ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

政治は理性ではない

 

 

私が主流秩序論、スピリチュアルシングル主義を提起したのは、現実を見たからだ。

そのひとつが、この世は悪い奴が勝つ、暴力が勝つ、戦争など力で決まる、論理性・理性とか法律とか言論とか正義とか民主主義とか学問とか言っても、政治的にどうにでも利用される、いい加減なものだということだ。

理屈は言い続けられる。論争で一方が正しいようなことを言っていても、勝つのは正しい方とは限らないし、一部で正しい意見があってもそれが広まって多数となるわけでもない。

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で、安保法制の議論。

安倍は世間やメディアに文句を言われてもそんなことは織り込み済みで、歴史に名を残すためには憲法9条を骨抜きにして戦争できる国にしたい、そのための集団的自衛権だ、とおもっていて、そのために自分が偉大な一歩を歴史に残したというようにしたい。

歴史に名を残したい、と思っている。

安保法制を強行して導入して、最悪、もし内閣退陣になってもいいと思っている。

だから必ずこの国会でムリに通そうとするだろう。(万万が一、何らかの理由でだめになってもその次で絶対にやる。)

 

だから学者が正論を言っても無視する。

 

安倍は、戦争法制特別委員会で「ポツダム宣言は、第6項の世界征服の部分を含め、当時の連合国側の政治的意図を表明した文書だ。政府としては、同項を含め、ポツダム宣言を受諾し、降伏したということに尽きる」と発言したが、

それは翻訳すれば、

戦争に負けてしかたなく受諾させられたから、いまさらひっくり返すことなどできないので仕方ないが、本当はこれは戦勝国の押しつけに過ぎないと思っている、だから今から政治的に巻き返していきたいということだ。

 

右翼のブログでは次のように書いてあると教えてもらった。

 

日本が降伏するにあたって受託したことは確かであるが、勝者としての驕り満ちた文面である。いわば自分たちのプロパガンダ文書なのである。日本に「世界征服」の野望があったかごとき記述が、それを端的に物語っている。…

(草莽隊日記 http://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou/e/deb6819087daf0c98ad6d3597c3d74e9

 

 

安倍の認識もほぼこれと同じだということが読み取れる発言だった。今現在それに賛同しているということを言わずに、ただ、「ポツダム宣言を受諾し、降伏したということに尽きる」と事実を述べただけで言外に「賛成でない」と言っている。

 

 

 

安倍政権憲法9条の解釈で論理的に集団的自衛権が可能に出来る道をさぐったができないから、昭和47年政府見解を見つけてここに書いてあったと無理にいっているだけ。

 

だから憲法学者がほとんど違憲だというのは当然。

 

政治家や政府、公務員(立法、行政)が憲法を守らないといけないとなっているのに、憲法を守らずに、憲法に違反する法律をつくって、後で現実の変化に合わせないといけないといって憲法を変えようというのだから、まあ、泥棒が泥棒して、あとで泥棒が横行しているので現実に合わせて法律を変えて泥棒してもいいと書き換えようとしているようなもの。

 

不当逮捕をする一方、こんなことをしているのが政治だから、結論は、不条理な社会であり、力で勝ったものが支配するのであり、人間の歴史はそういうものだった。

チュモン、ソドンヨ、風の国、ソンドク女王などみても、でっち上げ、無実の人に罪を押し付ける、生贄、テロ、謀略、戦争、政治的駆け引きの連続。

 

だからどうなのか。そこから先、のために主流秩序論を言って自分はどう生きるのか、どう責任を取るのかを提起している。

 

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自民が当初参考人を要請した京都大名誉教授憲法学者佐藤幸治

憲法の個別的な修正は否定しないとしつつ、「(憲法の)本体、根幹を安易に揺るがすことはしないという賢慮が大切。土台がどうなるかわからないところでは、政治も司法も立派な建物を建てられるはずはない」

イギリスやドイツ、米国でも憲法の根幹が変わったことはないとした上で「いつまで日本はそんなことをぐだぐだ言い続けるんですか。腹立たしくなる」と、日本国憲法の根幹にある立憲主義を脅かすような改憲の動きを批判した。

 

第二次世界大戦後、各国では、大戦の悲劇を踏まえ、軍国主義を防げなかった憲法の意義をとらえ直す動きが起こったという。佐藤氏はその結果、(1)憲法制定権力として国民が、統治権力による権力の乱用を防ぐ仕組みを作る(2)基本的人権の保障を徹底する(3)「戦争は立憲主義の最大の敵」という考えから、平和国家への志向を憲法に明記する−−などの原則が強調されることになり、日本国憲法にはその特質がよく表れているとした。

 

保守系学者でさえこのように言うほど。

こうして戦争の時代が近づく。

 

自民党推薦の参考人長谷部恭男氏を含む憲法学者3人全員が憲法9条違反だと批判

 

樋口陽一・東京大名誉教授

憲法改正の要件を定める憲法96条を改正し、国会発議のハードルを下げる「96条改正論」や、政府・与党による安保法制の提案の仕方そのものが「非立憲(違憲とは言えないかもしれないが、憲法の精神には反していること)の典型」と批判

 

石川健治・東京大教授

憲法9条の論理的限界を超えている」