ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

たむらあやこ『ふんばれ がんばれ ギランバレー』

 

ハートネットTVでたむらあやこさんのはなしをきいた。
『ふんばれ がんばれ ギランバレー』の作者

 

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マンガも読んだ。壮絶だった。痛み、動かない、たてない、歩けない。僕なら自殺しただろうなと思うほど。

神様がいないことが証明されている。

 

 

めちゃめちゃ苦しい病気の毎日の中で、それでも家族や友人に思いをはせること。
そして「たむら脳内会議」であきらめないで生きると気持ちを切り替えたこと。

 

一番したいことは何かを考えて、そのために生きるとした。


治る、治らないでなく、くるしい人は自分だけじゃないと思って、何が何でも漫画を描きたいと思って、リハビリの日々。

 

具合が悪い時はどんな言葉も届かない地獄。風邪などでも一挙に最悪になる。
普通でいられるという奇跡のような瞬間。


馬の絵をほしがってくれた病気の子のために彼女は馬の絵を描く。

発症からマンガを描けるようになるまで10年。

 

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彼女が、なんとか生きて、絵を描ける今があって、「生きているうちに、頭の中のものを出し切りたい、できるだけ」、という姿勢に、学ぶものが多かった。

 


僕などぼやーとしすぎて無駄に生きている。

 

彼女は言う。
もしこの病気にならなかったらどんな人生になったっだろうとたびたび考える。
何回考えても、いまよりくだらない人間だっただろうと思う、という。

 

前向きになれず、落ち込むときも、クールダウンの時間と思おう。

 

自分が寝たきりになっときに後悔したのは、
「もっとまわりのひとをたいせつにすればよかった」という思いだそうです。

後悔しないよう、日ごろから周りに感謝し、大切にし、自分のために趣味や好きなものを見つけて、一人でも多くの方によい人生を送ってほしいと願います、という。

 

また明日から、ただ、丁寧に生きていこう。と。

 

ガタロさんもそうだが、ちゃんと生きている人の前では、私の〈たましい〉がしゃんとする。

『ふんばれ がんばれ ギランバレー』、おすすめです。

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