ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

『人生フルーツ』

 

 

期待せずに見たら、意外に、とてもとてもよかったドキュメント映画。
『人生フルーツ』 Aレベル

東海テレビで放送されたものを再編集したという。
名古屋近郊のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに暮らす老夫婦を描いているのだが、その生き方が、小さなことからちゃくちゃくと全部自分でする、しぜんが大事、ひょうひょうと生きるってもの。ニュータウンを設計した建築家だが、しぜんを入れないとといって土地を買って雑木林を作って生きる。


社会は、その建築家を大事にしなかったが、彼とその妻は自由に生きていった。
いま、90歳の夫・修一さんと87歳の妻・英子さん。育てた野菜や果物を食べて何でも自分でしていく体を使う生活。

 

いまの建築の在り方に疑問を持つようになっていく人の生き方として。
むかしの友を台湾に尋ねていく、その人とのつながりを大切にする、丁寧な生き方をする人として。
Partnerと、ひょうひょうと生きあう姿勢において。
まともなインテリの生き方、権力や名声から離れる生き方として。
参考になった。

 

生きるとは、本当の豊かさとは何かの答えに近いものの一つがここにある。
僕の今のことばでいえば、主流秩序から離れるヒントがここにもあった。


ネタバレにならないように言うが、僕ならがっくり来るのに、又体力もなく、邪魔臭いのに、この年になってもこの生き方、すごい、というのが、感想。

自分も小さなことをこつこつしていこうと思った。
過去の関係を簡単にすてていく人も多いが、修一さんがある友の「判子」を大事に持ち続け、使い続け、そして・・・。これは泣けた。丁寧に生きていきたい。


2017年1月から全国で順次公開される。

おすすめ。

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◆予告動画
http://eiga.com/movie/85594/video/

◆映画紹介
ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追ったドキュメンタリー。さまざまな社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第10弾。自身が設計を任された名古屋近郊のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに夫婦で50年間暮らす90歳の夫・修一さんと、敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理を手がける87歳の妻・英子さんの津端夫婦。敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでの津端夫婦の生活から、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめなおす。ナレーションを樹木希林が担当。2016年3月に放送され、第42回放送文化基金賞番組部門最優秀賞受賞したドキュメンタリー番組を劇場版として再編集した。


監督 伏原健之

 

[映画.com ニュース] 
日本のモダニズム建築の巨匠アントニン・レーモンドに師事し、日本住宅公団のエースと呼ばれた建築家の津端修一さんと妻・英子さんの、丁寧な暮らしを映したドキュメンタリー「人生フルーツ」の公開が2017年1月2日に決定し、樹木希林がナレーションを務める予告編が公開された。

 

本作は東海テレビが制作したドキュメンタリーを劇場公開する企画の第10弾。「死刑弁護人」「ヤクザと憲法」などを手がけた阿武野勝彦プロデューサーと、「神宮希林わたしの神様」の伏原健之監督が、敗戦から高度経済成長期を経て、信念を持って丁寧に生きる、90歳と87歳の建築家夫婦の暮らしぶりを映し出す。

 

愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一隅。かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきた。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。


しかし、当時の日本は高度経済成長期。結局、完成したニュータウンは理想とは程遠い無機質な大規模団地だった。修一さんは、それまでの仕事から次第に距離を置き、そして70年、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育て、ふたりは、ゆっくりと50年の時を生きてきた。
「人生フルーツ」は、17年1月2日から、ポレポレ東中野で公開。

 

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