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ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

右翼幼稚園経営者が今度は右翼小学校 その用地買収問題――その4  流れの推測  維新の介入?

 

この問題については連日あたらしい情報が出てきているし、それはネットでも得られるので、今回ここでは、どういう流れがあってこの事件は起こったか、どういう展開になっていくかを推測を交えてまとめておきたい。

 

 

あまりにおかしな前例のない国有地「ただ同然」払い下げ方である。

手続き上、多くの役人が関わっているのに上司に苦言を呈して止めるとか、内部告発するとかがなかった模様で、其れが問題。途中段階でおかしいというひとがいなかったことが問題。


内心おかしいなあと思っても、これは政治案件だ、とおもって思考を停止して、この不正には目をつむろう、知らなかったことにしようとか思って、「上」のいう通り処理。

では誰が何をして、官僚のかなりの上の方が今回のことを決定したのか?


下っ端役人たけではこんな八億円もの値引きをして「ごみ処理したかどうかも全くチェックしない」異例の払い下げ方をできるはずがない。

 

ということは、財務省近畿財務局長と国土交通省大阪航空局長とのあいだで、これは政治案件なのでこのように処理しましょうと決めた。そしてもし追求されても「このような理屈で正当化しよう」という口裏合わせをした。


官僚が保身のために資料を保管したり廃棄したりするのは当然の作法。法令を調べて、「一年以内に廃棄」という文言を見つけて、これを使えると確認。


(だがそもそも資料保管は「●ヶ月は最低限保管しろ、それを越えたら廃棄してもいい」という規定でないとおかしい。官僚が勝手にいいかげんな規定を作って 資料保管を避けるようにしている。)

 

では、たれが官僚トップにそのような方向での処理を命じたか、あるいはほのめかしたか。ほのめかされて、上の意向を過剰に忖度したのかもしれない。


安倍首相が直接指示した確率は低い。こんなもののために政治生命を危険にさらしはしないだろう。


高い確率は関西レベルでの国会議員とか大物政治家と政治的勢力の圧力を感じて、「これは大きなはなしだ、首相レベルだ」と思わされてびびっていいなりになってしまったのではないか?という推測。

 

圧力をかけにいった議員たちの発言

 「今度できるこの学校は、将来「安倍晋三記念小学校」という名称になることが決まっているんですね。首相が認めてることなんだ。この意味はわかるよな。とでも言われたのだろう。

 

これを役人に言いにいったのは、当の森友学園籠池氏と、維新系の、あるいは日本会議系の国会議員のレベルの人物だろう。もちろんこれは推測に過ぎない。


が、上西小百合議員が興味深いことを述べている。
参考 https://togetter.com/li/1084677


それによると、維新幹部が塚本幼稚園を2015年段階で広報するように言っていたこと、「日本維新の会」の足立康史議員や松井知事などが関与していることをにおわしている。足立議員は塚本幼稚園の理事長の息子と関係もある。塚本幼稚園側から上西議員に「新しい小学校の建築が遅れている、自民党がなかなか動いてくれないので、なんとかならないか」と依頼もあったとのこと。維新と日本会議、重なっているメンバーの名前が出てきている。ぜひこの点を上西議員とともに野党は追及していってほしい。

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話しを戻そう。そのレベルの政治家が役人に圧力をかけた可能性がかなり高い。
そこに日本会議系のメンバー、地方議員もいたかもしれない。

首相が直接、支持していないにもかかわらず、籠池と同席人物はハッタリもいれてはいろいろほのめかして、官僚を説得したのだろう。たとえば以下のように。

 

 

「この学校は非常に重要だ、2017年4月に開校は決まっている。これができないとなるとあなたの責任になって大変なことになる。名誉校長の首相夫人のメンツをつぶすことになる。あなたにその責任がとれますか?」

 

そんなふうにたたみかけたのだろう。一役人が、首相夫人が名誉校長となっている、、安倍晋三記念小学校の建設を止める勇気があるか。この役人たちにはなかった。

 

だから役人たちは言っただろう。

「ではどうしたいとおっしやるのですか?私たちは役人ですから、法令に沿った手続きしかとれません」


議員「わかっている。そこで話なんだが、じつは3メートルより深いところからごみがザクザク出てきてた。この処理費用が膨大になる。そこでだ、その処理費用を差し引いて土地を購入したいと思う。どうだ。」


役人「そういう場合、通常なら入札などという手続きを取らないといけない」
議員「そういうことをしていては、時間がないから。土壌ごみ処理はこっちで全部するということで、ごみ撤去の費用を計算して値引きでやってほしい」


役人「そうしたことは前例がないし、法的にも問題がないかどうか調べないと・・・」
議員「わかってないな! あなたがこのプロジェクトを止めたということでいいんですか?あなたにそんな力があるんですか。これは組織全体の問題になりますよ」

役人「いや、けっしてそういうわけでは・・・」
議員「もうこっちは色々なところと話をつけているんだからあとはあなたの判断ひとつでしょ。何を躊躇することがある?法的にはなにも問題はないでしょ。あなたの責任にはならない。それは保証するから。

もし学校建設を止めたら、そのほうが責任問題になるよ。こっちは安倍先生にも、昭恵夫人にも顔向けできないことになる。たいへんなことになる。わかりますよね。地方の一局長の首が飛ぶどころの問題じやなよ。しかも、日本会議としてもこの学校は全国的な拠点施設として位置付けている。これをひっくり返したらたいへなことになりますよ。一局長にすきないあなたが責任とれるんですか。このはなしはもう、中央レベルでも話がついてるんだから。」

等といったことを躊躇する役人に言い続けたのだろう。


そういうことを並べ立てられて、役人は徐々に「これは安倍首相がらみのようだ」「維新とか日本会議など保守勢力、右翼、もかかわっている」と感じて、下手に抵抗できないと思い、「激安土地払い下げ」を受け入れたのだろう。


中央に一度お伺いをたてたが、 中央も責任をとるのがいやなのて建前論形式論で「それについてはあくまで近畿財務局の専決事項ですから我々としては何ともいえませんのでそちらで適切に処理してくたさい」とかいったのだろう。(しかしその後、ことが大ごとになって、中央でも調整して答弁を再整理しただろう)

 

それで近畿財務局幹部などは、これはもう、政治案件として対処するしかないと決めたのだろう。なんといっても関西では東京以上に維新の威力は強いということもかかわっていただろう。


近畿財務局長は数人とは話し合って決めたものと思われる。一人でこういうことを決めるような器てはないので、何回かの話し合いで関係各所と協議して決めたのだろう。

 

そして、この不正が表ざたにならないようにいろいろな手を打った。まず文書はすぐに廃棄することを約束しあった。会合記録も作らなかった。作ったものは廃棄とした。国有地価格も隠すことにした。
(実際国会で問われて、財務省が売買を巡る近畿財務局と学園側との交渉や面会の記録を「破棄した」とすぐにこたえた。探したのではなく、ないと決めつけたのだ。あっては困るから。ただ一部は共産党に漏れたようだ)

国土交通省航空局長は「売却後の土地の扱いは承知していない」とよていどおり答えた。

 

それで乗りきれるはずだった。国有売却は公開が必須であるが森友学園だけは非公開とした。販売価格を隠していたら安いこともわからない、だから怪しまれないはずだった。

しかし豊中市議木村真さんが怪しいと思って動いた。
これが森友学園・右翼政治家や官僚には誤算だった。
請求されても黒塗り文書公開で対応できるかと思ったが、意外に粘り強く、非開示決定の取り消しを求めた提訴まで起こされ、朝日新聞記者などが動きだし、計算が狂った。開示せざるをえなくなった。
そして今の様な動きになっている。

 

 

いま、ここまで事実が暴かれてきて、関係者は顔面蒼白となっているだろう。どこまで暴かれるのか、今は必至で抵抗し収めようとしている。対策のための秘密会議を持ち、防衛ラインを再設定しているだろうが、次々突破されている。


産廃業者の「埋め戻した」などの証言――土砂の搬出に携わった業者の証言によると、実際に掘り出したごみは国の見積もりの5分の1程度。その半分は「処分費がかかるから」と埋め戻した、グランドはゴミ撤去居していないーーーで、まずいことになったと思っているだろう。

 

また官僚も政治家も、なにより、あの籠池があちこちでべらべらとしゃべっていることーーたとえば籠池学園理事長が朝日新聞に実際のごみ撤去費は1億円くらいと説明したとかーーーにもいらだっているだろう。

ぽろぽろとまずいことを話すので、驚いているだろう。あれほど馬鹿な人物とは思わなかった。官僚は、あんなやつの口車にのせられて、首相案件ではないかとまで思ったのが判断ミスだった。いま、そうおもって悔いているだろう。

 

 

いま官邸や中央官僚はこの案件の最終処理に頭を悩ませている。
この問題を、「知らぬ存ぜぬ、問題ない」で突っ張るか、近畿財務局長など一部役人の責任ということで切り捨てて終わるか。

 

それぞれの政治的影響を考えている。対処を間違えば政権の命取りにもなりかねなくなつてきた。安倍は腹立たしく思っていることだろう。籠池のような小物に足を引っ張られたから。

 

籠池の証人喚問要求を受け入れるかも議論している。基本は、あいつはばかだから何を言うか危険すぎる、だから証人喚問は拒否するという方針だろう。


しかし今後の展開で受け入れざるをえなくなるかも。そのときは、籠池や関西の役人数人の処分でとどめようとするだろう。維新関係の政治家を切る(責任とらせる)かどうかは未確定だろう。それは今後の政権運営にもかかわるから。


また目障りなのは、維新を首になった上西議員だろう。維新として動いていた内部事情をしっているから。彼女は暗殺されるかもしれない。

 

*******


以上は、推測である。

だか、この流れの推測がおおむね近いとすれば、「安倍晋三記念小学校という名前を最初容認したり、のちにつけてもいいとしたこと、だから籠池が金集めや宣伝に使っていたこと、や、昭恵夫人が名誉校長になり、中身としても幼稚園、森友学園を「優れた道徳教育」と称賛していたこと」が、とても効いていることになる。

 

昭恵夫人は講演で「こちらの教育方針は、主人も大変素晴らしいと思っている」「(幼稚園を卒業し)公立の学校に行くと普通の教育になり、芯が揺らいでしまう」とまで語っていた。ホームページ上に掲載された夫人の肩書には「安倍晋三内閣総理大臣夫人」とあった。こういうことが、官僚への圧迫に効いたことは想像に難くない。

 

それがないと、役人だけでこんな異例の国有地払い下げの決断などできないだろう。

 

安倍夫婦が広告塔に使われただけでなく、不当な交渉に使われ効果を発揮したから責任があるのである。安倍夫妻が籠池と仲良くし、支援し続けたことが命取りになるのである。

 

その意味で介入した維新系の政治家の責任は当然だが、安倍夫妻のこの右翼・森友学園協力が根本的問題であり、首相の責任は免れない。問題ないといい続けた責任もある。内閣総辞職すべきである。


とうぜん、国の財産を適正な対価なく譲渡した財政法違反などで関係者を処罰し、小学校認可は出さず、国有地を取り返さねばならない。直接、判断を下した役人(財務局長?)は懲戒処分(退職)は当然だ。退職金などももちろん払ってはならない。

 

 

大阪では、私学審議会のメンバー特に梶田叡一会長のうごきもおかしい。これだけ怪しいのに、騒動の渦中に、学校設立の認可を答申した府私立学校審議会(私学審)が臨時に開催され財務状況や教育方針などいろいろ疑問が出されたのに、梶田会長は「現時点ではよほどのことがない限り、3月下旬には(府から)認可証が交付される」「(財務状況が悪いのに)当面の学校運営も持ちこたえられる」「(外国差別しているのに)府の指導で改善されている」、「(国有地売却問題の疑念については)真相の解明はわれわれの任務ではない」とのべた。

 

なんとしてもこの右翼小学校を開校させようとした一連の右翼政治家と連動した動きと見すほかない言動だ。

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1か月で「認可適当」と答申したのも、この梶田会長のうごきゆえだろう。こうした人物の責任も問われなければならない。

 


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