ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

蜷川幸雄の暴力性には批判的になるべき


 
亡くなった演出家・蜷川幸雄さん(享年80)を美化する声ばかりだが、私には違和感がある。


結果として多くの俳優等が称賛しているので、いい面があったとは思うが、私には彼の作品で別にいいと思ったものはないし、何より彼の演出スタイルが暴力的でったことが嫌だった。

 

テレビでもよく怒鳴っていたし、灰皿を投げていると得意げに言っていて、それを反省的否定的にとらえずまるで武勇伝のように語っていた。

結果として演技指導などでいい面はあったかもしれないが,

その方法には問題があったとみるべきで、暴力的DV 的ではない方法で演出、指導すべきであったというべきだろう。

 

これは世の中が力あるものの暴力に甘いこと、結果が良ければ方法が暴力的でも容認されがちという、暴力に甘い社会であることを表していると思う。会社での上司の指導が暴力的ということはよくある。パワハラという概念でようやく見直す時代だ。映画監督や演出家などの在り方も変わるべき時代にきている。

 

清原容疑者のDV的な面が問題にされないのにも共通の問題があると思う。