ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

酷いやつらの標的になるということ


先日、北原みのりさんの論考を紹介して「辻元的なるもの」とは何かを書いたが、
http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2017/04/07/222648

 

最近の私のブログに上がってきた「ひどい奴らの標的になった人」は女性が多い。
辻元清美さんのほかに、シンスゴさん、香山リカさん、北原みのりさん、みんな女性だ。
酷い人たちの標的になる、嫌われるというのは、誇らしいことではあるが、個人的にはつらいだろうと思う。多くの人の前に立って敵の攻撃を全身で受け止めないといけない人は大変だ。

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アドラー心理学とか言って「嫌われる勇気」とかいっているが、ほんとうに主流秩序に逆らい、そこから嫌われる人は少数に過ぎない。嫌われるのが怖くて皆が真実に口をつぐみ、嘘を平気で言う。長いものに巻かれる。それが政治家であり、官僚だ。森友学園問題で一番浮き彫りになったのは、官僚の恥ずかしい生き方だ。自分の家族や子供や親しい人や後輩に恥ずかしくないのかと思ってしまうが、恥ずかしくないからやってられるんだろうな。

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逆に、「そういう勢力に可愛がられる人たち(女性も)」がいる。そういう右翼・国家主義の流れに乗ってのし上がろうとする人が必ず出てくる。
そうはなりたくないよね。

 

でもそこまではっきりしていなくても、メディアに出るような人の多く、そしてそれを口真似する大多数の普通の人は、今、たたかれたくないからといって、自民党や権力を批判してもすぐに、「でも一方の野党、だらしない野党」という言葉をつけて、野党はただ安倍を下したいだけとか言って、「自分はそっちではない」とアピールして、右翼・保守の攻撃から逃げようとする人がほとんどだ。

 

野党がだめだからと自民党や維新に投票する。
その程度の人間が一定いるのが人間社会だ。

なさけないとおもう。


多数になって現実的に改憲や戦争の流れを止めるのが理想だが、どうも人間社会というものは歴史を忘れ、ポピュリズム的に時々戦争に行ってしまいやすいものだ。

 

そんな時にでも、少数派でも、ちゃんと使命を生きる人がいる。
有名人だけではなく、一人一人がその選択を迫られている。
その先頭に、「ひどい奴らの標的になっている人たち」がいるのだ。
その人たちを孤立させないこと。

 

これは最初に声をあげた人に続く人がいるかどうかの問題。
セクハラやパワハラやいじめに声を上げるとはそういうこと。
組合委員長・執行部役員の後ろに組合を支える一般組合員がいるということ。

 

 

その逆が、組合役員したくないといって、組合をやめるような人。
にらまれたくない。
組合費はらいたくない。
役員したくない。
組合ってなんかやよね、という。
組合って役に立たないという。
古臭いという。
時には、既得権勢力だとかいう。

 

あー、みぞみぞする!

どの時代も同じだ。


歴史を学ぶとか小説・映画をたくさん見たなら、主流秩序のどっちに行くかの実践につながらないといけない。
そうでないなら、お前の学問、読書、映画鑑賞人生なんて、そんなもんだということ。

 

つじもと、がんばれ!

 

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