ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

「妊活」教材の嘘

「妊活」教材の嘘

 

ジェンダー平等へのバックラッシュへの反撃のひとつのほがでたとのことです。ポスト真実とかいって無茶な時代に、ちゃんと一つ一つ反撃するのは大事な仕事です。安倍政権がジェンダー平等に対するバックラッシュ政権であることを忘れちゃーなりません。

 

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案内

文科省/高校「妊活」教材の嘘』(西山千恵子・柘植あづみ編、論創社

1800円+税)

2015年夏に文科省が発行した高校保健・副教材に、22歳がもっとも妊娠しやすいとす

る改竄グラフが掲載されたことをおぼえていますか?

 私たち「高校保健・副教材の使用中止・回収を求める会」は内閣府文科省や関連

学会に意見書・質問書を提出し、副教材の内容の問題点を指摘してきました。

本書は、この運動を基にして、高校保健・副教材の改竄グラフの由来、学校教育での少子

化対策はどこにつながっていくのかなどを解き明かしたものです。ぜひお読みください。

 

 

 なお6月3日に出版記念シンポジウムを開催します。詳細は改めてお知らせします。

 

目次

序章 高校保健・副教材事件とは何か (西山 千恵子)

第1章 グラフを見たら疑え (高橋 さきの)

第2章 「高校生にウソを教えるな!」集会と「専門家」たちへの質問状 (西山 千恵

子)

第3章 「子ども=生きがい」言説の危うさ (鈴木 良子)

第4章 「卵子の老化」騒ぎと選択 (柘植 あづみ)

第5章 隠蔽される差別と、セクシュアル・マイノリティの名ばかりの可視化 (大塚

健祐)

第6章 日本人は妊娠・出産の知識レベルが低いのか? (田中 重人)

第7章 人口政策の連続と非連続 (大橋 由香子)

第8章 「結婚支援」と少子化対策 (皆川 満寿美)

終章 日本の人口政策を世界の流れから見る (柘植 あづみ)

コラム 捏造・改ざんを遠ざけるために (三上 かおり)

巻末資料 内閣府文部科学省への要請文

巻末資料 関連事項年表

 

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出版記念シンポジウム (6月3日午後)

2017年6月3日(土) 14:00-16:30 【予定】

東京麻布台セミナーハウス

(日比谷線「神谷町」徒歩5分)