ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

あれこれ

 

原発問題のときにも「週刊ポスト」はひどかったが、この間も「週刊ポスト」は株価が上がるとあおり続けてきた。2月12日号でも「株のプロたち誰もが「日経平均2万3000円」と言い出した」「日本株は大反騰寸前!」「日本株は本当に安すぎる」といってあおっている。愚かしい。
 
◆「ノーバディーズ・パーフェクト」というカナダ発の親支援プログラムが一部で広がっているという。
自分を責めてしまう、まじめにがちがちになっている人には、こういう側面を指摘するのはいいだろう。
しかし、何事も、ケースによるので、万能ではない。
DVでも子供虐待でも加害者が自己正当化することに利用されてはいけない。一方で、加害者も、その苦しさ、感情を語る場が必要でそのうえで、自分を高めていくことで変えていく責任はある。

◆アンブロークン、まだ見れていないので、見ようと思う。

 

◆清原選手の覚せい剤逮捕の件で、その妻は早くからいろいろ知っていただろう。もっと早く離れられなかったのか。DV被害にもあっていた面があると思う。もっと早く相談して離れることが必要だったケースだろう。そのほか周りの人も、見て見ぬふりをしていたのはおかしい。

 

◆【ベッキー騒動】イギリス:ガーディアン紙が、日本社会での女性差別に言及。
http://useful-info.com/theguardian-pointsout-sexism-in-japan

 

 一連のベッキー不倫騒動は、安倍政権の悪政を隠すためにマスコミが協力しているんだという見方があります。その一方で、海外イギリスのガーディアン紙が、女性差別の観点から記事を書いていますので紹介いたします。


参照リンク:( )内は私の邦訳です。
「Downfall of Japanese TV’s girl next door highlights wider industry sexism」(人気女性アイドルの凋落:日本の芸能業界にはびこる女性差別
 上記のリンク先記事は英文ですが、要点を以下に記します。


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ベッキーはハーフのタレントとして、親しみやすく、さわやかで、どこにでもいる女の子というイメージを売りにしていた。


・最も人気がある芸能人の一人であったベッキーは、不倫騒動によりすべてを失った。
・CM契約は無くなり、番組出演は打ち切られ、休業後に復活する見込みは無い。


・その一方で、不倫相手の既婚男性(川谷絵音)は、芸能人としてのキャリアにほとんど影響を受けていない。

 

・明るくて従順で品行方正な女の子というイメージこそが、ベッキーにとっての存在意義であり、そのイメージが一度失われたら、芸能界にとって商品価値がなくなる、ということだ。


・実際、不倫騒動以前に撮影された番組を放映したところ、ベッキーが写っていたために、10分で1000件を超える苦情が殺到した。


・日本においては、男性ファンを意識するあまり、女性アイドルに対して恋愛禁止の決まりが課されている。


・2013年、AKB48のメンバーである峯岸みなみ(当時20歳)が恋愛禁止規定に反したため、丸刈り姿で謝罪を行った。成人年齢の20歳になったら、恋愛禁止を適用すべきではない。


・最近、東京地裁は、女性タレントは男女交際を楽しむ権利を憲法で保障されている、という判決を下した。日本では驚くべき判決だ。


・しかし、今後も、日本の芸能事務所のがんじがらめ慣行が弱まることはないだろう。


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 以上が、イギリス:ガーディアン紙の報道内容要旨です。いかがでしたか?


 女性タレントに対する恋愛禁止規定は、憲法の幸福追求権に反しますし、人権侵害だと思います。利益を得るためならば、女性の人権を蹂躙しても構わないという間違った常識は正すべきでしょう。


 基本的に、ベッキー川谷絵音の不倫行為は個人的なことであり、マスコミが報道する必要はないと思います。しかし報道された結果、不利益が女性のベッキー側だけに生じるという事実は、男尊女卑の思想が無意識下で根強く残っていることの証拠です。
 日本では実質、意思決定の場から女性がほとんど排除されているという現実を、改めて確認する必要があると考えます。
出典:sankei.com
 女性に生まれたがゆえに不利な条件を強要される。このような現状を放置するならば、社会は衰退の一途を辿ることになるでしょう。
以上