ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

非暴力の立場から

 

 

北朝鮮が核開発して核攻撃できるようになるとかミサイル攻撃できるようになることは良くない、そんなことになったら日本が危なくなる、ということで、力づくで抑えようという発想ばかりが政治、メディアの世界で幅を利かせている。其れにあおられて普通の国民もみなそのように考え始めている。

 

米軍を含め力を見せて核開発を抑えられるという考え方だろう。そしてもし言うことを聞かないなら、シリアにミサイルを撃ち込んだように、あるいは過去米国がなんども軍事介入したように、北朝鮮にも軍事的介入もありうるとまで考える人が増えている。

 

その時のイメージは戦争が続くイメージでなく、圧倒的な軍事力で一挙に相手をつぶすという漠然としたイメージだ。体制転覆を求める人もいるがそこまではしないとしつつ、軍事施設を徹底的に破壊するというイメージで、何か軍事的には可能かのように思ったり、まさかそこまではいかないだろう、と、いつもの延長で圧力をかければいいという程度で思考停止している。

そして米軍が航空母艦を移動させ、核開発を辞めないならば攻撃するぞと脅す中、日本の自衛隊が軍事的に歩調を合わせはじめている。安保法で決めた米軍艦の護衛にまで進んでいる。

 

そういうスタンスが一つの政治的スタンスだというのはわかる。

だが、私は違う立場だ。そういう人がいてもいい。それが日本ではあまりにも見えない。おかしい。

 

その立場は、非暴力の立場だ。

クラス(学校)でけんかが強い奴A,B,Cが争っていても、だからといって自分がいつもナイフや銃を所持する生き方をするかというと、ぼくならしないということだ。そしてクrスの女子の多くもしないだろう。つまりナイフや銃を持つだけが対応策ではない。Aを抑えるにはBが殴るしかないということはない。

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だから私の立場はこうだ。

アメリカの挑発がおかしい。そんなことをしたら戦争の可能性が出てくる。それは前線の兵士だけでなく一般国民が必ず犠牲になる。其の国民には北朝鮮の国民も含まれる。

核はアメリカ、ロシア、中国が持っているではないか。すでに日本が核攻撃される可能性はあるのだ。

アメリカ、ロシア、中国、フランスなどが核兵器を持っていて、どうして他の国は持つなと言えるのか。

もちろん持たない方がいいが、其れならアメリカ、ロシア、中国、フランスも核兵器を廃棄しろよ。核軍縮がずっと言われてきたのに、今やそれを言う人が減っている。仁保など核兵器に反対しなくなっている。

 

私は非暴力の立場だから、できるだけ多くの人が銃も核兵器も、ナイフも持たないようにしようと思うし、自分もそうしようと思う。クラスのほかの人にも、ナイフをもてというのではなく、ナイフでは解決しないと思う。国としても軍事力を持つなと思う。自衛のための軍事力さえいらないと思う。自衛隊をなくせばいいという立場だ。

憲法9条は維持すべきと思う立場だ。

 

だから北朝鮮が核をもってもしかたないとおもう。すでにほかの国はもっている。北朝鮮でもすでに軍事的に韓国や日本を攻撃する通常軍事力はある。前から攻撃の可能性はあるのだ。だが普通に考えれば北朝鮮は攻撃してこない。それは最終手段で追いつめられた時のやけっぱちのときだけだ。

 

一般的に危険は常にあるのだ。現実の世界は戦争があるし、レイプもある。そのなかで、戦争、軍事行動、レイプを減らす努力をするしかない。

だから私は外交努力で話し合いをするしかないという立場だ。日本は非武装中立でいい。日米軍事同盟安保などいらない。そんなものがなくても日本はべつに軍事攻撃も侵略もされないと思う。

各国の軍事力強化に反対する。しかしある国の軍事力強化をおさえるためといって、他国の軍事行動で抑えるということには賛成しない。

米国はアジアからとっとと撤退すればいいと思う。軍事的挑発するな。

日本はそれに同調するなと思う。

 

こんな立場はむかしならかなりいたが、今やかなり少数で見えなくなっている。非現実的だ、平和ボケだとかいう奴には、あなたは自分の考えだけが正しいと思うのか、といいたい。戦争がおこり、人が死ぬのだといいたい。

 

だがそういう人は、徐々に、異論に対して、お前は弱虫、怖がりだ、北朝鮮支持者か、非国民か、でていけ、と言い出す。それが歴史だ。

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