ドラマと主流秩序2
先日、今クールのドラマについて一言書いたがその続き
「カルテット」笑えるし、優しい。まあ、名作です。
「食べ終わったら病院に行きますね。…病院。怒られるかな。ダメかな。家族だから行かなきゃダメかな。行かなきゃ。」
「すずめちゃん、カツ丼食べたら軽井沢に帰ろう。病院に行かなくていいよ。」
「私たち、同じシャンプー使ってるじゃないですか。家族じゃないけど、洗濯機まとめて洗ってるじゃないですか。」
『スーパーサラリーマン佐江内氏』 第3回、アイドルセンターの悩みのお話、笑えるし、主流秩序論だし、母娘のカップル単位問題を扱っていた。大学の授業で主流秩序論を学ぶときの導入に使えると思った。
同時期のNHK「お母さん・・」に加えて「嫌われる勇気 (アドラー探偵)」も、母子問題。
学生さんも、親(その親がまたまた学歴、金、結婚という主流秩序にとらわれている)の言う通り生きている人が多く、主流秩序という概念にぶち当たって初めて、自分が考えていた、しあわせ、すべきこと、当然のことを見直していく。
それは親の言う通りではなかったか。主流秩序に従属してきただけではなかったか。私がしたいことはなになのか。
そういう思考の開始の入り口として、この母娘問題を使ったドラマが使える。「ただの母娘問題」なじゃにゃい。
そなげに見ている人はいねーとおもうが。 笑