トランプ氏の女性への態度
ようやく、トランプの限界を示せる時が来たようです。ジェンダーの問題は大きいです。「力のある個人が侵害行為をあからさまに悪びれずに語った」と捉えることができるかどうかは試金石です。
「「心底衝撃」とオバマ夫人、トランプ氏非難で異例の演説」@ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-14/OF0FTR6JTSEM01
Sahil Kapur
2016年10月14日 10:29 JST更新日時 2016年10月14日 11:56 JST
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が2005年収録ビデオの中で女性の意に反して体に触ったりキスしたりするのを自慢げに語ったことについて、オバマ大統領の夫人であるミシェル・オバマ氏が13日、感情をあらわにトランプ氏非難の異例のスピーチを行った。
ミシェル夫人は民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン陣営がニューハンプシャー州マンチェスターで開いた集会で演説。先週明らかになったトランプ氏のビデオに言及し、「米国の大統領候補が女性への性的暴力を自慢げに語ったのを、ここでお話しすることになるなんてとても信じられない」と発言した。
「これはただの下劣な会話でもロッカールームでの軽口でもない。力のある個人が侵害行為をあからさまに悪びれずに語った上に、女性に触ったりキスしたりする行為をひわいな言葉を使って自慢した。テレビをつけると子供たちの耳に入るのではないかと、われわれの多くは心配したのではないか」とミシェル夫人は話した。
ファーストレディーとしてのミシェル夫人がこのような発言をするのは異例。夫人は「この件について考えずにはいられない。自分でも予想できなかったほど心底衝撃を受けた」と、通常のスピーチで済ませることができなかった理由を説明した。
ミシェル夫人はトランプ氏の女性への言動に関し、「6歳の児童でさえも、もっとよくわきまえている。6歳児はこれが大人、まともな人間の振る舞いではないと分かっている」と語った。
クリントン氏は13日、サンフランシスコで選挙運動のスタッフにあいさつ。この中でミシェル夫人のスピーチは感情を揺さぶるメッセージだったと称賛した。
一方のトランプ氏は同日、フロリダ州ウェストパームビーチで演説した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などが今週伝えた同氏の過去の女性への身体接触をめぐる記事について、「私が不適切な行為を行ったとするこれらの卑劣な主張は全くの偽りであり、クリントン夫妻はこれを十分承知している。純然たる作り話であり、明白なうそだ」と発言。こうした報道は「ワシントンのエスタブリッシュメント(権力層)」とクリントン陣営、メディアによる陰謀の一環だと言い放った。
原題:Michelle Obama Rebukes ‘Predatory’ Trump, Saying She’s Shaken to Core(抜粋)
http://www.bloomberg.com/politics/articles/2016-10-13/michelle-obama-delivers-emotional-rebuke-to-trump-s-predatory-behavior
「トランプ氏は「恥知らず」 ミシェル夫人、女性蔑視発言を痛烈批判」@AFPBBnews
http://www.afpbb.com/articles/-/3104315
2016年10月14日 08:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月14日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人(52)は13日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏による女性関係の過激な性的発言について、「恥知らず」で「容認しがたい」と痛烈に批判した。
ミシェル夫人は米ハーバード大学(Harvard University)卒の弁護士だが、これまでは政治の分野で注目を集めることは避け、主に教育や健康問題に取り組んできた。しかし同日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官がニューハンプシャー(New Hampshire)州で開いた選挙集会の応援に駆け付けると、「この狂気の沙汰に幕を引かなければ」と熱弁を振るった。
トランプ氏をめぐっては、自分は有名人だから女性に触れてもとがめられないなどと豪語する動画が公開されたのに続き、過去に体を触られたり無理やりキスされたりしたなどとする女性2人の証言を米紙が報じた。トランプ氏側は事実関係を真っ向から否定している。
ミシェル夫人は「これは更衣室の雑談などではありませんでした。権力者が性的搾取に当たる行為について、気ままにあからさまに語ったものでした。女性にキスした、体に触ったと吹聴しているんです」と強く非難した。
「どの党に属するかなど関係ありません。民主党だろうが共和党だろうが、無党派だろうが、このような扱いに値する女性などいません。この種の虐待を受けてしかるべき人などいないのです」と訴えた。(c)AFP
自分を変えていく選択をする責任
以下の、言葉、DV加害者が自分を変えていく選択をとるという話としても読めますが、同時に、
私たちひとりひとりが主流秩序に従属したり加担したりすることをいかに減らす選択をするかという責任としても読めます。
加古と相手は変えられないが、これからの自分を変えていく責任ということです。
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10月15日 選択
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「私たちは自分からアディクトになろうとしてなったわけではない」
ベーシックテキスト P.4
幼いころには夢があった。子どものとき、親戚や近所の人から「あなたはおとなになったら、何になりたい?」と聞かれたことがあるはずだ。たとえ成功の夢まで考えていなかったにしても、仕事や家族のことや、尊敬される人間になりたい、といった夢を見ていただろう。さすがに、「おとなになったら、ドラッグアディクトになりたいの?」とは聞かれなかったはずだ。
私たちは自分からアディクトになろうとしてなったわけではないし、自分で選んでアディクトであることをやめられるわけではない。私たちはアディクションという病気にかかっている。その病気にかかった責任は私たちにはないが、回復への責任はある。
私たちは病人であること、そして回復の方法があることを知ったからには、自分の状態や自分自身のことを責め続けるのをやめ、解決のなかで生きていく道を進んでいく。
私たちは自分で選んでアディクションにかかったわけではないが、いまは自分で選んで回復の道を歩んでいるのだ。
今日だけ:私は回復の道を選ぶ。