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闘うことで成果があることもある!

 

東部労組メトロコマース支部 非正規労働者の65歳以降の雇用が次年度も継続決定!

 

東京メトロ駅売店の非正規労働者らでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は4月18日、株式会社メトロコマースとの第60回団体交渉を都内で行いました。その結果、昨年春の闘いで実現した疋田組合員ら非正規労働者の65歳以降の雇用について次年度(今年5月以降)も継続することが決まりました。

 

これに伴い、すでに支援者の方々に部分的に呼びかけていた4月25日午後のストライキ抗議行動は回避します。皆さんのご支援とご注目に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

前回の団交(3月10日)で、会社側は疋田組合員らの雇用について「次年度も継続するかどうかはわからない」と回答し、雇用打ち切りの可能性を示唆していました。

 

これに対し、組合側は雇用打ち切りを回答した場合には昨年春の闘いを倍する闘いを展開する方針を明らかにしました。その第一弾として4月25日午後にストライキ抗議行動を行うことを決定し、すでに東部労組各支部や支援者の一部に参加を呼びかけていました。

 

今回の団交で、会社側は「貴組合から要求のあった疋田組合員の継続雇用については、再度労働契約を締結し、引き続き雇用するものといたします」と回答し、従前の労働条件を基本的に維持する考えを示しました。また、昨年の闘いで実現した疋田組合員以外の非正規労働者の雇用についても継続することを約束しました。

正社員との差別による低賃金で貯金もなく、年金もなく(少なく)、退職金もない非正規労働者にとって65歳の「定年退職」はすぐさま路頭に迷うことを意味します。同支部は労働契約法20条を使った裁判で差別賃金の是正に取り組んでいますが、その最中に非正規労働者を生活破壊に追い込むことは許さないと、昨年春に東京メトロ本社前での連続座り込みやストライキで闘った結果、65歳以降の雇用を確保したのです。その雇用は今年4月末までの1年契約とされており、次年度も継続されるどうかが焦点となっていました。

 

この一連の動きを追いかけているNHKの取材班に対し、今回の団交後に疋田組合員は「これでダブルワークで何とか維持している生活を5月以降も続けることができて安心している。昨年の座り込みなどの成果だと思う。ご支援いただいた方々に本当に感謝しています」と話しました。

なお、4月25日午後のストライキ抗議行動は中止になりますが、同日午前の裁判と報告集会は以下のとおり行われますので、支援傍聴と集会参加をよろしくお願い申し上げます!

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判 第15回口頭弁論】

■日時:2016年4月25日(月)午前10時~
※ 10分前に法廷前に集まってください

 

■場所:東京地裁6階 631号法廷
(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分)
※ 報告集会は裁判終了後すぐに徒歩で移動して日比谷図書館4階小ホールで行
います。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org