ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

沖縄2紙をつぶせと同質の、「朝日新聞攻撃」、慰安婦問題デマ

 

  

昨年、朝日新聞を攻撃する論調が高まり、慰安婦問題でむちゃくちゃなことが言われました。

朝日新聞を糺す国民会議」というものを右翼は作り、渡部昇一氏らは『朝日新聞を消せ』という本を出しました。

百田や安倍の部下たちのメディア否定言動は、其れと軌を一にするものでしかありません。

朝日では7月2日、慰安婦問題でまともな記事が出ました。

(「慰安婦問題を考える」 あとで紹介)

 

こういう記事を出して、馬鹿なことが言えないようにしていくのがメディアの仕事なん女男に、あまりに少なすぎます。

 

昔メディアが満州事変のとき政府な圧力を報道機関に欠け、各新聞社はどんどんいうことを聞いていきました。そのあとはもう目も当てられないような報道になっていきます。

坂口安吾が書いた状況になっていくのです。

 

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◆「朝日新聞を糺す国民会議

http://www.asahi-tadasukai.jp/

  

朝日新聞に対する右翼の裁判攻撃

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F%E5%81%A5%E4%B8%89%E9%83%8E%E3%83%BB%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%9B%B8%E5%BA%97%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6%E8%A3%81%E5%88%A4

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朝日(社説)言論の府で 異論への異常な圧力

  2015年4月21日05時00分

 

 言論をめぐる、昨今の自民党の行状が目にあまる。

1日の参院予算委員会での社民党福島瑞穂氏の発言について、自民党は「不

適切と認められるような言辞があった」として修正を求めている。

 

 福島氏は質問の中で「安倍内閣が、14本から18本以上の戦争法案を出すと

言われている。集団的自衛権の行使や後方支援という名のもとに、戦場の隣で武

器弾薬を提供することを認めようとしている」と述べた。

 

 安倍首相はその場で「レッテルを貼って議論を矮小(わいしょう)化していく

ことは断じて甘受できない」と反論した。

 

 その後、自民党の堀井巌・予算委理事が福島氏に会い、「戦争法案」との表現

を修正するように要求。福島氏は拒否し、「国会議員の質問権をこういう形で抑

え込もうというのは極めておかしい。表現の自由に関わる」と反発している。

 

 国会議員の国会内での発言は、国会の外で責任は問われないと憲法は定めてい

る。すべての国民を代表する議員が自由に議論するためだ。それほど尊重される

べきものだ。

 

 これまでも議員発言が議事録から削除・修正されたことはあるが、国会の権威

や人権を傷つけたような場合が通例だ。福島氏の発言は、集団的自衛権について

の強引な解釈改憲に基づく法整備への、国民の根強い懸念を代弁している。多数

意見であろうとなかろうと、国会で尊重されるべき主張である。

 

 政権側に異論があるなら、議場で反論し、やりとりをそのまま記録に残せばい

い。その是非を判断するのは、現在と後世の国民だ。多数派の意に沿わない発言

だからといって、「一方的だ」という理由で修正させようというのは、数の力を

背景にした言論の封殺である。

 

 権力と憲法の関係について、改めて考えたい。憲法によって権力の暴走を防ぐ

立憲主義」について、首相はかつて国会で「王権が絶対権力を持っていた時代

の主流的な考え方だ」と語った。まるで権力を縛るなど時代錯誤だと言わんばか

りだった。

 

 しかし、最近の安倍首相ら政権側の言動はどうだろうか。沖縄県知事らの意向

などお構いなしの普天間飛行場移設の強硬姿勢。個別の報道番組への口出し。そ

して今回の議員発言への修正要求である。

 

 自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない。「絶対権力」の振る

舞いと見まごうばかりである。