ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

大阪弁護士会 憲法ミュージカル

 

大阪弁護士会の有志が中心となって実行委員会をつくり、劇団往来とコラボをして(市民からオーデションで
出演者を募り)憲法に関わるテーマでミュージカルを毎年上演しています。
今年は、9月14日(金)~17日(月)まで昼、夜あわせて全8公演を予定しています(場所は、
大阪ビジネスパーク円形ホールです)。

 

昨年の演目「無音のレクイエム」は、戦前戦中の大阪を舞台に、戦争へ突き進む時代の中で人権が制限され
次第に息苦しくなていく人々の生活や、戦争によって子どもたちを含めたくさんの尊い「いのち」が奪われた
のだということを訴える内容でした。

 

今年の「憲法のレシピ」は、昨年の演目の続編といえるもので、
家族を失い、空襲で焼け野原と化した状態から、人々が逞しく生きてきた情景、そして民衆のどのような
思いやプロセスを経て新しい憲法が生まれてきたを描いています。

 

 

「BBCが報じた日本の“恥”」

 

BBCが報じた日本の“恥”」

 

北原さんのエッセーがよかったので紹介しておきます。日本のメディアが山口のレイプもみ消し事件ー詩織さん被害問題を追及し続けられるかが問われています。

その前に私の見解も少し。

 

韓国ドラマ『僕は彼女に絶対服従――カッとナム・ジョンギ』でも、セクハラを扱っていました。韓国のドラマには、悔しさ、怒り、戦いが時々あるので、見ていられます。

このドラマ、良いです。時々泣けます。

 

 

日本でのひどさについて、私のメモの一部も以下に張っておきます。
そのあと北原さんのエッセイです。

 

 

●安倍政権の部下・杉田水脈(すぎたみお)衆院議員(安倍首相が自らスカウトし自民党から出馬、当選した「安倍首相の秘蔵っ子」極右議員)が、「貶められた冤罪だ」「セクハラと騒ぐのは魔女狩り」「セクハラ、セクハラと騒ぐ裏には思惑がある」「#MeToo運動はもう辞めよう」と言った趣旨の発言。水田や長尾に注意も処分もせず、野放し。これが安倍政権の本音。
麻生も、朝日テレビの抗議文に「もう少し大きな字で書いて」などと非本質的なところで対応。
担当記者との懇親会では、記者から「次官のセクハラ、さすがに辞職なんじゃないですかね」と尋ねられると、「だったらすぐに男の番(記者)に替えればいいだけじゃないか。なあそうだろ? だってさ、(週刊新潮に話した担当女性記者は)ネタをもらえるかもってそれでついていったんだろ。触られてもいないんじゃないの」(「週刊新潮」4月26日号/新潮社)
 
さらに、福田次官の辞任に伴い、事務次官代行も務めている矢野康治官房長は、
被害女性に名乗り出ろという対応を迫ったことに批判が集中したにもかかわらず、「(名乗り出ることは)そんなに苦痛なことなのか」「自分は(セクハラの認識について)私は相当高いと思いますよ」と発言。

 

●野田大臣も姿勢後退


野田氏は「罰則や罰金が必要であれば、検討していけばいい」と、セクハラが起きた場合の罰則法制化に言及していた。しかしその後、「法案ありきではない」と発言を修正。政府は、採用時及び各府省庁の課長級以上の幹部職員を対象に、セクハラに関する研修への参加を義務づけ、内閣人事局が実施状況を確認する(人事の判断材料にする)などとした緊急対策発表。しかしセクハラ防止法制定などの法整備も罰則も見送って生ぬるいものになった
周りから「道義や感情の判断を検察や警察に委ねる社会が良いのか」などと言われて後退。

 

 

●私のスタンス の一部

財務省の対応も麻生発言も全く問題だらけ


つまり、セクハラは、人権侵害の行為であり、積極的に発生も再発も防止しければならないものである。セクハラ行為が起これば事実関係を迅速かつ正確に確認し、加害者を処分し、被害者が働き続けられるように対処しなければならないとされている行為である。


だが財務省は今回、これを行わなかった。かなり時間がたってあいまいな処分をしただけ。相談者のプライバシーの保護などの雇用管理上必要な措置も行っていない。それなのに責任者である麻生大臣は何ら反省もせず、責任も取っておらず、のうのうと居座り続けている。安倍首相も何の対処もせず、そうした対応を容認している。まったくセクハラに甘い行動をとった。

 

そういう中で、セクハラ発言を続けてきた人物を問題とせずに出世させ続け、今回セクハラが明らかになった後も、有能な人物で任命は適切だったとし、処分をなかなか行わなかった。セクハラを糾弾せずに、「慎重さを欠いていた」という抽象的な言葉で評価した。そうした延長に、殺人罪のような罪ではないという主張をする必要は全くないのに、言ったのは、日本語のその文脈を正しくとらえるならば、セクハラ的な暴力、行為を軽視しているということでしかない。形式的な事実を述べただけというのは詭弁。いう必要のないこと、あるニュアンスを伝えるために使った言葉は、そのニュアンスの当否を考えねばならない。

セクハラ行為は社会的に規定されており、それは許されない行為とされているのである。それに対して、麻生大臣は、上記したように「女性記者に何度も「胸触っていい?」「予算が通ったら浮気するか」「抱きしめていい?」等ということは、それほどひどいことではなく、単に慎重さに欠けていただけで、相手が名前も顔も出して表に出て詳細に語らないなら、どうしようもない」として徹底した調査も加害者の迅速かつ重い処罰処も告訴も放棄したのである。

それを正当化するための言葉が「セクハラ罪という罪はない」である。

 


こうした大問題だらけの発言と対応の連続であったのに、周りの記者の追及は非常に甘く、その後のメディアの追及も甘かった。野党が頑張ろうとしても、メディアはいつも軽く報道するだけで、そのため世間もあきれつつ、安倍政権を支持し続ける。


つまり、日本社会で、メディアを典型として、まわりがそれにちゃんと対応できていないという問題。メディアは、権力チェックできない「ちょうちん持ち」、「マスごみ」、主流秩序に従属。勉強不足。

 

いう必要のないことを言う意味を追求しなければならない。
たとえば、A男のDVが問題となっているときに、「DV罪という罪はない」という必要はない。「A男は東大出身で、年収が1500万円だ」という必要はない。

男が妻の携帯を水没させたときに、「携帯水没罪という罪はない」という必要はない。器物損壊という罪はあるが、「携帯水没罪」は確かにない。


言う必要ないのに言うのは、何かを伝えようとしているのである。そこを問題としなければならない。「言っていることは事実だ」、ではすまない。「だから何なのだ」と追及し、その発言で言おうとしたことを批判せねばならない。いう必要のないことを言ったことを謝罪させ、撤回させなければならない。だが麻生大臣は、「俺は事実を言っただけ」と居直り続けた。それに黙ったまわりの責任は大きい。

 

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北原みのり 「BBCが報じた日本の“恥”」


2018/07/14 16:00

© Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表
 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。今回は、「日本の性差別」について。

*  *  *


 英BBCが「日本の隠された恥」というタイトルで、性暴力被害を実名で告発した伊藤詩織さんのドキュメンタリーを放映した。日本社会がいかに女性を差別し、いかに女性に沈黙を強いているか。詩織さんの事件に焦点を置くことで、この国の「恥」が次々と暴かれていく内容だった。
 冒頭、二次元エロに溢れている街が映し出された。コンビニのポルノをはじめ、ありとあらゆる性的サービスの情報が簡単に手に入る私たちの日常の景色は、「外国」のカメラを通せば相当に「異常」なことが伝わってくる。女がモノ化され、幼い頃から痴漢被害にあう性差別社会。この国に生きる女が、性暴力と無関係であり続けることは、ほぼ不可能であることを、「外国」の目、そして詩織さんの言葉は、私たちに伝える。


 自民党杉田水脈議員がインタビューに応じ、「差別やセクハラの体験ありますか?」との質問に、「社会に生きてれば、山ほどありますよ」「それはそういうものかな~と思って」「きっちり断るのも(社会で生きる女の)スキルのうち」と声をあげ笑っていた。自民党の議員自ら、この社会に性差別が山ほどあると認めた上で「そういうものかな~」と微笑む無能さは、かなりインパクトのある映像だった。


 また杉田氏は「(詩織さんには)女性としての落ち度がある」と明言した。この発言にはじわじわと批判が集まりつつあるが、「(セクハラ告発された)福田に人権はないのか!」と叫んだ麻生氏と全く同じ思考だ。それでも同じことを女が言うと、何故だろう、直視できないほど哀れに見える。杉田氏が座っているのは、性差別に無痛になり、男社会に過剰に媚びることで得られた地位だ。そのような席で輝く女を男社会が求める限り、杉田的女の生き方は過去にはならないだろう。


この国の司法は、山口氏を不起訴にした。刑事司法で彼が裁かれることはない。杉田氏も「日本の司法が下した判断に疑いを持つことは司法への侮辱」と言っていたが、「司法が不起訴にしたのだから加害男性には触れない」という態度を取るメディア関係者も少なくない。だけれどそもそも、性暴力を裁く司法そのものが、女性の人権とかけ離れた古く硬直した制度と化していることが問題なのだと、BBCの番組は私たちに突きつけた。


 タイトルの「恥」という言葉は、とても強い。だけれど一番の「恥」は、私たちが決してこの「恥」を隠してなどこなかったことだろう。そう、私たちは隠してなど、こなかった。「恥」であるとも認識していなかった。
「恥」を与えられるのは常に女性だ。性暴力を受けた女性、性産業にいる女性、声をあげた女性。女たちに恥を強いる一方、加害者や買春者は性欲に突き動かされる自然現象のように描かれてきた。そのことを恥とも思わずに。
 詩織さんがあげた声に、日本社会は真摯に応答できずにいる。恥ではなく、それはもう既に罪なのだと思う。


週刊朝日  2018年7月20日

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『逆賊 民の英雄 ホンギルドン』


韓国ドラマ『逆賊 民の英雄 ホンギルドン』 
おもしろかった

 

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闘う人民の話。
深い想いの話。


王に近づいた女性の生き方。最初に惚れた人への想い。


オメラスから歩み去る人のはなしもでてきた。

 

闘わずに泣いているだけではだめ。
でも、そういう実態にも優しく寄り添う。

 

朝鮮高級学校 修学旅行おみやげ取り上げ事件  その3 署名

 

今この件、署名があります。簡単に個人でできるのでご賛同を。

 

以下のところで

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeX69dJag4LMb6mQDOepVfFKlSLRwzHu2iZY1wHA-8yLkqygg/viewform

 

神戸朝鮮高級学校生徒のお土産品没収への抗議と要請」ご賛同のお願い

 

内閣総理大臣 安倍晋三 様
経済産業大臣 世耕弘成 様

 

 

 去る6月28日、関西空港税関支署が、修学旅行で祖国の朝鮮民主主義人民共
国を訪問した神戸朝鮮高級学校の生徒たちが同国より持ち帰ったお土産品のほと
んどを没収するという、到底認めることのできない暴挙にでた。


 これまでも日本政府は、政治外交的理由によって朝鮮高校生のみを就学支援金
制度から排除するなどの差別的な政策を取り続けてきた。

これに対し、いままさ
に各地の朝鮮高校生たちが原告となって「無償化除外」裁判を闘っている。様々
な差別に相対しながら異国の地で育ったこの朝鮮高校生たちが、祖国で過ごした
忘れがたい時間の思い出にと購入した民芸品や親族からのお土産品を、あろうこ
とか日本政府が対朝鮮独自制裁措置なるものを口実に奪い取ったのである。

 


 このような日本政府の常軌を逸した措置に、いったいいかなる正義があるとい
えるだろうか? 朝鮮半島をめぐる昨今の南北首脳会談、さらには米朝首脳会談
の推移を見守る世界の人々が、日本のこの暴挙をどう見るかについて、多くを語
る必要はないだろう。


 日本の朝鮮植民地支配によって生み出された在日朝鮮人が祖国との関係をもつ
ことを遮断し「違法」化する対朝鮮独自制裁措置は、過去を清算し、その権利を
保障すべき立場にある日本政府がとるべき姿勢とはおよそ真逆のものであり、到
底許されるものではない。


 朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル実験を理由として、2006年から始まっ
た日本政府による対朝鮮独自制裁措置に関連する政策により、在日朝鮮人の人権
がたびたび侵害され、青少年にまでその被害が及んでいる。


 今回の、「嫌がらせ」や「いじめ」としか言いようのない措置も決して初めて
の異例なことではなく、この「制裁」の延長線上で繰り返されてきたことである。


こうした日本政府の朝鮮を敵視するかのような姿勢は、日朝間の諸懸案問題を解
決に導くものではないことはもはや明らかであり、むしろ在日朝鮮人に対するヘ
イトスピーチなど、「朝鮮」と名の付くものには何をしてもかまわないとの社会
風潮を生み出し、ついには、朝鮮総聯中央本部会館に銃弾が撃ち込まれるという
テロ行為にまで至っていることを深刻に受け止めなければならない。


 わたしたちは、関西空港税関支署による今回の措置に対し、改めて強く抗議の
意を表明する。わたしたちは、神戸朝鮮高級学校の生徒のお土産品をただちに返
し、二度と同様の事態を起こさないようにすること、また、在日朝鮮人の人権を
政治外交上のカードにするかのような非人道的な対朝鮮独自制裁措置をただちに
廃止することを強く求める。

 

呼びかけ人:「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会 代表 長谷川和男

 

・賛同期間【緊急】:7月11日~17日 (※7月19日に日本政府、関係省庁に提出します)

 

朝鮮高級学校 修学旅行おみやげ取り上げ事件

朝鮮高級学校へのいやがらせ  修学旅行おみやげ取り上げ事件

 

 

以下の嫌がらせ事件、すでに紹介しましたが、それについて、寺島栄宏さんが書かれたものを知りましたので、紹介しておきます。

 

事件


神戸朝鮮高級学校(神戸市)の生徒62人が6月28日、「祖国訪問」を終えて関西空港に到着した際、約半数の生徒が、税関職員に北朝鮮の国旗などが描かれた化粧品や薬などの土産品を、経済制裁で持ち込みが禁止された輸入品だとして押収された。押収品には親族や友人からの贈り物も含まれていた。
これに対して、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)は29日、日本政府に抗議する会見を開いた。徐忠彦・国際統一局長は「日本政府が対話を望むならば、非人間的な措置をやめるべきだ」と主張した。

*****


修学旅行おみやげ取り上げ事件
| 「朝鮮人としての尊厳」に傷をつけた担当官
| 当局への朝鮮高校生の怒りと涙

 

└──── 寺島栄宏(ジャーナリスト、メールマガジン読者)

 

 

6.14~28にかけ朝鮮高校生の修学旅行に引率として朝鮮に行ってきました。米
朝共同宣言の平和と繁栄の流れの中で行く修学旅行は、また格別な思いがありま
した。
なによりも楽しく、なによりも感動的な15日間が…、最後は最悪な修学旅行に。

お土産、没収の嵐。泣きわめく女子生徒、悔しくて悔しくて怒りの抗議をする
男子生徒。地獄絵図でした。関西空港税関の対応は「上の指示で輸入が禁止され
ているから」のみ。


若干18歳の高校生に「任意放棄書」なるものを「強制的に」書かせる当局の方々
には人の心がないのでしょうか。


あまりの悔しさに、せめてクッションなどのお土産の紙だけでもと、一枚一枚
回収する男子生徒。ゲートを出た瞬間に泣き崩れていました。


しかも飛行機の遅れもありゲートを出たのは0:00過ぎていました。悔しさに今
も眠れません。

 

××す。
もちろん、お土産を奪われたショックも大きいです。これからはそんな事が無
いように、どうにか無事に持ってくる手段も考えないといけないとは思います。
でも生徒たちが何に泣き、何に怒ったか。


自分たちの「朝鮮人としての尊厳」に傷をつけた担当官、当局への涙、怒りで
あり、「モノ」への執着ではなかったのでしょう。


結果はわかっていても、怒りに震え、私の手を何度も振り払いながら抗議する
生徒たちを見ながら、心の底からそう思いました。

 

 

韓国ドラマ「黄金色の私の人生」


主流秩序上昇が幸せなのかということを問う韓国テレビドラマ。非情に面白かった。


金持ち(財閥、セレブ、高級な生活)がいい、大企業の正社員がいいと信じ込んでいた人たちが、生き方を見直していく物語。そのセレブ男の傲慢さを、恋愛関係においても、無自覚の「覚悟のなさ」「やはり財閥がいいという意識」「自分の古い価値観」という形で浮き彫りにし、本気で人に向かうということを追及する点で、日本のドラマより一段深い。

 

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なんとしても正社員になりたいという、韓国社会の現実を反映した焦りを持つ主人公。財閥の妻の座を女性なら求めるはず、カードでお金を使い放題でなんでも買える生活がいいはずという思い込み。

 


そこを全52話の中で丁寧に恋愛での姿勢と絡めて深く検討したところが秀逸。日本ではすべてが浅くて、指摘されない点。

 

●第30話あたりで、主人公がようやく、主流秩序の上、正社員で安定高収入を目指す以外のものが見えてくる。主流秩序の上位でない、少しスロー系とか、NPO系の生き方(社会的企業、家具づくり、街のパン屋・・) に生きる人々をしている人を見て刺激を受ける。

 

金持ちの娘とわかっても、金の魔力に負けない妹も出てくる。
最期のほうはおやじさんのゆがんだ認識も乗り越えて、家族それぞれが大事なものを見出していく。

 

キーパーの責任を言わない変な空気

 

 

ワールドカップでの日本とベルギーの試合は素晴らしかったと思う。2点取ったところまでまではとてもよかった。

 

しかしそのあとボールをキープするという方針をとれずに、バタバタして、そしてキーパー川島が痛恨のミスをして流れが変わった。

 

だが日本メディアではこの1点目の川島のミスを全然指摘していないようだ。

おかしなことで、日本社会のヘンさがここにも出ているように思う。

 

内向き日本。「我が国」という悪しき共同体主義で、排外主義的。異論を認めない。「ニッポン、ニッポン」ばかりの空気の反映という面がある。

 

みんなが頑張ったから、個人を責めないでおこうというような感じかもしれないが、それはチームメイトならわかるが、解説者やファンは自由にもっと論じてもいいだろう。

 

川島はひどすぎた。 ポーランド戦での失点も前に出ていくべきだった。川島はあまりに前に出るべきところで動かなすぎる。1、2戦目だけがだめだったのではない。

 

だから川島を使った西野監督の失敗ともいえる。

 

ベルギー戦で、コーナーキックからベルギー選手がヘディングでぽわーんと折り返すと、川島はすぐに動けず見送ってそのままゴールとなった。かなり距離もあった(12ヤードくらい)

完全に川島のミスだ。レベルの高いキーパーなら得点にはさせない。

 

 

宮崎 マッサージ店強姦盗撮事件 ビデオ原本没収確定!

宮崎 マッサージ店強姦盗撮事件 

ビデオ没収確定

 

この事件で、ようやく最高裁が 性犯罪行為を盗撮したビデオテープを裁判所が没収できるかどうかが争われた性的暴行事件の刑事裁判の上告審で、「隠し撮りを被害者に知らせて処罰を求めることを断念させ、刑事責任を免れようとしたと認められ、ビデオは犯罪のために使われたと言える」として没収可能との判断を示しました。

 

 

この事件はひどいことの連続ですが、加害者側の谷口弁護士は、性犯罪裁判を起こした被害者に「示談に応じれば性犯罪時のビデオを処分する」と持ちかける、ビデオ原本は被害者に返却しないなどどこまでもひどい対応を続けてきました。

 

懲戒請求が出されましたが、宮崎県弁護士会はこの悪徳弁護士を処分しないという判断を行いました。

また宮崎弁護士会NPOが求めた「被害者に対する不当な圧力をなくす仕組みの構築」については対応できないと返事しました。

 

 

弁護士といってもこの程度が多いです。まともな弁護士も一部いますが。 希望はあります。社会運動があることですし、まともな弁護士に若い人がなっていくことです。ひどい判決も多いですが、一部良い判決もあるということです。

 

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宮崎市のマッサージ店での盗撮強姦事件 の経緯  

 

<2014年>  2〜7月…土屋被告が10〜13年に女性客らを店内で強姦するなどしたとして起訴される  

3月…被害者の20代女性の代理人が、被告の弁護士から告訴取り下げを条件に盗撮ビデオの処分を持ちかけられる  

 

<2015年>  1月…被害者の女性が公判でビデオの問題を証言  

3月…性犯罪被害者支援のNPO法人代表らが、宮崎県弁護士会に被告の弁護士の懲戒を請求  

6月…男に対する論告求刑公判で検察が被告側のビデオ原本所持を非難し、裁判長が提出を求める  

8月…検察側が「被害者の精神的苦痛は明白」として、ビデオ原本の差し押さえを求め宮崎地裁に上申書  

9月…宮崎地裁がビデオ原本の提出を命令。被告側は不服として福岡高裁宮崎支部に抗告したが棄却される  

 

11月…被告側の特別抗告を最高裁が棄却し、提出命令が確定。宮崎地裁がビデオ原本を差し押さえ  

12月…宮崎地裁が懲役11年、ビデオ原本没収の判決  

 

2018年6月 最高裁でビデオ原本没収の判決 懲役11年も含めて 確定

 

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この事件については、何度も紹介してきました。以下、その一部

 

2015-12-02

宮崎マッサージ店強姦事件  懲役11年判決でる http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2015/12/02/134601

 

 

2016-03-24

マッサージ店強姦ビデオ撮影事件 宮崎県弁護士会がひどい判断 http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2016/03/24/010952

 

 

2015-08-11

宮崎レイプ録画事件 続報

http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2015/08/11/164428

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認識のゆがみ―――米朝会談と拉致問題とナショナリズム

 


米朝首脳会談がらみの報道での、日本のメディアの認識のがみがはなはだしい。


緊張が緩和し戦争が遠のくのがいいのは明らかだ。だからウォ―ゲームをやめるといった先に、米軍が韓国との主要な合同軍事演習を無期限に停止したことは歓迎すべきことなのに、まるでよくないことのように報道がなされている。

 

もちろん、米国も北朝鮮も人権問題ではひどい側面があるが、それは日本も中国もロシアも同じだ。何もかもを全部一挙に解決できない中で、戦争したがるやつらが悔しがるようなことは、ましな状況といえる。

 

 

さて、認識のゆがみが典型的に出ているのが拉致問題なので、それについて簡単にふれておこう。


米朝首脳会談で日本人拉致問題が解決するはずがないのに、日本のメディアでは事前にも会談後にも、「最大で最後のチャンス」「トランプが北朝鮮トップに言ってくれたことが奇跡だ」「大きく進展する」「日朝会談をもって今年中に解決」といった、楽観的主観的報道が相次いだ。

 

会談でトランプが一言「拉致」と話題に出して相手から拉致について何の反応もなかったことを前進だと喜び、まるで解決が目の前に来たかのような報道である。それはそのようにいう政治家などがいるからである。

妄想的希望的観測の典型というしかない。

そして拉致被害者家族の会いたいという気持ちが今回もナショナリストたちに利用されている。

 

「解決するはずがない」というのは、まず第一にこれまでも現在も日本が北朝鮮に敵対的な対応だけを続けてきたからであり、

第二に、米朝会談の主目的は非核化(という演出)であって、拉致問題など両首脳とも関心がないからである。

安倍が一方的に言及するように頼みこんだだけで、客観的に見ててなんら「全員生きて帰国」といったことが実現する見込みがないからである。

今後、日朝協議が持たれたとしても、日本が「まずは拉致問題の解決、それがないなら交渉には応じず、制裁も緩めない」といった今までの姿勢を改めない限り、拉致問題御交渉、解決の前進はないだろう。

一切妥協なく、経済支援もなく(――米朝会談後も「「拉致問題が解決されなければ経済援助は行わない」と首相発言――)、 まずは帰国の確約だといっている限り、妄想的願望するような「全員、生きて帰国という致問題の解決」といったものがあるはずがない。日本の側が勝手なことだけ言っていれば日朝会議でさえもてないだろう。

冷静に見ればそれが事実だ。

 

 

少し振り返れば、小泉政権時の2002年に拉致被害者が日本に一時帰国したときに、その約束を反故にして5人を北朝鮮に帰国させなかった。難しい判断の側面もあったが、あれによってその後の道が閉ざされるということは予想できたことだった(それでもいい、この5人だけでも助ける、というならその判断もあるが、それならその後も拉致問題を言い続けるのは無理がある)。


6か国協議の際にも、日本は「拉致問題」を持ち出して協議の進展を妨害した。その後、再調査をするということだったがその結果は解決済みというものだった。そして日本は対話や関係改善を拒否し経済制裁など圧力だけをかけ、北朝鮮制裁を日本だけ国際的制裁基準以上に独自に強化し、ほかの国にもそれを求めてまわった。Jアラートを広げ、ミサイル避難訓練もした。朝鮮学校補助金で差別したり、朝鮮総連関係へ嫌がらせをしたりもした。そういうことを続けたために、米国と並んで北朝鮮から最も反発される国となった。

 

たとえば北朝鮮は、2017年11月に「主人(米国)の北朝鮮敵視政策の実現御先頭に立つ忠犬(日本)のこざかしいふるまい」と言われたりしていた。このように緊張を激化させる方向ばかりで動いて来た。


トランプが首脳会談キャンセルを突然言ったときに、日本だけが「トランプ大統領の決断を支持する」と表明した(世界の恥さらし)。

日本は今でもこうした緊張激化の姿勢を変えていない。だから日本は自ら拉致問題の解決を閉ざしてきたのだ。

 

 

少し基本構図を整理しておこう。


軍備増強拡大願望派にとっては、拉致問題北朝鮮との対立)は解決してほしくない問題だ。

いつまでも対立して、こんな国叩き潰せという考えの人が増えて、自衛隊予算が増えて自衛隊が肥大化し武器が売れて儲かり、自民党支持が増えればいい。

 

同じ意味で非核化や緊張緩和が進むのがいやである。北朝鮮がドンドンICBM・ミサイルの発射実験してほしいのである。そうすれば脅威が高まっているといって軍備増強を言えるからである。


領土問題も同じ。だから尖閣諸島を国有化したり竹島の日を制定したり、教科書に領土問題を書き込んだり、北方領土問題を宣伝したり、朝鮮学校を差別したり、北朝鮮制裁を日本だけ国際的制裁基準以上に独自に強化したり、靖国参拝を強行したりして、韓国、中国、北朝鮮北方領土ではロシアと対立だったが、プーチンになって安倍はなかよし)と対立し続けるよう挑発してきた。その中心が安倍内閣だ。

 

 

そうして日本から挑発すれは韓中朝の中の、ナショナリストや右翼や軍人が呼応して極端な反日活動をする。中国との尖閣列島でのつばぜり合いなどその典型。日本側はまたそれを口実に、日本国民に「尖閣列島が奪われるぞ」「ミサイル攻撃や核攻撃されるぞ」といって軍事化と憲法9条改悪を進められる。「北朝鮮はスパイを送り込んでいるし、信頼できないからあんな国の指導者は殺すしかないぞ」「戦争をしかけられるぞ、領土を侵略されるぞ」といった恐怖心を植え付け、韓中朝を嫌うよう誘導し、敵国のように思わせる。


倍首相の拉致被害者救済の言葉は、いつも口先だけで、国内政治用のポーズ。本当は解決してほしくないから実際には解決に向けては何も動かず、北朝鮮に圧力をかけて対立を激化させるだけ

「全員、生きて帰国」ということを言い続ければ、解決せず対立が続くので、本当に家族のことを考えずに政治利用する人は「強硬ポーズ」「全員生きて帰らないと絶対にダメ」という主張を言い続けるだろう。拉致の現実の状況を認識するために調査をすすめるといった現実策を進める気などないままだろう。

 

 

半分はこの流れに乗せられて(気持ちを利用されて)、また半分は主体的に(長年の恨みから)、拉致被害者家族たちは北朝鮮憎悪の世論ムードつくりの旗振り役を担い担わされている

結果、その願望とは裏腹に北朝鮮との対立だけが高まって拉致問題の解決をみずからとおのかせている。

 

その絶望の気分から、一部家族会メンバーはこんな国には軍事攻撃を仕掛けての拉致被害者を軍事的に救出すればいいという妄想まで持っている人もいる。それが無理ならせめて恨みのあるこの国をつぶし、その指導者・金正恩を殺害してほしいと思っている。
そうした絶望的敵対心と軍事偏重志向が、拉致問題という話を通じて日本中に広げ続けられてきた。

その結果、明らかに日本だけが、「韓国や米国などを中心とした対北朝鮮との緊張緩和、戦争回避、非核化」への動きの外に置かれ、

北朝鮮から「日本はすでに解決した『拉致問題』を持ち出して朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」

「日本の反動層がすでに解決した拉致問題を再び持ち出し世論化するのは、稚拙でおろかな醜態」「全世界が近く行われる米朝首脳会談を歓迎しているときに、日本だけがゆがんだ動きをし、『拉致問題』をもって再び騒いでいる

「日本は、拉致問題を持ち出して国際社会の同情を引き出し、過去の清算を回避しようとしているが、日本は朝鮮に対して過去の清算(賠償)を行うべきだ

拉致問題は解決ずみだが、言いたいことがあるならトランプや文在寅大統領に言わせるのでなく直接言ってこい」などと言われる始末である。

 

日朝協議というなら、当然、過去の戦争、慰安婦問題をはじめとして、日朝国交正常化、過去についての謝罪や賠償が問題になるだろう。国交正常化の際に韓国に経済支援したような経済支援が賠償として課題になるだろうが、それをする気が日本にあるかどうかだ。今は、まったくする気がないといっている。


「圧力と対話」といいながら国内政治と軍備拡大のために、「圧力一辺倒路線」をとってきた。それは政治的にも「リベラル/平和憲法維持派」を追いやり、右派改憲勢力を拡大する路線

 

国際的に見れば、イスラエルとならんで、プーチンやトランプにすりよる右翼国家の道を突き進む日本。(G7でも環境問題でも、ILOセクハラ条約でも、日本だけが米国追随)
今日は米国が国際的な人権機関からも離脱という暴挙。それでも安倍はトランプに媚び続ける。

 

そうした世界での特異な「米国のポチ」「人権問題環境問題軽視の国」と笑われている位置が見えない日本。北朝鮮の人権問題をいえる資格がない状況だ。


他の国に通じない歪んた内向き認識にとらわれ、歪んでいるとも自覚できない病理状況に陥っている。(一部は、ネットなどでたたかれるのが怖くて、真実を言えないという、戦前と似た心理状況)

 

それが今回もまた、浮き彫りになった。もはや喜劇である。

 

 

追記 2018年6月30日


その後、予想通り、日朝会議は遠のいている。


米朝会談後、何度も北朝鮮側から「拉致問題は解決済み」と言われている。日本の報道で、「北朝鮮が米国大統領に解決済みといわなかった(=だから態度が変わった)」という「希望」が多く出されたが、それは間違いだったことが判明。

 

北朝鮮は、マレーシアのマハティール首相やラオスのトンルン首相に対し、安倍首相が対北圧力への協調を求めたことに対して、「不安感に襲われた安倍は、朝鮮半島情勢を悪化させようという不純な策動に東南アジア諸国を引き込もうと愚かに画策している」と批判。


また安倍政権が配備しようとしている「イージス・アショア」に対しても、「良い方向に流れている朝鮮半島の雰囲気に冷や水を浴びせている」と批判。


そして「安倍勢力の総的目標は、日本を戦争国家にすることである。今まで日本は周辺情勢、特に朝鮮半島情勢悪化を口実に、武力増強に拍車をかけ、軍事訓練を頻繁に行ってきた。侵略戦争に出られる準備をほとんど整えた日本に今残っているのは、現行憲法を書き換え、法的名分を作ることだけである。だから、朝鮮半島情勢緩和ではなく、激化を望んでいる」と書いているが、それは日本の新聞よりずっと的を射ている。

 


従軍慰安婦に関する日韓合意に対しても、「「合意」なるものを前面に掲げて、凶悪非道な性奴隷犯罪が全部清算されたかのように宣伝している」「過去の罪悪を率直に認めて徹底的に賠償することだけが、日本が生きる道である」と主張した。


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日本側は上記記事で述べたよう、本気で拉致問題を進めようとしていない(日朝会談での平和的解決など求めていない)ということを、右翼自ら示している。


たとえば、右翼が集まっている超党派の「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(会長=古屋圭司・元拉致問題担当相)は、6月22日、安倍晋三首相に「全ての拉致被害者の即時一括帰国」に向けた取り組みを申し入れた。古屋氏によると、議連が「北朝鮮と前のめりの交渉をしては得られるものはない」と訴えた。事実上、拉致問題のために北朝鮮と交渉するなというのである。

 

 

また幼稚な北朝鮮いじめが続いている。


神戸朝鮮高級学校(神戸市)の生徒62人が6月28日、「祖国訪問」を終えて関西空港に到着した際、約半数の生徒が、税関職員に北朝鮮の国旗などが描かれた化粧品や薬などの土産品を、経済制裁で持ち込みが禁止された輸入品だとして押収された。押収品には親族や友人からの贈り物も含まれていた。


これに対して、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)は29日、日本政府に抗議する会見を開いた。徐忠彦・国際統一局長は「日本政府が対話を望むならば、非人間的な措置をやめるべきだ」と主張した。

 

 

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セクハラを目撃した時にできること

 

以下の2つの記事を偶然目にした。

 

●コップを倒すだけでも大丈夫。セクハラを目撃した時にできる「3つのD」とは

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00010000-bfj-soci


●セクハラ、もう見て見ぬ振りをしたくない。誰にでもできる3つのこと

https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/sexual-consent-handbook?utm_term=.pvWn2VX0zd#.ctqvqnwoyW

 


いずれもその内容はいいものと思うが、できることとして紹介しているセクハラを目撃した時にできる「3つのD」というのが狭いなと思ったので、先ほどのブログ記事関連でここに少し書いておく。

 

 

『主流秩序にいかに囚われているか―――学生たちの実態と本音、そして少しの突破』(電子書籍、2016年3月発行)に紹介したように、カツアゲとかセクハラとか、何か問題を目撃したときにできることはたくさんある。

 

「カツアゲ目撃」で書いたのは以下のような事であった。


直接節介入以外の間接介入のいろいろ

 

間接介入とは、自分は直接介入しないが他の人の力を動員することで介入するというものである。この間接介入にはいろいろあり、これをすることは現実的に可能である(一種の「社会化する対応」という言い方もできる)。これをして逃げるのも「一歩前に行ってから逃げる」の一つといえる。
間接介入の例
A:自分で救援を頼みにいく。(警察、駅員などに)走っていく、電話する。
B:近くの人に言う。近くの人を見つける。その人にAを頼む。分業する。
C:非常ベルを鳴らす
D:大声を出す。遠くから「誰か助けてくださーい」「どうしたんだー」「大丈夫かー」「やめろ」「警察来るぞー」「警察を呼んで―」と叫ぶ、等
E:写真を撮る、録音する、映像を撮る。
F:(犯人たちが逃げる時に)追いかける、どこに行くかをみておく、逃げる車[種類、色、ナンバー]を見る、写真を撮る、特徴を覚えるなど
G:周りの人を集め、その人たちと一緒になって近づく
H:注意をそらす。たとえば「どうしたんですかー」とのん気な感じで聞く。ただ近づく、間に入る、唄を歌う、大声で笑う、こんにちわーというなど。何かを投げて注意をそらす手もある。


これを使って「セクハラを見たとき」のことを書けば

 

直接介入 「今のはセクハラです」と言ってその場でセクハラ行為をした人に言う。すぐに止める。謝らせる。
すぐに録音し、証拠をとりましたという、など。

 

 

間接介入の例 目の前でセクハラ的行為がある、あったという場合

 

●自分で誰かセクハラ対応力がある人を探して、相談し、そのひとにセクハラ対応をしてもらう。引き継ぐ。


●セクハラ被害者の相談に乗る。一緒に記録を作る。そして一緒に相談先に行く。(職場関係の場合、コミュニティユニオンが一番実践的でよい)場合によっては、信頼できる人、警察、行政関係、弁護士などに一緒に相談にいく労働局とかはそのあとの一つの選択肢。


●被害者の希望で、気持ちを聞くだけで終わる場合もある。その場合も共感的に聴く。被害者とともに、その人なりの解決策を一緒に考える。

 


●次回同じ様なシチュエーションの時に何をなしうるかを被害者と一緒に考えたり、相談いいって聞いて決めていく。

●近くの人に小さな声で「これってセクハラだよね」と言う。
●近くの人に、「誰か呼んできて」と言ってしっかりした人、頼りになる人を呼んできてもらう。あるいは自分で呼びに行く。


●誰か証人になるとか、目撃者を増やすように、ほかの人を呼んでくる。

 


:●証拠を残す。ひっそりと録音する/映像を撮る。メモをとる。


●その場を離れた後すぐに、記憶でセクハラ状況のメモを作る。

 


●周りの人と一緒に、少しセクハラ状況を変えるように、正面からセクハラだと批判するのではなく、ずらす、ごまかす、冗談のように「奥さんがしっとしますよ」とか「ちょっとやりすぎですよー」とか「それをぼくがやったらなぐられますよー」とかへらへらという。

 


●何かを別の話を被害者あるいは加害者にはなしかけて、セクハラ状況を変える。加害者と被害者の間に物理的に入っていく。そしてお酒くださーいとか、まったく違う話をするとか、急に歌いだすとか、意表を突いた行動をとる。その中に、加害者にお酒をつぐとか、コーヒーいれるとか、お酒をこぼして素っ頓狂な声で謝るとか、テレビをつけるとか、サッカーの話をしだすとかトイレに誘うとか、もある。

 


●そっと電話をして、どうしたらいいか誰かに相談する。


●「不愉快なので帰ります」という。


●あるいはそこまで言えないので「あの、ちょっと、なんかしんどい感じなので、帰りますけど、●さんも帰りません?」という


●その場にいる人(加害者や被害者含む)に聞こえるように、「違うかもしれないけど、これってビミョーにセクハラっぽいような感じもしますけど・・・ね違うとは思うんですけど。。私、そのあたり詳しい人を知っているので、相談してみようと思うんですけど。会社の人事にも聞いてみようかな」という。


●「さあさあ、仕事しましょう」「さあさあ、食べましょう、乾杯しましょう」という。

 

 

などなどいろいろある。ケースごとにできることはいろいろあると思う。

 

というようなことで、上記記事の「3つのD」というだけではないなと思いました。

 

この話、主流秩序にどうむかうかという大きな話の一部です。

 

日本の教育で足りないのは、権利を守るために戦う主体になるための「身を守るノウハウ教育」です。ユニオンに入って交渉するということを教えない、証拠を残すということを教えない、相談するということの重要さを教えないのが大問題です。

 

 

 

新幹線内無差別攻撃事件  助けに入った人がいたという希望

●新幹線内無差別攻撃事件  

助けに入った人がいたという希望、

「とにかく逃げろ」が唯一の教訓ではないという話

 

 

このブログを読んでくださっている人は知っているかもしれないが、世間的には、私が主流秩序論とからめて「カツアゲなど事件を見たときの時の介入の在り方」を大学の講義で話し、以下の電子書籍でも紹介していることをしらない。


参考:伊田広行編著『主流秩序にいかに囚われているか―――学生たちの実態と本音、そして少しの突破』(電子書籍、2016年3月発行)

 

 

今回、新幹線無差別攻撃事件に絡めて少し書いておく。

 

小島一朗容疑者(22)が隣席の女性を切り付け、通路を挟んで向かい側の女性にも襲いかかり、それを見た2列後ろにいた会社員の男性・梅田耕太郎さん(38)が逃げるのではなく、自分が止めに入った。逃げた人を批判しないなどの配慮から、メディアでも、ほかの人は何をしていたのかという指摘はほとんどない。

それどころか「梅田さんは容疑者に立ち向かった結果、刺激して「最悪の事態」を招いてしまったかもしれない」という見方を紹介する報道まであった。

 

 

 

しかし、この状況を振り返るならば、みなが逃げれば被害者がゼロということはあり得ない。梅田さんが逃げていたら、最初二人の女性やそのほかの近くにいた人が切りつけられていて被害者はさらに多くなったろう。

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ということは、梅田さんがいたから、最初の二人の女性が助かり、ほかの被害にあう可能性の高かった近くにいた女性や子供や老人などが助かったといえる。梅田さんが身を挺してほかの人を守ったということになる。

 

だから、こういう事件を振り返るときに、「下手に介入したら危険だ、とにかく逃げるのがいい」というような総括をしてその情報を広めるのはおかしいと思う。

 

もちろん、やみくもに自分の命の危険を顧みずに必ず直接介入すべきだといっているのではない。

 

 


まず結果から見てもとっさに助けに入った梅田さんは素晴らしい勇気ある人というべきである。
今回は刃物を持った加害者だし、多くの人は事情も分からないので、直接介入はむつかしいケースといえる。逃げる人がいるのは当然で、それは非難されることではない。

 

 

が、できれば何かできたことがあったら「したらよかった」という教訓は得られる。

まず、一般論は、誰か一人目が勇気をもって介入したら、2人目、3人目という介入があることが望ましい。直接介入でなくても間接介入でも、できることをするのがよい。それが望ましい。

 

事情が分からなければ、ある程度距離をとったうえで、周りの人に、何が起こっているのか、状況を聞く。そして今回ならだれが加害者で、だれが被害者かを把握できたら理想的。
ある程度距離をとって、誰か事情が分かっている人が、「止めに入ったある男性(梅田さん)がやられているので、男の人数人で助けに行ってください」ということもできるだろう。

 

今回は加害者が刃物を持っているし狭いし、防具などもシートしかないからむつかしいが、助けに入った人が孤立して殺されたのは痛ましい。とても残念だ。ご家族はつらいだろう。

 

できれば、止めに入った人が一人いたらすぐに二人目も入って、周りの人が分業して、乗務員を呼びに行ったり、周りに声をかけて「数人で行こう、協力よろしく」と言って男性数人人を集めて助けに行く、また離れたところから大声で話しかける手もある。

 

助けられる人を増やすことができれば、梅田さんは助かったかもしれない。被害を増やさないために、ドアのところでロックをかけて閉じ込めるということができればいいが、構造上そういうことはできないようだ。

 

 

繰り返すが今回は誰にもどうしようもなかったと思う。むつかしかったと思うが、今後に教訓を残す必要はある。

もう少し状況が介入しやすいものならばできることを即座に判断できる人が多いほうがいい。もう少し状況が分かるときには、勇気ある一人目を孤立させないような対応を回りが取れたらいいと思う。


だから「とにかく逃げなさい」ということを教訓にするのは間違いと思う。

 

 

即座に、自分の身を守りながらも、なにかできることを判断できる(考える)ような人が増えてほしい。そういう社会になってほしい。

 

考えていないと迷ってしまうはず。考えておくことで行動に結びつきやすくなる。
それが、今回亡くなった梅田さんをはじめ、過去、突入して亡くなったり怪我した人の勇気を受け継いでいく道と思う。

 

「関係ない人のためにかかわっていくのは馬鹿だ」というような人が多くなっているので、そうしたことを言っておきたい。

 

簡単に書いたが、スーパーマンでなくても、間接介入がいろいろ出来うるんだよという話である。

一人目が行くときも、できれば複数で行く、遠くから声をかけなにかを投げる、非常ボタンを押す、何か壁を作って防御する、老人や子供を優先的に逃がすよう誘導係を引き受けるなど、やれることを日頃から考えておく人が増えてほしい。

 

 

「カツアゲ場面」を見たときの例で、そういうことをひごろから考えておくと、職場でいじめやセクハラ上がったときとか、電車で痴漢だという声が上がった時とか、痴漢で苦しんでいる人がいるときとか、学校でいじめがあるときとか、いろいろ、応用が利くという話である。

 

職場で組合【ユニオン】が存在価値を失っているという場合があるがそれは御用組合になって活動しない場合である。
むしろいま問題なのは、組合という形での連帯意識が非常に低下していることである。誰かが頑張って個人の苦境を問題とする、支援するようなユニオン活動をしているときに、自分がユニオンに加入しないのが当然というような人が多いが、一人目二人目が頑張っているときに、どうしてそれを放置して自分は加入しないで、冷たく見ているのかと思う。

そういう人が「ユニオンに入っても意味ない」などというのを聞くのは悲しい。

 

今回の新幹線事件のような事件とユニオンの話は別と思うかもしれないが、深いところでつながっている。


一人目の勇気ある行動を見て「私やあなた」は何を感じるかだ。「馬鹿なことをしているといって冷笑して逃げて自分の身を守る」ような人の言葉はもう聞き飽きた。

 

それが主流秩序を意識して生きるということの一例である。


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MBSの斎加さんが「教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか」で、ギャラクシー賞を受賞

 


毎日放送TVディレクターの斎加尚代さんの「教育と愛国~教科書でいま何が起きているのか」が、ギャラクシー賞を受賞したということです。


前には、ジャーナリスト会議(JCJ)賞も受賞していたそうです。

 

斎加さんは、橋下(大阪維新等)に対して果敢にちゃんと批判的に取材をした数少ないメディア人です。多くのメディアが維新になびいた時に、ちゃんと国旗国歌強制問題などでもそのおかしさを指摘する質問をして、ぶら下がりの記者会見で橋下が怒り狂って攻撃した、その対象者です。ネトウヨは橋下が勝ったといっていますが、安倍と同じく論点はぐらかしで威圧的に抑え込んでいるだけで、明らかに橋下の異常さが分かる対決でした。あの橋下ブチギレ会見の映像は、未来永劫、橋下の正体を示すものとして残るでしょう。

 

 

彼女は、沖縄への攻撃問題も取材し、AIBOの動きも取材し、「館長雇止め・バックラッシュ裁判」も取材し、フェイクニュース的なものやバックラッシュに対抗する報道をしてきました。


MXテレビのDHC「ニュース女子」が沖縄の運動をヘイト的に批判したことに対して、「ニュース女子」がいかに歪んでいるかを取材したMBSドキュメンタリー映像'17「沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~」を作ったのも、斉加ディレクターです。

 

斉加尚代ディレクターは「学校の先生たちがここ数年、とても息苦しさを感じているとの声を聞き、教育現場で何が起きているのかという問題意識から取材を始めた」とし、「『反日』という言葉がいつのまにか私たちの暮らしの奥まで来ているということを取材で痛感した」と述べています。

 

彼女は、バックラッシュを取材し、日本会議系の北川悟司市議会議員や西村眞悟衆議院議員からその本音を引き出して、右翼の正体をあぶりだしました。

 

参考
■おめでとう斉加尚代TVディレクター!

https://frihet.exblog.jp/29528604/

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「野党がふがいない」という決まり文句が間違いという指摘

 

マスメディアではいまだに中立公平的ということで、野党もダメという評価で国民をミスリードすることが多いが、以下の記事のような指摘が一部あることに、希望がある。

 

主流秩序に加担するメディアということがわかっていないメディア人が多いなかで。

 


NHK録画して、党首討論見た。なんという時間の短さ。安倍が馬鹿らしい言い訳して時間をつぶす。茶番。

アメフト関東学生連盟が、一歩踏み込んで判断したのは珍しい。多くは、中立を気どり、相手側から批判されるのを恐れて、あのように一方の側に立つような判断をしない。
そんな中、メディア(コメンテーターという人たちも)は、旧態依然のまま。訴えられて大丈夫かとか、言った言わないになっているとか、どちもどっちとか言っている感覚の人が実はいる。

今回のアメフト関東学生連盟的なスタンスの取り方=ユニオン的 な事の意義が見えていない。
アメフト関東学生連盟と自分の違いが判らないという愚かさ。
日大批判しているけど、主流秩序に乗っかっている「あなた」も日大的な存在なのだということが分かっていない。

内田監督より、安倍首相のほうが悪いでしょ。働き方改革法案も強行採決だよ。嘘を平気でいい、周りにも嘘を言わせてるよ。

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党首討論、議論は本当に「平行線」だったのか? 論点ずらしで逃げる安倍答弁を書き起こしてみた
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180531-00167078-hbolz-soci
5/31(木) 16:00配信

 


 党首討論の開催は一年半ぶりとのこともあり高い関心がよせられたが、安倍首相は論点をすり替えたり、時間稼ぎのために関係ないことを延々としたり陳述、野党側の野次をことさらに取り上げたりといつもどおりの不誠実な答弁を繰り返した。

 首相によるこの種の不誠実な答弁には毎回各方面からの批判が寄せられるが、昨日の党首討論で目立ったのはその様子を伝えるメディア各社の「報道のありかた」への批判だろう。

 

 なにせ、議論から逃げ、まともな答弁を拒否する安倍晋三首相のあの醜悪な姿を目撃しながら、各紙とも「議論は平行線」との論調で報道したのだ。論点をすりかえ逃げ回る安倍晋三の姿勢にこそ問題があるにも関わらず、「決め手に欠ける野党」「議論は深まらない」と嘆いてみせているにだから、痛烈な批判の声があがるは当然ともいえよう。

 例えば、本サイトにも寄稿していただいている千葉商科大学特別客員准教授の田中信一郎氏は次のようにツイートしている。

“「議論は平行線」との見出しを付けた記者は、議院内閣制の原則を知らないと思われます。議院内閣制は、閣僚が国会での質問に、誠実な答弁をすることが前提です。首相に誠実な答弁の責任があります。よって「議論は平行線」は間違いで、正確には「首相は誠実に答弁せず」です。”

 また、朝日新聞Twitterアカウントは「国会で約1年半ぶりとなる党首討論があり、森友学園加計学園などについて論戦が交わされました」とツイートしたが、そこに厳しい目を向けたのは同社OBでもあるジャーナリストの富永格氏。

“いや「論戦」は交わされていない。慣用表現に流れるのはやめましょう。”とお灸をすえている。

 実際に報道された紙面を見ても、限られた紙面ゆえに仕方ないのであるが、安倍首相の答弁は「文章で読んでもわかるように」上手に編集されており、あたかも野党党首陣の質問に当意即妙で答えているかのように見える。NHKに至っては野党党首の質問部分がカットされており、安倍首相が何に答えているのすらわからない始末。

 これでは怒りの声が出るのも無理はなかろう。

 そこで本サイトでは、昨日の党首討論の中から、立憲民主党枝野幸男代表と日本共産党志位和夫委員長の質問及び安倍総理の回答を全文書き起こしをしてみた。

 いったいどのような点で、論点ずらしや時間稼ぎが行われたと批判されたのか、文字で改めて確認してみたい。

◆持ち時間19分の内、12分近く首相が話した枝野質問

以下略

続き
◆「野党は不甲斐ない」という人は国会論戦を見ていない

 この党首討論のやり取りをリアルタイムで確認していた著述家の菅野完氏はこう語る。

「ここ最近、国会論戦をみると、体調を崩すんです。あまりにも明らかなミス、ごまかし、不正に対する指摘でも、『誠実に対応していく』だけで弁明が済んだと押し通してしまう。『野党は不甲斐ない』という声をよく聞きますが、おそらくそういう人は国会論戦を見ていないのでしょう。予算委員会や本会議などNHKのカメラが入る時はまだマシ。テレビ中継のない財政金融委員会や厚生労働委員会での政府側答弁は、不誠実どころか『議論を拒否する』といったもの。ワイドショーや報道番組で紹介される断片的な映像ではなく、生の国会論戦は、それはもう実にひどいものです。昨日の党首討論は、安倍さんもだいぶいれこんでいたのか覇気はありました。しかし安倍さんにあるのは覇気だけ。野党各党首からの指摘への論理的反論など一切ない。あれじゃ、子供が駄々をこねているのと一緒です。森友問題や加計問題を真剣に調べている人なら、あの総理の姿を見て『議論は平行線』などとは表現しないはずです。『逃げ回る安倍晋三』としか表現のしようがないのですから」

 しかし、菅野氏はそうして逃げ回る安倍首相のコメントの中に、見逃せない「失言」があったと指摘する。

「安倍さん、逃げ回るなかでもともと乏しい理性と知性を完全に失っていたのでしょう。ありえない大失言をやらかしています。それは『森友学園の問題の本質というのは、なぜあの値段で籠池氏側に引き渡されたのか、国有地がですね。引き渡されたのかということを、あるいはなぜ小学校として認可されるのかということ』と、『森友問題の本質』とやらを安倍晋三本人が解説してしまった点です。この発言を見ればわかるように、安倍晋三は『国有地売却に、疑義がある』と言ってしまっているのです。これは『確かに、虚偽答弁、文書改竄など事後の対応に問題はあったが、土地取引そのものは問題がない』とこれまで財務省が一貫して主張してきた内容を真っ向から否定するものです。『私や私の妻が関係していたら総理も議員もやめる』答弁に匹敵する、最低の答弁。安倍さんは大きな墓穴を掘ったといえるでしょう」

<文/HBO取材班>

国会からの資料提出要請に、今治市がどういう態度とるかがカギ

 


加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県今治市の職員らが2015年4月に首相官邸を訪れ、愛媛県は資料を出しているが、菅良二今治市長は、安倍政権を擁護して資料を出すことを拒否している。

 

加計学園が、「県と市に誤った情報を与えた」と、無茶苦茶なコメントを出したことについて、今治市の菅良二市長は「学園と県、市は一体で取り組んできた。(実際は面会がなかったという)学園の言うことを信じたい」と述べ擁護した。

 

それに対して、国会(参議院予算委員会)が、5月29日に、今治市加計学園との面会の資料を提出するよう要請した。
これにどう対応するかが注目される。


出さないのは絶対におかしい。

 

アメフト問題で、珍しく、ただしい対応が進む中、もっと大きな巨悪の政治では、隠蔽側、ウソを言う側が居座り続けている。

 

 今治市は昨年度から3年間で総額約93億円を学園に補助し、県はうち約30億円を市に支援する予定。
虚偽報告を受けて補助金を出すことも再検討すべきだ。市民は今ア市長の隠ぺいを許してはいけない。もっと声を上げる人がいないといけない。
正直になり真実を語り始めた学生たちに見習うべきことだらけ。

 

 

●森友問題で責任追及 まともなうごき

 

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する交渉記録が廃棄されていた問題で、神戸学院大の上脇博之教授が30日、佐川宣寿・前国税庁長官(60)と財務省職員らに対する公用文書毀棄(きき)容疑での告発状を、大阪地検特捜部に提出した。
 告発状によると、同省理財局長だった佐川氏や職員らは昨年2月以降、学園への国有地の貸し付けや売却に安倍晋三首相の妻昭恵氏が関与したことを隠すため、保管していた学園側との交渉記録を廃棄した疑いがあるとしている。
 廃棄を指示したとして、氏名不詳の政府職員も告発対象とした。上脇教授は「立件されないと公文書の廃棄や改ざんが繰り返され、民主主義が成り立たなくなる」と話した。

 

映画『沈黙−立ち上がる慰安婦』が各地域で上映

映画『沈黙−立ち上がる慰安婦』の情報をお伝えします。ぜひ見ておくべき映画です。

 

UPDATE by アリランのうた製作委員会  

 


全国各地で上映します!
vol.36 05月29日 
全国上映情報
ドキュメンタリー映画『沈黙−立ち上がる慰安婦』が各地域で上映されています。
<2017年/ 117分 /HD /カラー/日本・韓国合同制作/Blu-ray
監督:朴 壽南(パク・スナム) 製作:アリランのうた製作委員会
2016年韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭特別賞<勇敢な雁賞>受賞
2017年第91回キネマ旬報ベストテン<文化映画>第6位

12月に公開したアップリンク渋谷では3回目のアンコール上映が決まりました。
アップリンク渋谷 6月10日(日)16:00
http://www.uplink.co.jp/movie/2017/49392

※劇場ではクラウドファンディングにご支援いただいた特典チケットがご利用いただけます。
さらに!
映画を見た人が、各地で自主上映会を企画、開催に奔走中です。
ぜひ、お近くの上映会場で本作をご鑑賞ください!

予約・問い合わせ
アリランのうた製作委員会
メール nutigafu@gmail.com
TEL 090-6867-3843

 

●6月16日(土) 13:30開場 14:00上映
会場:北九州市生涯学習総合センターホール/JR西小倉
主催:現代教育研究会・「沈黙」上映実行委員会
問合せ chieko-yes@owa.bbiq.jp 電話090-6635-5919 (野口)
後援:北九州市教育委員会朝日新聞毎日新聞
入場料:前売り1000円/ 当日1300円/学生500円

 

 

●6月24日(日) 13:30開場 14:00上映
会場:ふじみ野市・上福岡西公民館ホール/東武東上線上福岡駅
主催 スペース・ブランチ 
問合せ 090-1609-6251(鈴木)
入場料:前売り1000円/当日1100円/学生500円兵庫県

 

 

 

●元町映画館 http://www.motoei.com/ 7月7日(土)〜13日(金)連日10:00
神戸映画資料館 7月7日(土)〜朴壽南(パク スナム)特集 http://kobe-eiga.net/program/2018/07/4026/

 

 

 

●7月22日(日)10:00/14:00 会場:平塚市ひらつか市民活動センター
広島県横川シネマ http://yokogawacinema.com/ 8月15日(水)〜21日(火)
【沈黙―立ち上がる慰安婦 公式サイト】
https://tinmoku.wixsite.com/docu