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大阪芸術大学(河南町)芸術学部映像学科の学生2人が、ヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を題材にしたドキュメンタリー映画「ヘイトスピーチ」を卒業制作した。同世代の若者が、この問題を考えるきっかけになればと願っている。
制作したのは、岩手県宮古市出身の佐々木航弥さん(22)と、愛媛県西条市出身の平木篤さん(22)。
佐々木さんは昨年3月、テレビ番組で目にし、ヘイトスピーチの存在を初めて知った。「なぜ、知らなかったんだろう」。ショックだった。友人の平木さんに提案して卒業制作の題材に決め、関連本を集めて読みこんだ。
この映画が6月20日からシアターセブンで上映される。