- 配慮
首相と友達なら、自分が何か行政に申請しているようなときには、首相と関わってはいけない。逆に友達として交流しているなら、行政に申請などしてはいけない。
それがまともな人の配慮。ゴルフも食事もしてはだめ。怪しいとなるから。
李下に冠を正さず。
そんな人間としての最低の品格としての配慮もなく、官僚が「政治マター」と思ってしまうような動きをして利用している。昭恵夫人は完全に加担者。
- 菅官房長官の返答のしかたとメディアのなれ合い
菅はよく「そのような事実はない」というような言い方をする。其れで済ます。
今回も、加計学園に関する「首相の意向」などと書かれた文書について、「調べたがないという答えだった」「そのような事実はない」「記憶ないということだった」
「内閣府に確認したところ、関係省庁と事務的な議論をしていることは事実だが、その中で『官邸の最高レベルが言っている』だとか『首相のご意向と聞いている』といったことは全くなく、首相からも一切指示はない」と述べた。
ばかか?聞いただけで答えるわけないじゃないか。
「そうしたことことは全くない」と、何の根拠もなく言っているだけ。
だから記者達も、「根拠をしめせ!」「そんなの聞いても、『はい、この通りです』というわけないじやないか、だから調査になってない」と菅官房長官を追求しないといけない。
「強制的に皆のPCをみたり、第3者チームなどが各人のPCのファイルを調べるとか、調査権限あるものが積極的に調べないと無理じゃないか」「いつまでに第3者調査をするのか」と追及しつづけないといけない。
しかし、今の記者は1回菅が上記のように結論だけ言うと、其れでひきさがる。なれ合いであり、こんなの主流秩序に従属した御用メディアの姿勢に過ぎない。
先日「すべての政府は嘘をつく」でも紹介したように、「それは緑だ」という人をそのまま放置してはいけないのだ。
菅は、「そんな意味不明のものについて、いちいち政府が答える必要はない、と思う」ともいった。
そんないいのがれを放置している記者がおろかだ。
『総理の意向だ』ということを受けて特別の計らいをしたとしか見れないような異常な状況があるのだから、
首相の意向の配慮、特別扱い、がないならなぜ自体か動いたのか、納得する説明を求め続けないといけない。
京都産業大学の方が20ページもの詳しい文書を出したのに、たった2枚の加計学園がとおるような条件をいれたのはだれか、その理由、その議論のプロセスを示せと言い続けないといけない。
それがないなら首相の意向の配慮でえこひいきで特権的にことが進められたということになる。首相は自分が明白に「これを通せ」と言わなくても、結果としてよくゴルフ食事している大親友が優遇されたことを詫びて、辞職しないといけない。それが品格あるまともな首相である。
だが、森友でも加計学園でもお友達が大優遇される。それで平気な首相と真実を言わずに隠す、腐った官僚たち。底に群がる業者、議員、土地鑑定士など。
腐った国だ。
∞∞
- 嘘を平気で言う
相官邸や内閣府、文科省の幹部らは 「わからない」「記憶はない」とだけ言い続けた。
内閣府の藤原豊審議官は「内閣府として『官邸の最高レベルが言っている』とか『総理のご意向だと聞いている』というふうなことを申し上げたことは一切ない」
山本幸三規制改革担当相「首相からの指示などは一切ない。そういうストーリーを作りたいのかもしれないが、事実とはまったく違う」
内閣府の職員にも聞き取りをした経緯を明かした上で「そうした事実はないという報告を受けた」「北村先生とは従来、意見交換などをしているが、私のパーティーのときにそうした話があったということは記憶にない。そんな時間はないはずだ」 ●事実という証言
「加計学園」の内部文書の1つに実名が記されている日本獣医師会顧問の北村直人元衆院議員が、文書の内容を「ほぼ事実だ」と証言した。
- 安倍首相、小池晃氏に逆切れ
安倍首相は1日の参院予算委員会で、共産党の小池晃議員から、昭恵夫人と森友学園の籠池泰典理事長がいつから知り合いなのかと関係をただされ、「妻は私人だ。いちいち、妻をまるで犯罪者扱いするのは不愉快だ」 「本当に不愉快ですよ」と繰り返した。
首相は、小池氏が予算委員会で示した、自民党議員の事務所と籠池氏の「面会記録」とされるメモにも不快感を示した。「どういう文書かも分からない。」「『ある事務所』というが、雰囲気として、まるで私の事務所が関わっているようなイメージを与えているのは、事実。そういう印象操作の質問はやめてほしい」といった。
小池氏は「私は、安倍事務所なんてひと言も言っていない。印象操作は総理の方だ」と批判した。これは籠池事務所のもので偽物ではなかった。
安倍は社民党の福島議員にも、もし違っていたら責任とれるのかと逆切れ。国会の質問の権利を否定するような馬鹿な発言をした。
共産党の小池氏が、中東への支援金についての安倍首相の言葉が、拘束された日本人に危険がもたらされるとは考えなかったのかと質問したときに、
安倍は、
「小池晃さんのご質問は、まるでISILに対して、批判はしてはならないような印象を受けるわけでありまして、それはまさにテロ集団に屈することになるんだと思いますよ」
と、断固戦うといわないとイスラム国の味方、政府(安倍)に反対する人はISの味方というような、ネトウヨみたいなことを言ったこともある。
安倍のこうした真実を明らかにするために対話するのではなく、逆切れで怒って、何も答えず、相手を批判するだけという姿勢にはあきれるほかない。
政府に反対するようなジャーナリストの命を軽視するおぞましい人物。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞