ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

中国の行動派フェミニストの運動について

 

以下の意義深く興味深い企画があります。紹介しておきます。
中国でもフェミが拡大するのが希望のひとつですね。

 

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DV反対を訴える「血染めのウェディングドレス」のパフォーマンスアートなどで有名な、中国の行動派フェミニストの運動について、以下の要領で、日本女性学研究会10月例会をおこないます。


【日本女性学研究会10月例会】
テーマ:中国の行動派フェミニストの運動――2012年~2016年――


・日時:2016年10月29日(土)14:00~16:30


 (いつもと開始時間が異なります。ご注意ください)
・場所:ドーンセンター(大阪)5階 セミナー室2
・報告: 遠山日出也(立命館大学客員研究員)

 

・参加費:800円 (日本女性学研究会会員は無料)
 申込みご不要です。直接会場においでください。

 

中国では、2012年から「行動派フェミニスト」を名乗る、女子大学生などの若い女性たちが、就職や教育の男女差別、性暴力、DVなどさまざまな男女差別の問題に対して運動をおこなってきました。

彼女たちは、街頭パフォーマンスアート、署名運動、連名の書簡、行政機関への通報、情報開示申請といった手段を使って、多くの人々の力を結集して運動をすすめました。

 

社会的弱者層の女性(レズビアンセックスワーカーなど)と連帯する努力もおこないました。2014年、5人の活動家が一時刑事拘留されて以後、彼女たちは厳しい状況に置かれていますが、運動は続いています。

彼女たちの運動の具体的なあり方、その歴史的な展開、5人の刑事拘留後の変化などについて、ブログ「中国女性・ジェンダーニュース+」(http://genchi.blog52.fc2.com/)も執筆している会員の遠山日出也さんが画像や動画もまじえて報告します。

彼女たちの運動が私たちに示唆するものについても考えたいと思います。

 

*報告者による関連著作:「中国の若い行動派フェミニストの活動とその特徴――『ジェンダー平等唱導・アクションネットワーク』をめぐって――」(『女性学年報』34号[2013年])、

「近年の中国におけるLGBT運動とフェミニスト行動派」(『現代思想』2015年10月号)、

「行動派フェミニストの街頭パフォ―マンスアート――図像を中心に――」(中国女性史研究会編『中国のメディア・表象とジェンダー』研文出版 2016年)、

フェミニスト行動派の運動とその特徴――二〇一二年二月~二〇一六年四月――」(小浜正子・秋山洋子編『現代中国におけるジェンダー・ポリティクス: 格差・性売買・「慰安婦」』勉誠出版 2016年)。

また、大橋史恵「中国フェミ的見聞録」(『女たちの21世紀』に2012年から連載)もご参照ください。

 

問合せ Email:tooyama_renraku2015@yahoo.co.jp(遠山)