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ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

あらためて過労死・パワハラ問題  関電、電通、尼崎、アリさんマークの引越社


最近も関電と電通で大きく過労死が報じられたが、私は1980年代に過労死問題に触れてから、もう何度も同じものを見ている。見てきた。実態は変わっていない。後追いだけ。


私は死んでから遺族が訴えるのを何度も見てきて、いつも同じことの繰り返しだと思ってきた。
主流秩序=会社に従属して、死んでから、遺族や友人が怒っても遅い。

 

だからこれからいるのは、会社に従属するのを早くから馬鹿らしいことと気づき離れることと認識できるような人を増やす教育であり運動だ。

「会社から離れるのは難しい」といっているのは、主流秩序から離れるのはむつかしいといっているのと同じ。


いろんな事情があるが、未来に向かって言えるのは、いくら主流秩序が強くても、事情があっても、「それでも離れることはできる」ということだ。離れることを応援するような運動・支援・情報こそ必要だ。

生活かかっているから、お金がいるからやめられないよねというのはリアリズム=必然ではなく、間違った選択を容認する従属の思想だ。

 

過労死とパワハラが密接に絡まっていることもある。言い出せない、文句が言えない、支配されているというのはパワハラ問題でもある。

 

安田さんが「アリさんマーク許しがたいのは、ことばの汚さじゃないんですよね。ことばの乱暴さでもないんですよね。わたし、乱暴なことばとか汚いことばがヘイトスピーチだと思ったことないわけです。」といったのは、アリさんマークの問題を狭くとらえているからおかしい。アリさんマークという会社を批判するのは狭義のヘイトスピーチだということに限定するべきでなく、それも含めて、暴力的で支配的でパワハラで、差別的で、労働法違反的人権侵害的だからだ。

「自分の努力で変更不可能な属性に対する攻撃」というのは差別問題の一部で全部でないのに、古い説明で今は適切でない。

 

今、もっと普遍的にとらえないといけないのは、暴力的とはどういうことかだそれは主流秩序にどうむかうか、非暴力的に生きるとは、主流秩序から離れるとはということでもある。

偉そうないいかた、人を追い詰める精神戦による操作、受動的攻撃、二重規範、束縛、孤立化、精神的暴力など、広く暴力をとらえないと。相手の安全、自信、自由、成長を奪うものを暴力と捉えることだ。言葉の汚さ、乱暴さは文脈をとらえて総合判断するうえで決定的に大事な要素のひとつだ。

 

 

電通に「鬼十則」というのがあったという。そして長時間労働が当たり前。そういうものを許して甘んじてきたこと自体、つまり社長だけでなく、管理職だけでなく、労働者みなが自分の加担責任を問題にしないと。

 

この問題、、武蔵野大学の長谷川秀夫教授が次のように言った。
 「月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない。会社の業務をこなすというより、自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意識があれば、残業時間など関係ない。自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。更にプロ意識があれば、上司を説得してでも良い成果を出せるように人的資源を獲得すべく最大の努力をすべき。それでも駄目なら、その会社が組織として機能していないので、転職を考えるべき。また、転職できるプロであるべき長期的に自分への投資を続けるべき」

 

実は「月当たりの残業時間が100時間を超えたくらいで過労死するのは情けない。」、そのように考える企業人が多いのが現実。大學の先生といってもこの程度の輩が多くいる。今の大学、企業から来たような人も多いし、まあ様々な要因が絡まって、ちゃんと自分で考える教育をするという点でのレベルの低下は甚だしい。
長谷川教授も、東芝で財務畑を歩み、ニトリなどの役員を歴任した後、昨年から武蔵野大のグローバルビジネス学科に来たというような人。大學って、こんな人を大学に入れる程度ということ。

る。  

それが主流秩序社会。会社も大学も主流秩序の構成物に成り下がっていることがほとんど。それを自覚しない教員が多いから困ったものだ。東大にいっていても基礎的な点で能力が低いのだ。


だから電通の過労死は例外特例の事件ではない。 電通では平成3年にも、入社2年目の社員、大嶋一郎さん=当時(24)=が過労自殺していた。今回の事件も、多くの人は主流秩序に目を向けて自分を変えることなく、忘れていき、これまでと同じ生き方を続けるだろう。情報が消費されるだけのスペクタクル社会。そしてまた過労死が続く。

 

 

高橋まつりさんの職場では「部会」と呼ばれる飲み会―――、部会は社外に向けたプレゼンや接待などを訓練する「重要な場」と位置付け、新入社員が幹事を担当。終了後、先輩社員から改善点を指摘される「反省会」が午前4時まで続くーーーがあり、それも苦にしていたようだ。

 

今年9月には、電通のインターネット広告部門で、過大請求約2億3千万円の不正取引があったことが発覚したが、不正の一因として、電通は「恒常的な人手不足に陥っていた」といっている。人手不足だから不正するという、この感覚が、主流秩序に流された生き方ということ。

でも今の学生の多くは、会社がそういうなら不正を内部告発したりせず、上司の言うとおりに不正に加担すべきと考える。この状況が主流秩序社会。

 

 高橋さんは自殺する直前の約2カ月、友人や母親らに、LINEやツイッターなどで《土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい》といった「過労」をうかがわせる50通以上のメッセージを発信していたが、まわりが、もっと強く、具体的にそんな状況から離脱するための支援することができていればと思う。

 

東大に行く、そして電通というトップ企業に行くという、主流秩序に沿うことで生きてきた彼女。主流秩序を疑うような支援が必要だった。


上司から「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」と言われるなどのパワハラを受けていたし、「休日返上で作った資料をボロくそに言われた もう体も心もズタズタだ」(10月13日)と書いていた。彼女には、パワハラなども含めてユニオンの労働相談が必要だった。よりそいホットラインからもっと広い世界につながる契機が必要だった。
だがそんなものが彼女には全く届いていなかったのだろう。何も知らない元東大生、一流社員。

 

 

 「生きているために働いているのか、働くために生きているのか分からなくなってからが人生」(11月3日)など書いていたそうだが、馬鹿な上司が言った言葉をうのみにしていたのだろう。自分に言い聞かせていたのだろう。この浅い思想、このレベルの低い俗っぽい言葉にはあきれる。


でも若い新入社員だから、この程度のことばに洗脳されるのも仕方ない面がある。それは大学教育や上司が悪い。彼女になにも大事なことを伝えていなかったのだから。


死にたいと思ったら、これはうつ病だ、休まないとと思えなかった彼女。なにも大事なことを知らない、若者。

 

電通鬼十則」とは、第4代吉田秀雄社長の遺訓で、電通の社員手帳に掲げられているという。

 ・取り組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的完遂までは。

 ・仕事とは、先手先手と「働き掛け」で行くことで、受け身でやるものではない。

 ・頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそういうものだ。

こうしたことが過労死までもたらしているのに、それは放置。

 

 

長谷川秀夫教授は、批判が来たから 「私のコメントで皆様に不快な思いをさせてしまい申しわけございません」と謝罪したが、もちろん、思想は変えていない。主流秩序への加担、パワハラ、ユニオン、うつ病のことなどみじんもわかっていない。

 

 

◆関電社員が過労自殺したのも原発再稼働への疑問など持たずに、会社の言うがままに動くロボット故。 自分で考えて、原発への加担も、過労死になるほどの状況にも、対処しなくては。

言いなりになって死んで、あとで遺族が怒っても、いったい本人は天国で満足できるだろうか。「ああ、自分の視野が狭かった」と天国で言っていることだろう。その「たましいの声」を聞かない企業と大学が今後も続き、次の犠牲者を生んでいく。


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以下、永岡さんの関連情報を紹介しておきます。
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尼崎の40歳の男性がパハラにあってうつ病になり休職、解雇


永岡です、サンテレビのニュースPORT、今回は、尼崎の40歳の男性が職場で怒号を浴びせられるなどのパワハラにあってうつ病になり休職、解雇であり、不当解雇の撤回を求めて大阪地裁に提訴した件です。

 

これは2016年現在の日本での話であり、過去の、戦前の話ではありません。
 過労にて電通の女性が自殺した件もあり、この男性は自分も過労で自殺して新聞に載るのかと言われて、車内で暴力はあり、殴られて、今年11年勤めた尼崎の会社を解雇になり、

解雇理由は職場での私語であり、始末書に応じず、解雇、その後鬱になり、これも解雇理由、3年前経験のない技術職に追いやられて、それも自分は習いたかったのにさせてもらえず、明日への不安を抱えて、男性は休職し、復職後差別的な扱い、扇風機だけでパソコンを、暑いところでやらされて、

さらに個人的な監視カメラもつけられる、社長からののしられるなどで、新社長の就任後、社員の半分の30名が辞めて、

現役社員も匿名を条件に社長のパワハラを指摘し、そして、その社長に取材を申し込んでも、係争中として取材拒否、男性の主張を事実無根として争うつもりです。


 神戸ワーカーズユニオン(http://www11.plala.or.jp/kobeunion/ )では、このような相談に乗り、さらに上司の意識改革も必要であり、先輩のフォローしきれないこともあり、人間関係でパワハラがなくなることもあると言われます。


 この男性は、うつ病にて、外出は週に1回、結婚している妻は、子どもを連れて家を出て(=家庭崩壊)、今働くと、不当解雇を認めることになり、男性は判決の日まで貯金を切り崩して、カップラーメンで生きており、仕事、健康、家族をこの男性は失い、人の人生をムチャクチャにして、このままだと会社も傾く、今からでもいい、もっと社員の気持ちを汲んでほしいと男性は言います。


 このようなパワハラは、各地で起きており、この男性は職場で倒れて救急車搬送されるなどして、このようなパワハラに、一人ではなく、対応すべきなのです。以上、サンテレビのニュースの内容でした。