘイトスピーチで知られる在特会の関連団体である「なでしこアクション」主催の「慰安婦問題を糺し毅然とした国の対応を求める国民集会」というイベントに登壇しており、

2007年には「従軍慰安婦」について、 「慰安婦は当時は合法であった。強制性はなかった」 と言い切っています。

 そのうえ、稲田氏は安倍首相と同じく、霊感商法で悪名高い統一教会との関係も取り沙汰されており、統一教会の“偽装組織”である世界平和連合の集会にも参加し、発言しています。

 まず、稲田氏は、核武装・徴兵制賛成論者です。

「正論」2011年3月号に掲載された元空将・佐藤守氏との対談では、 「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」 と主張しました。

 また、徴兵制について対談相手の佐藤氏さえ現状では必要ないと言っているにもかかわらず、 「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」と提案し、その上、「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」 と言い放っているのです。

 さらに、稲田氏は男女共同参画社会基本法に対し、以下のように反対を表明しました。

「女性の割合を上げるために能力が劣っていても登用するなどというのはクレージー以外の何ものでもない」(健全な男女共同参画社会をめざす会「なでしこ通信」07年9月1日) 「働いているお母さんのほうが、家で家事をしたり子育てしているお母さんより「偉い」という風潮はおかしいですね」(「諸君!」06年2月号)

と、社会進出する女性の足を引っ張るような発言を連発しています。

 ですから、稲田氏は労働者派遣法改悪案について、女性の社会進出を拡げるものだと言っていますが、そもそも女性の社会進出にむしろ敵対しているのですから、これは当然かなとさえ思えます。

労働者派遣法「改正」は派遣労働者も正規社員も他の非正規社員も全員を不幸にする!

 そのうえ、稲田氏の発言で驚愕するのは、男性によるDVを擁護していることです。

「いまや「DV」といえばすべてが正当化される。DV=被害者=救済とインプットされて、それに少しでも疑いを挟むようなものは、無慈悲で人権感覚に乏しい人非人といわんばかりである。まさに、そこのけそこのけDV様のお通りだ、お犬さまのごとしである」 「DVという言葉が不当に独り歩きすれば、家族の崩壊を招きかねない」

(「別冊正論」第7号/07年)

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安倍自民党政権ヘイトスピーチ社会を作っている。安倍・麻生・伊吹・下村・高市・新藤・稲田・萩生田。 アベノリスク3 安倍政権は女性の輝きを奪う 麻生太郎 高市早苗 山谷えり子 稲田朋子 下村博文等閣僚妄言録  

 また、稲田氏には弁護士とは思えない発言も多々見られます。

 たとえば、安保法案が審議されているときに 「これ以上憲法論議をしても意味ないのかな」 などと言っています。

 さらに、以下の理由で“尊属殺人規定を復活せよ!”という、これまた、現代の法律家とは思えない主張もしているのです。

「家族を特別視しない価値観が蔓延すれば、地域共同体、ひいては国家というものも軽んじるようになってしまいます。帰属意識というものが欠如して、バラバラの、自分勝手な個人だけが存在するようになるでしょう」(ケイアンドケイプレス「月刊日本」08年3月号)

 さらに、川崎事件に触れて 「犯罪予防の観点から、今の少年法のあり方でいいのかはこれからの課題になる」 と述べ、少年法の見直しを含めた検証が必要との認識を示しました。  その際、稲田氏は 「少年が加害者であった場合、名前は伏せられ、通常の刑事裁判とは違う取り扱いを受けるが、(少年犯罪は)非常に凶悪化している」

と述べて、矯正や保護を重視する少年法の限界を指摘し、少年法再々再々「改正」の方針を示したのですが、少年犯罪が凶悪化しているという根拠自体が下のグラフにあるように真っ赤なウソです。

川崎中1殺害事件 稲田朋美政調会長少年法改正を検討する」 こんな時、私たち大人は冷静になりましょうよ

 しかも、稲田新防衛相と高市総務大臣のネオナチ団体の代表とのツーショットの写真が、2014年9月に全世界に配信されました。

 この団体は、「国家社会主義日本労働者党」(NSJAP)。公式サイトの記述によると、1982年に発足した組織で、ナチ党と同様、国家社会主義思想や反ユダヤ主義を掲げ、ホロコーストの否定や外国人労働者の排斥などを訴えています。

 稲田防衛相は、 「写真を一緒に撮ったが何者かは知らなかった」 と弁明していますが、日の丸をわざわざ後ろに広げて写真を撮っているのですから、何物か知らなかったということはないでしょう。  こんな人を防衛相につけた安倍自民党もひどいものです。

 そして、2015年6月18日、稲田氏はGHQ連合国軍総司令部)による戦後日本の占領政策や今の憲法が作られた過程などについて、党内で独自に検証を行う考えを示しました。

 稲田氏は、A級戦犯らを裁いた東京裁判について

東京裁判の結果を受け入れて私たちは主権を回復したので、否定するつもりは全くない」 と言いながら 「判決理由のなかに書かれた歴史認識は、あまりにもずさんだ」 「私は東京裁判自体が法的にも事後法の禁止というまさしく近代原則の罪刑法定主義に違反したものであるというふうに認識はしています」 と言いきっているのです。

 これらの言動から見て、稲田氏は総理にしてはならない、いま最も危険な政治家と言うべきでしょう。

庶民の方がよほどまとも。

 そして、2015年9月27日から訪米した稲田防衛相が、10月1日にジャパン・ハンドラー(日本を操る人)として知られるアメリカ軍需産業の代理人ともいうべきアーミテージ元国務副長官と会談しました。

 NHKによると、この中で稲田氏は、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法が成立したことについて、 「法律は日米同盟の強化に資するものだ」 「今後も、積極的に国際社会に貢献していきたい」 と説明したそうです。

 これに対してアーミテージ氏は

「安全保障関連法の成立に対する強いサポートに感謝する」

と述べたというんですが、ここに今回の安保法制の本質が現われていますね。  

 だって、法律を成立させた与党の幹部がアメリカにすぐに報告に行って、おまけにアメリカの人に「安保法の成立に対するサポートに感謝する」と言われるのなんておかしいでしょ。

 この法律はアメリカが主役で、日本がサポーターだということがよくわかる話です。そして、日本の右翼ってちっとも愛国者じゃないことがよくわかります。 訪米中の稲田朋美氏にアーミテージ氏が「安保法制の成立に対する強いサポートに感謝する」の本末転倒。

ジャパンハンドラー(日本を飼い馴らした人物)の一人と言われているがアーミテージ元国務副長官が、2012年12月20日、NHKのニュースウォッチ9に出演した時の発言。

関連記事 総理を目指す稲田政調会長「安保法制 違憲かどうか議論を続けても無意味」発言は憲法尊重擁護義務に反する 安倍自民党政権ヘイトスピーチ社会を作っている。安倍・麻生・伊吹・下村・高市・新藤・稲田・萩生田。 川崎中1殺害事件 稲田朋美政調会長少年法改正を検討する」 こんな時、私たち大人は冷静になりましょうよ アベノリスク3 安倍政権は女性の輝きを奪う 麻生太郎 高市早苗 山谷えり子 稲田朋子 下村博文等閣僚妄言録 安倍自民党影の内閣に極右の稲田朋美法務大臣ヤンキー先生義家弘介文部科学大臣とは野田内閣より劣化確定

百人斬り裁判から南京へ (文春新書)

稲田 朋美  (著)

文藝春秋

【中国人「百人斬り」という捏造記事によって、戦後、二人の将校が処刑された。南京陥落から七〇年、遺族が名誉回復を訴えた裁判は新聞の無責任さや司法の不可解さに直面した。】から負けたそうです。

私は日本を守りたい

稲田 朋美  (著)

PHP研究所

「政局のためでなく、選挙のためでもなく、この国をよくするために、私は闘います」だそうです。櫻井よしこ氏との対談「私たちは日本を守りたい」収録。

こんなひとをいけしゃあしゃあと防衛大臣に持ってくるなんて、安倍首相の傲慢さが現れています。 丸川珠代環境相をオリンピック担当大臣にするなど、火種を火種とも思わぬ傲岸さです。

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稲田朋美 とんでもない人物だった。安倍政権の象徴  その1 安倍政権の体質を象徴していた稲田朋美議員だった。


稲田朋美 とんでもない人物だった。安倍政権の象徴  その1 安倍政権の体質を象徴していた稲田朋美議員だった。

●稲田衛相が離任式を行ったが、自分のために人と金を使わせて最後まで反省しない人。  自らの責任には言及しなかった。 稲田氏は離任式後、儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼も受けた。防衛省自衛隊は、北朝鮮大陸間弾道ミサイルICBM)発射を受けて高度な警戒態勢を続けており、省内からは「稲田氏は離任式を辞退すると思った。驚きだ」(幹部)との声も出た。

●稲田は、安倍が発掘、要職歴任の厚遇した人物

 稲田氏は平成17年の衆院選に、保守派弁護士としての活躍に目をつけた当時自民党幹事長代理の安倍首相にスカウトされて、出馬した。当選後は保守系議員連盟伝統と創造の会」を立ち上げ、自ら会長に就任。定期的に靖国神社を参拝するなど、安倍首相に近い存在として注目された。 ●百人斬り訴訟」の原告弁護で一躍全国区に ネット右翼のアイドル https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20170727-00073818/ ネット右翼のアイドル”稲田朋美防衛大臣辞意~その栄枯盛衰を振り返る~ 古谷経衡 | 文筆家/著述家 7/27(木) 23:56

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また論点をずらして安倍擁護ばかりの高橋洋一


安倍信者の一人、高橋洋一。特区問題でも利害関係者で、利益誘導している人物。 これについてはすでに以下のブログで紹介。 2017-06-28 高橋洋一氏は実は、加計学園獣医学部の認可関係者だった http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2017/06/28/183059

八田とか、竹中平蔵とか、民間委員というのは怪しい奴ばかり。 f:id:hiroponkun:20170801025351p:plain

その高橋洋一が、えらそうにーーーこの人の話し方はいつも偉そう、さすが元官僚――――以下の記事で、また論点をずらして安倍政権を擁護している。 ********** https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170724-00010000-voice-pol 高橋洋一 森友・加計問題はフェイクニュース 7/24(月) 12:10配信

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高橋は、「もりそば問題の発端は事務チョンボだ。それだけのこと」「総理の関与があると思ったのが間違い」「マスコミも野党も目の前のことにまどわされている」という。しかしそれはほんの一部の原因にすぎない。つまり問題全体を矮小化し、安倍政権に火の粉が及ばないように防御している。 それに皆がだまされると思ってんのかねえ。ばかだねえ。

  高橋は、「森友の買った横の土地では土中のゴミが発見されている。それにもかかわらず、この事実を知りうる立場のはずの財務局は、森友学園への売却では当初、その事実を相手方に伝えていない。ここが問題の本質だ。」それだけだとわめいている。

しかし、背景には右翼・日本会議・維新の議員や業者がいて、それに協力して大阪府(橋下、松井)が規制緩和した。さらにその背景には国家主義的な教育をすると言うことを応援しようとした人たちがいて、安倍 昭恵夫人も100万円も出したし多いに協力していた。右翼的な論者が多く講演していた。ひどい教育を園児たちに行っていた。籠池に悪知恵を入れたものが多くいた。安倍は昭恵夫人が100万円渡したのを知っているのに、ウソをつき続けさせている。だから首相も政治家もやめないといけない。 なかでも官僚の責任が大きいので、官僚を処罰する、逮捕するというのが大事。高橋の意見がそれを言うならまだましだが、それは言わない。近畿財務局のせいにしていいたいのは、「総理の関与」ではないということだけ。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ また高橋は、加計学園問題でも、首相、安倍政権の責任にならないように必死に言っている。

「 加計学園問題では、文科省文書の信頼性がポイントである。マスコミや野党では文科省文書が正しいというのが大前提になっている。  ところがこの大前提は、国家戦略特区ワーキンググループの議事録というベンチマークを検証することによってあっさり崩れる。この議事録は、文科省内閣府が内容で合意済みの文書である。マスコミが話題にしている文科省文書はあくまで文科省内の文書であり、内閣府はチェックしていないので、この点において、議事録のほうが圧倒的に証拠能力が高い。」

このような話で、正当化しているが、特区ワーキンググループの議事録など出来レースでもうすでに批判されている。加計学園をずっといぜんから前提にはなしをすすめてきたということが問題。

しかし高橋は、「 マスコミは、これらの文書に言及しないで文科省文書のみを取り上げ、思い込みだけで報道している。これでは報道ではなく、フェイクニュースである。」 というように、とランプと同じく、フェイクニュースだと言い出した。

 「まず1)と3)を見れば、内閣府・特区有識者委員VS.文科省農水省)による規制緩和議論は、前者の規制緩和推進派の完勝であることがわかる。野球で例えるならば、前者の10対0、5回コールド勝ちである」

というが、そんなことが問題ではないのである。規制緩和推進がいいかどうかではなく、加計学園ありきでむりにすすめたからだめなのだ。 つまり、高橋自身が問題の所在が分かっていない、あるいは意図的にずらし隠している。 規制緩和賛成・正反対のどっちが勝ったかという視点でしか見れないのはゆがんだ認識だ。

期限を早く決めること自体が加計学園ありきだ。 「「総理の意向」が出てくる余地はまったくない。」というが、総理の意向でなくても加計学園ありきだったらだめなのだ。

安倍のお友達や応援団や腰ぎんちゃくや安倍信者ばかりをメディアに出させるのはもうやめたらいい。

下村元文科相が告発されるが、さて起訴されるか

籠池夫妻を逮捕して、一緒にやった業者とか、ウソ言い続けて税金を無駄にした官僚とか、この下村とかを逮捕しないのは許されませんよー しかし、政治的に起訴されない可能性高いですね。 明らかに違法ですが。 f:id:hiroponkun:20170801014744j:plain

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加計問題:下村元文科相らを告発 200万円報告書不記載

毎日新聞7月31日  自民党下村博文・元文部科学相が2013~14年、後援会「博友会」の政治資金パーティー券の購入代金として学校法人「加計学園」の秘書室長から計200万円を受け取っていた問題で、上脇博之・神戸学院大教授らが31日、受領額を政治資金収支報告書に記載しなかったのは政治資金規正法違反(不記載など)に当たるとして、下村氏や博友会の会計責任者ら3人に対する告発状を東京地検に提出した。  告発状によると、下村氏は13年と14年、加計学園側からそれぞれ100万円を受領しながら、同法に反して各年の報告書に記載しなかったとしている。また加計学園以外の支援者らから12~14年に受け取った政治資金パーティー券の購入代金計1419万円分についても、不記載や虚偽記載があるとしている。  告発状を提出した後に東京都内で記者会見した上脇教授は「ミスとは言えない大きな額が不記載になっている。正直に記載できない理由があるのではないか。(地検は)捜査を尽くしてほしい」と話した。  下村氏は6月に開いた記者会見で、計200万円は加計側が計11の個人・企業から集めたものだと説明。個々の額は記載義務のある20万円を超えていないとして違法性を否定した。【平塚雄太】 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

松沢成文が加計学園問題で追及

松沢氏は国会でこの問題を取り上げたが、その関連情報。

松沢成文が告発加計学園に違法行為の疑いあり! https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/event/101297

松沢成文が告発【フライデー】加計学園に違法行為の疑いあり!  http://fortune-paddy-field.blog.so-net.ne.jp/2017-07-21

自民党岡山県自治振興支部という、いわば票集めのための団体があります。この収支報告書を見ると、なんと支部長は加計孝太郎氏。会計責任者、事務担当も加計グループの同窓会副会長や系列校の 校長らの幹部が務めています。しかも、住所は系列校の英数学館岡山校と同一の場所。つまり、自民党の団体と加計グループがほぼ一体化しているのです。

それだけでなく、この支部では政治活動費として約7万円を計上している。 報告通りなら、前出の加計の幹部が「政治活動を行った」ことになります。 そうなると、学校、もしくは校長以下の学校関係者が政治活動を 行ったというわけで、教育基本法に違反する可能性が高い。

また、収支報告書には事務所費の記載がありません。 事務所を置く支所が家賃を支払っていなければ、家主である英数学館側から 同額の寄付金を受けていることになります。 その際は金額を寄付金として記載しなければ『不記載』にあたりますが その記載もない。これは政治資金規制法に抵触する恐れがあります。」

疑惑は加計学園だけじゃない? デタラメすぎた「国家戦略特区」の“歪んだ行政” [2017年07月12日] http://wpb.shueisha.co.jp/2017/07/12/87808/

 この諮問会議の中で事業選定のイニシアチブを握るのが「ワーキンググループ」なのですが、先述の八田氏を含めた9人の委員全てが民間人で占められています。 民間人に国の経済政策の事実上の具体的進行を任せ、問題が生じた時に誰が責任を取るのか? 国民からの選挙で選ばれたわけでもないワーキンググループが中心となり、しかも例えば、労働法制の改正などを伴う規制緩和メニューを検討する際にも、厚労相の参加もないような形でプロジェクトが進められる。 そこで決まった案件はそのまま諮問会議で承認されるわけです。 これはとても民主的な運営とは呼べない、“お友達グループ”です。 ****** 例えば、八代尚宏委員(昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授)はこれまでに「立体道路(道路と建物の一体的建設)の拡大」などを委員という立場でありながら自ら提案しています。 本間正義委員(西南学院大学経済学部教授)も「農地情報(地代、農地価格等)の開示、データベース化」を提案している。 また、阿曽沼元博委員(医療法人社団滉志会瀬田クリニックグループ代表)も「ASEAN諸国等への医学教育及び医療制度の輸出」などを提案。 さらに不動産協会と前出・八代委員、そして翁百合氏(日本総合研究所理事)との共同という形でも「外国人医師による外国人向け医療の拡充(特区内医療機関所属外国人医師による全国往診可能化)」を提案しています。

そして、この翁氏というのは、ワーキンググループが具体的な事業提案を吟味する場であるはずの「有識者等からの集中ヒアリング」に事業提案をする“有識者等”として参加している人物です。

このように、提案する側とそれを審査する側がグチャグチャに混同されています。これはどう考えてもおかしい。 「利益相反」という概念は米国でトランプ大統領が誕生した際にも取り上げられましたが、彼も大統領の立場を自分のビジネスに利用しないという利益相反の考え方を受け入れ、自分が経営してきた会社の役員を退くという対応を見せました。 ****** 安倍首相は「議事はすべて公開しています」と言っていますが、それは議論のプロセスなどではなく“出来レース”の結果をなぞっただけのものと言っていいでしょう。 本当の「決定」は実質的に密室の中で行なわれているのです。

**** つい先日も「家事支援外国人受入事業」が国家戦略特区内の事業として認定されましたが、これも日本の経済に劇的な変化をもたらすものとは到底思えない。 そして、この事業を実際に進めていくのは主に人材派遣会社で、そこにも政権に非常に近い人物たちが密接に関わっています。 国家戦略特区を利用して何が行なわれようとしているか、注視を続ける必要があると思います。

パソナグループ取締役会長・竹中平蔵民間議員

ほっしゃんが、「安倍さん。お辞めください!」といった。いいじゃん。

政権批判する人がいてもいい。ほっしゃん、芸能人として意見表明する人が少ない中、よく言ったと思います。そういう人なんだと認識しました。

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 元の記事 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000004-jct-soci 「安倍さん。お辞めください!」と迫ったタレント 「よくぞ言った!!」「安易な発言すんな!」 JCASTニュース7/28(金) 13:27配信

 お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さん(41)は、コメントを求められると、安倍首相について、「みんなが見てて納得いく答え方をまったくされてないなと思いますけれど」「あんだけよくどっち付かずの答えをひたすら何時間も続けれんなって思いますね」と感想を述べた。

 また、翌26日は、日本テレビ系「スッキリ!! 」で、タレントの大沢あかねさん(31)がコメントを求められて、こう苦言を呈した。

  「やっぱり私なんかが聞いてても、ちょっとやっぱり疑問が残る答弁でしたし、そのゴルフと会食で6回も会ってて、まあ、やっぱりゴルフなんかでお仕事の話をしないっていう方もいるかもしれないですが、それで納得する人は少ないんじゃないかなあって思いますね」

 ●お笑い芸人の元「ほっしゃん。星田英利さん(45) 「みんな知らんふり、やねんな」  星田さんは、ツイッター上で、安倍首相に批判的な意見を紹介し、自らも「記録ない、記憶ない、を乱発する異常さ」などと指摘していたが、7月25日のツイートでもっと直接的な表現で訴えた。

  「安倍さん。お辞めください! あなたの発言から、一番大切に想ってらっしゃる日本と、あなたの発言から、一番大切に想ってらっしゃるそこに暮らす国民のために」

 「日本が大好きです! だから、日本をないがしろにする のは未だしも、潰す発言&行動をとるヤツらはもちろん大嫌い」   「みんな知らんふり、やねんな。『安倍ヤメろ』は、売れっ子さんは誰も言われへんて。ただ、売れっ子やないわたくしみたいやヤツは正直にハッキリ言えるよ。…アベヤメロ!」

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安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト

安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト

朝日新聞記者ツイッターの「安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表…」で リツイート表示がなかったため炎上した。ネトウヨがいつものとおり攻撃しているだけなのだが、この元になった記事が面白いので、紹介しておこう。

慰安婦問題などで真実・事実を知らずに「朝日が慰安婦問題でデマを流した」と妄信している無知な人が多い。ちゃんと事実を知る国民を増やすことが必要ですね。

以下の記事は、メディアがいかに偏っているかがよくわかるものでいいと思います。

田崎を使うテレビ局は森友加計学園問題で最終的にその偏りが明らかになったので、もう彼を使うのをやめる時期じゃないでしょうか。

自分のレイプ事件もみ消しをさせた安倍のお友達、山口敬之が2位というのもうなづける。この山口、テレビで見たら抗議すべきですね。 f:id:hiroponkun:20170731135848j:plain

岩田明子NHK政治部記者が7位というのはおかしくて、NHKの影響は大きいのでこのひともベスト3に入れてもいい人物。あまりに安倍の言いなり宣伝している人物だから。

辛坊治郎(キャスター)が、デマを流してまで安倍政権をアシストする「大阪の腰巾着」というのはそのとおり。 まっちゃんが深い思考なく権力に弱いのはその通りで、それは吉本のほかの芸人--小薮とかホンコンとかーーにもよくある。頭が悪くてネトウヨ的なことをネットから影響受けて繰り返す。

サンケイは全体がひどいが、特にその代表格、産経の阿比留瑠比は有名でないから載ってないのか。 f:id:hiroponkun:20170731124102p:plain

年特別企画◉安倍政権御用ジャーナリスト大賞 安倍サマのためならデマも平気で垂れ流す、安倍政権御用ジャーナリスト大賞を発表! 2017年もコイツらには要注意 安倍晋三編集部 2017.01.04

左・フジテレビ『ワイドナショー』番組ページより/中・TBS『ひるおび!』出演時の田崎史郎氏/右・テレビ朝日報道ステーション』番組出演者ページより

 昨年2016年は『報道ステーション』(テレビ朝日)から古舘伊知郎が、『NEWS23』(TBS)では膳場貴子岸井成格が、『クローズアップ現代』(NHK)で国谷裕子が一気に番組を降板するという異常事態が起こった。いずれも安倍政権が目の敵にしてきたキャスターたちだ。  その一方、テレビでは“安倍応援団”であるジャーナリスト、文化人たちが跋扈。「権力の監視」という使命も忘れ、ただひたすらにヨイショに励んだ。結果、安倍政権で噴出した白紙領収書問題も、大臣たちの賄賂疑惑や女性スキャンダルも国民にしっかりと伝えられることなく覆い隠されてしまった。  今回は、そうして報道を機能不全に陥らせている元凶ともいうべき「安倍アシスト隊」であるジャーナリスト、文化人をランキング形式で振り返りたい。

7位●岩田明子(NHK政治部記者、解説委員) 失態をすべて美化する「安倍首相にもっとも近い女性記者」

 安倍政権の広報部と化しているNHKにおいてもっとも露骨に安倍首相の功績をアピールする岩田記者。2007年に安倍首相が退陣した際には体重が5キロも減り、精神不安定になったとさえ言われるほどで、その盲信ぶりに「安倍教の信者」「安倍の喜び組」とも揶揄されている。

 もちろん、昨年も安倍首相の広報に精を出し、真珠湾訪問では「(安倍首相には)日米の間に刺さった、いわば心のトゲを抜き去って戦後を完全に終わらせたい、こういう思いがあった」などと気持ち悪い解説を展開。 とくに9月に放送された『クローズアップ現代+』では、プーチン大統領からの贈り物エピソードを語り、日本政府関係者の「まるで日本への島の引き渡しを示唆しているように見えた」という言葉を披露、“安倍首相が領土問題を解決するはず!”と、さんざん盛り上げた。

 しかし、肝心のプーチン来日による日露首脳会談も大失敗で終了。すると岩田記者はその日の夜の『時論公論』で安倍首相が乗り移ったかのように「新しいアプローチ」というフレーズを連発して空疎な外交成果を大々的に喧伝した。“総理のやることは何でも素晴らしい”と言わんばかりのその姿は、もはや痛々しいほどである。

6位●青山和弘日本テレビ報道局解説委員、政治部副部長) 単独インタビューのご褒美でフォローに走る「政権の腹話術人形」

 2015年の安保法制議論では「この法案が廃案にされては困りますので、うまくこう、巻き込んでいく」と安倍首相の思いを代弁して見せたことで本サイトが“政権の腹話術人形”と命名した青山記者は、2016年も絶好調。 憲法記念日を目前にした4月下旬には安倍首相の単独インタビューをおこない、そこで安倍首相は憲法改正の必要性を強調するという舞台を用意した。

 そんななかでも、プーチン来日時には岩田記者同様、フォロー係として邁進。領土返還は絶望的であることは明白だったが、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)での解説で青山記者は「共同声明は出さない。共同声明を出すとなると大変なんで」などと官邸に代わって言い訳を開始。司会の宮根誠司も「ああ、共同声明だとおおごとになりすぎるんでね」と言い、一緒になって外交の失敗を公にするまいと励んだ。

 ちなみに青山記者は、15年に『安倍さんとホンネで話した700時間』(PHP研究所)なるヨイショ本を出版。そのなかで〈メディアは真っ当な批判、正確な反論を続ける本当の力、強さが試されている〉などと述べている。実態は安倍首相の腹話術人形のくせに、この上から目線──政治部副部長がこんな態度なのだから、日テレの報道に期待しようというのが無理な話なのだ。

5位●辛坊治郎(キャスター) デマを流してまで安倍政権をアシストする「大阪の腰巾着」

 ネトウヨ製造番組『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)で司会を務め、安倍首相にとって大阪の腰巾着となっている辛坊治郎だが、昨年も2月20日には冠のラジオ番組『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)に安倍首相が生出演。安倍首相は「辛坊さんの番組に出るというのは大きなリスクなんですが(笑)」などと語ったが、何をか言わんや。辛坊は「(北方領土問題を)動かせるのはプーチン・安倍しかいない」と盛大にもちあげた。

 だが、辛坊が本領発揮するのは、日々の“政権アシスト”ぶりだ。たとえば、3月6日放送の『委員会』では、国民が支払った年金積立金140兆円を「ゴミみたいな額」と述べ、安倍政権が拡大させた公的年金の株式運用についても「こんなもの株で全部損したところで、年金財政全体に与える影響はゴミみたいなもの」と断言。 また、稲田朋美防衛相ら閣僚の白紙領収書問題が取り沙汰されたときは、「(帳簿が)合ってる限りはじつはそんなに問題はない」(読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』での発言)と言い放った。一般社会では文書偽造罪に問われる問題なのに“政治家の慣行だから”と目をつぶったのだ。

 さらに、辛坊は高江のヘリパッド建設工事問題でも「高江の地元ではヘリパッドを早くつくって欲しい人が圧倒的に多い」とデマを流したが(既報【http://lite-ra.com/2016/10/post-2640.html】)、先月起こったオスプレイ墜落でも「夜間の空中給油、怖いだろうな〜」と、周辺住民の安全よりも米軍を心配。「少なくとも降りるときはコントロールできていますからこれは間違いなく不時着です」と断言した。

 辛坊は朝日新聞のインタビューで「安倍政権になって、メディアの縛りが厳しくなったと言う人がいますけど、私はまったくそうは思いません」などと語っているが、そりゃこれだけ擁護しているのだから当然というもの。 逆にここまで“偏向”を極める辛坊が野放図になっている事実こそ、都合の悪い報道だけを締め上げようとする安倍政権のメディア圧力の実態を表しているのだ。

それにしても、ここまで目に余る言論を展開する者が報道キャスターを名乗っていることに戦慄を覚えるが、不幸中の幸いは、いずれもローカル番組での発言ということ。昨年はTBSの全国ネットでメインMCとしてゴールデン進出を果たしたものの3カ月で打ち切りとなったが、これ以上、この男をのさばらせてはいけないはずだ。

4位●後藤謙次(『報道ステーション』コメンテーター) 自民党から金を受け取っていた過去も!「ダラダラ解説」で安倍政権をフォロー

 昨年4月、古舘伊知郎の降板とともに『報ステ』の月〜木曜コメンテーターとなった元共同通信社編集局長の後藤謙次。いまではダラダラと論点のボケた解説をして視聴者を煙に巻き、しかし結果的に安倍政権をフォローするという芸を身につけたようだ。

 なかでも、昨年5月に沖縄で起こった米軍属男性による強姦殺人事件へのコメントは、後藤のスタンスが露わになった。このとき、最初は「政府は早急にアメリカ政府に対して厳重抗議をするべき」「政府は果敢に動くことが大切」と語っていた後藤だが、岸田文雄外相とケネディ駐日米大使の会談が開かれるという速報が入ると「政府はやっぱり早く初動しようということだと思うんですね。この問題を封じるということだと思うんですね」と述べたのだ。

 つまり後藤が「政府は果敢に動くことが大切」と述べていたことの真意は、厳重抗議を行うことではなく「問題を封じる」こと、ようするに事件への怒りの声が沖縄で広がり、外交や政治問題へと発展する前に、政府は事件を「封じ」るべきだと述べたのだ。後藤が政権側に立って物事をみて解説していることは明白だろう。

 だが、それも当然だ。後藤には2011年から13年にかけて自民党政党交付金から約37万円が支払われていたことが発覚。「遊説及び旅費交通費」として処理されていることから講演会に登壇した際のギャラと交通費と思われるが、安倍首相と会食する“お仲間”なだけでなく、政党から金をもらって“スポークスマン”となっているのだ。  これで報道番組のコメンテーターを平気な顔をして務めているのだから、厚かましいにもほどがある。 *ちなみに後藤氏は、今年4月の共謀罪の審議入り以降は政権批判に転じた。 「安倍政権はタガが外れている」『報道ステーション後藤謙次の安倍批判がキレキレ! 御用記者に何が?

3位●松本人志 孤高の芸人もいまは昔…安倍首相と同調し尻尾を振る「権力の犬」

 安保法制議論で「安倍さんがやろうとしていることに対して『反対だ!』っていう意見って、意見じゃないじゃないですか。対案が出てこないんで」と見事な安倍話法を踏襲させてみせ、すっかり安倍政権応援団に仲間入りした松本人志。 こうしたエールに気を良くしたのはもちろん安倍首相で、昨年4月には『ワイドナショー』(フジテレビ)についに出演。熊本大地震の発生で放送は5月に延期されたが、そもそも予定されていた放送日は衆議院補欠選の選挙期間中で、安倍首相はこの前哨戦のために、自分の味方である松本と同番組を利用しようとしたのだ。

 選挙期間中に単独で情報バラエティ番組に出演……これぞまさに公平中立に反した放送法違反と言うべき放送が行われるところだったのだが、しかし、実際の放送を見ると、松本は安倍首相に利用されたわけではなかった。自ら尻尾をブンブン振り回していたからだ。

たとえば松本は、安倍首相と同じように「おじいちゃん子だった」と言うと、「おじいちゃんたちが守ってきた日本が僕は大好き」「どこの国にも指図されたくないし、もうどこの国にも謝ってほしくないなって思う」と、ネトウヨでも言わなさそうな頭の悪い話を展開し、安倍首相に露骨に迎合したのである。

 おそらく、松本人志という芸人は想像以上に権力に対して弱いポチ体質をもっている、ということなのだろう。実際、松本は安倍首相が退場するとき、座ったまま4回ほど頭を下げた後、最後にさらに立ち上がり、90度体を追って深々とお辞儀していた。こんな礼儀正しい松本は見たことがない。  孤高の芸人もいまでは権力の犬。──他の自称ジャーナリストたちとは違い、松本は図抜けた注目度を誇るだけに、その罪は深い。

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2位●山口敬之(ジャーナリスト、元TBS記者) 「安倍首相と温泉に行った」と自慢しプロパガンダを垂れ流す癒着ジャーナリスト

 昨年6月、気持ちが悪いほどの安倍礼賛本『総理』(幻冬舎)を発表し、一躍“安倍応援団”の大型新人として名乗りを上げた山口敬之。 じつは前職のTBS官邸担当記者時代から、NHKの岩田明子、産経の阿比留瑠比と並んで“安倍の太鼓もち番記者三羽烏”と呼ばれていた典型的な癒着ジャーナリストなのだが、本の出版を機にワイドショーに進出。“安倍首相のことなら何でも知っている”と言わんばかりの態度でプロパガンダを流すようになったのだ。

 たとえば、先月のプーチン来日時には『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)に出演し“安倍首相に大谷山荘へ2回連れていってもらった”“相当仲良くならないと連れていってもらえない”と自ら語り、御用ジャーナリストっぷりを恥ずかしげもなく開陳したかと思えば、「まだあまり新聞には出ていませんが、プーチン大統領に対して『ロシアの法制度でも日本の法制度でもない枠組みで北方4島の共同経済協力をしましょう』と、これ繰り返し言ったそうです」などと述べた。

つまり「北方領土返還」という外交ハードルを下げるためにポイントをずらしにかかったのだ。

 また、トランプ会談の際も、いかに安倍首相がトランプから特別待遇を受けているのかを熱心に語り、会談終了から30分ほど経った段階で「私、現地の関係者からついさっき話を聞いたんですが」と前置きし「日米同盟についてと、TPPについては、それぞれが自分のいまの考え方を述べられたと見られています、ほぼそういうことのようです」 「(TPPのように)多国間でもルールをつくっていく、これが中国に対してもいいメッセージになるんだというのが日本のこれまでの立場ですというのを伝えたはずです」と解説した。

同時刻にここまで会談の詳細を伝えたメディアはなかったが、これは安倍の側近からもたらされた事前情報をそのまま喋ったか、あるいは自分で政権の意向を忖度して適当に話したとしか思えないものだ。  そんなものを垂れ流すことはジャーナリストの仕事ではないが、しかし今年はさらにこの山口がワイドショーで活躍することは必至。新顔だからと油断せず、この男の解説には十分に注意を払ってほしい。 f:id:hiroponkun:20170731124129p:plain

1位●田崎史郎時事通信社特別解説委員) 待機児童問題でもデマ、寿司だけじゃなく自民党から金も! 自他ともに認める「安倍政権の代弁者」  安倍首相と会食を繰り返していることからネット上で“田崎スシロー”と揶揄されている田崎史郎だが、昨年も相変わらずメディアに引っ張りダコ。既報の通り【http://lite-ra.com/2016/12/post-2764.html】、『ひるおび!』(TBS)では司会の恵俊彰にも“政権の代弁者”というお墨付きが与えられたが、毎日のようにワイドショーで安倍政権をバックアップするその働きぶりで、当ランキングもぶっちぎりの1位となった。

 たとえば、先月9日放送の同番組で田崎は、カジノ法案を「会期内に必ず成立させるっていう決意でやっている」と、視聴者ではなく政権サイドに立って解説。しかも、ほかの解説者から強行的なスケジュールに対して批判が起こると、「政権側はどうしようとしてるかっていう説明を僕はしているんです!」と言って“政権の代弁者”であることを自分から強調するという醜態までさらした。

 さらには、3月に「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログに端を発した待機児童問題が話題になった際は、「いい小学校に入れるためにはいい幼稚園、その前にいい保育園に入れなければいけない、その人気の保育園に集中していて、そこに入ろうとすると結果的に待機児童になってしまうと。そういう面もあるんですね」などと、保育園不足をお受験問題と意図的に混同しすりかえるデマ発言までしている。

 だが、こうした言動こそ田崎の特徴であり、同時に安倍首相と共通するものだ。現に安保法制のときも、共演者の室井佑月が“多くの国民が反対している”と述べると、 田崎は「『国民』って誰のことですか? どこにいるんですか?」と発言。

国民を軽視していることを開き直って堂々と居直るなんて、政治家は無論、ジャーナリストとしても信じがたい態度だろう。  しかし、この田崎スシローにジャーナリズムなんぞを問うほうがバカバカしい話なのかもしれない。

というのも、前出の後藤謙次同様、田崎もまた2013年に自民党本部から合計26万360円が支払われていることが判明。しかも、そのカネの出どころは政党交付金であり、言うまでもなく原資は国民の血税だ。  このような人物をありがたがってコメンテーターに採用すること自体がバカげているが、田崎にはとにかく「恥を知れ」と言いたい。

………………………………………………………………………  ……いかがだろうか。めまいがするようなランキングとなってしまったが、こうした者たちが権力の思惑を代弁することで事実を隠蔽し歪めている、それがこの国の実情なのだ。そして、今年も安倍政権の暴走を彼らがアシストしていくことは目に見えている。だからこそ、視聴者がきっちり監視することが重要になってくるだろう。 (編集部)

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