ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

主流秩序を意識して生きる 21

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イダヒロユキ著『閉塞社会の秘密──主流秩序の囚われ』(アットワークス、2015年4月)を出版し、いま、その続編の準備をしていますが、

その原稿の一部を、この間、「主流秩序を意識して生きる」として、ブログに書いていってます。今回はその「NO 21」です。

 

 

 

○成功と充実は違う。成功ではなく、充実を目指す。上昇志向を持たない。権力的にならないために、社会的に成功しないこと。活躍しないこと。高い収入を持たないこと。他者を踏みにじらないこと。ポイントはひっそりと、内面的に生きるということ。

 

○自分の〈たましい〉をまともなものにしていくために、まともな人と交流する。魂のけがれた人、〈スピ・シン主義〉度が低い人とは基本的に交流しない方が良い。2チャンネル的ネットの掲示板に書き込まれる非スピリチュアル(低レベル)の人の意見などに触れて自分もその程度にならないように、基本的にそこから離れること。

 

○ちゃんとかかわるのは、基本、自分にとって大切な人、きれいな心の人だけにする。無理した付き合いを断ることを覚える。

 

○問いを持ち続け探し続けるプロセスを楽しむ生き方をする。たとえば、「何のために生きるのか」とか「自分の生の中心軸は何か」、「自分にとって素晴らしい人生とは?」という問いを持って生きる。その問いへの仮の答えを自分で持って生きていく。たとえば、自分の人生の中心軸として、「不正をしないで、人を踏みつけにしないで生きること、および主流秩序に加担しないこと」という自分なりの「解答」を持ちながら生きていく。

 

○他の人のことでいらいらするのは不必要なことで、それにとらわれているとすればそこが自分の問題。深呼吸して、自分のやるべきことに向かえばよい。他者の不十分さが許せない人は、自分の芯と自分への穏やかな心が欠如していることの表れ。他者への寛容性と距離感(他者感覚、シングル単位感覚) を持とう。

 

○自分を毎日肯定していこう。特に自己肯定感を身につけないまま大きくなってしまった人は、自分で、あるいはまわりの身近な人に「よく頑張っているよ」「自分(あなた)はOKだ」「私はいいところがある」「好きだよ」といつも声掛けし(してもらい)、肯定し(してもらい)、自分でエンパワメントしていくことが大切。

 

○たとえば、四宮(しのみや)千絵さんの生き方を参考に自分の生き方を作る(四宮さんは『Vegan(ヴィーガン)という生き方』、の著者)。

簡単に言えば、人目を気にせず、さっぱりとした身なりをし、ビーガンとして生き、動物の命を大事にし、消費に踊らされず、お気に入りの質のいいものを深く味わい、質のいい人間関係の中で、満たされて生きること。寂しさを紛らわす行為などにとらわれず、率直に語り、聞き、愛情とか友情とか抜きで、孤独にやるべきことを黙々とやること。「アルプススタンドの乙女の祈り」的な生き方をせず、自分が動くこと。