ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

橋下評 日刊ゲンダイと赤旗がまとも

 

 

 

まともな意見が多い日刊ゲンダイの記事ひとつ。

橋下は、維新の中でも維新を批判したりして、王さま気分です。DV体質というか。対等な立場で相手の意見も、不十分と思っても、妥協するとか認めるとか、それもあるよなとか、そういうのがない。

弁護士時代にその本音を書いていたことは有名で、論争に勝つために詭弁をつかえばいい、勝つことが一番と書いていた。今でも詭弁だらけの人間。

 

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引退表明で「週休6日」 橋下市長を大物扱いするメディアの愚 

日刊ゲンダイ2015年6月17日

 

 何をバカ騒ぎしているのか。去る日曜に安倍首相と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が約3時間にわたって会食。すると、メディアは「首相、安保法案などで維新に協力要請か」「橋下氏の国政進出について協議した可能性も」と揣摩臆測を流しているが、ちょっと待て。橋下氏って重要法案の行く末を左右できるほどの大物なのか。

 

 橋下氏は約1カ月前の大阪都構想住民投票で市民に「ノー」を突き付けられた。橋下氏だって、その民意を重んじて潔く政界引退を表明したはず。以来、橋下氏が市庁舎に顔を出したのは計11日。先週は水曜に役所の各局との「打ち合わせ」を入れたきりで、月・火・木・金は公務日程なし。

 

在阪メディアに「ヤル気を失っている」と指摘されると、〈組織のトップの仕事は、デスクワークではない。判断と指示〉〈この時期は例年、(判断と指示が必要な)案件が少ない〉とツイッターで逆ギレしていた。

 

そんな男がノコノコと上京し、虎ノ門ヒルズ51階の高級レストランで、国のトップを交えて美食に舌鼓を打つ。 「そんな暇があれば仕事しろ」と批判するならいざしらず、大マスコミは橋下氏の尻を追っかけるだけ。

会食後に橋下氏が〈民主党という政党は日本の国にとってよくない〉〈維新の党は民主党と一線を画すべき〉とツイートすると、それをまた大々的に取り上げる始末だ。

 

 そもそもメディアは引退表明後も、さも橋下氏が党内で影響力を維持しているかのように報じるが、維新の衆参51議員のうち、橋下氏に近い「大阪組」は10人チョットに過ぎない。

 

「ただ、維新内部はいわゆる“風頼み”の根無し草議員ばかり。メディアが橋下氏を過大評価するほど、党内は“すごい影響力”と勘違いし、安倍政権になびく橋下路線が優勢となりかねません。メディアが結果的に野党分断をあおり、戦争法案の成立に邁進する安倍政権を助けているのだから、その見識を疑います。やっと政界を退くタレント政治家の発言の面白さだけを喧伝するのは、もうやめるべきです」(政治評論家・森田実氏)

 メディアにまだ良識が残っているなら、以後、橋下氏など相手とせず、少なくともサンシタ扱いが妥当である。