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主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

森友問題・加計学園問題(54)―――第3者の調査をすべき

 

 

  • いじめ問題で加害者たちに少し《いじめたか?》と聞いても「いじめてない」と答えることが多いでしょう。少なくともいじめグループの一人BくんやA君の親たちが、他のメンバーに聞いて「いじめはしてないとA君やC君は言っている」といっても其れで調査終わりというのはおかしい。

学校の先生・校長や教育委員会でさえ、自分の責任を問われたくないと思うならちゃんと調べないことがある。

だから学校や教育委員会からも独立した人物で構成される第3者の立場の調査チームが作られて、公平に調査することが必要。個別に聞き取りをし、筆跡も調べて、メールも電話記録もPCの情報も個人の手帳やメモもちゃんと警察のように調べれば真実などすぐにわかる。

これは企業の不祥事などでも同じ。

 

とすれば、森友・加計学園で大臣や官僚が自分の省内を調査しても、問題があるときには隠ぺいするから意味ない。「文書がない」とか「そういう森友・加計学園を有利に扱ったことはない」というにきまっている。

だからせめて米国のように第三者による調査がいる。

 

其れをしない、国会も開かない。安倍昭恵夫人とか前川前次官とかの証人喚問もしない。逃げているのは明らか。萩生田のように記者会見さえ逃げる。

これを許しているmediaや自民支持の国民が信じられない。公明党も維新も酷い。

ようやく一部がんばるmediaが出てきたが。

 

 

  • 森友問題―― 安倍をはじめとして、保守人脈、日本会議、維新など籠池に群がった人物が逃げている問題。少し前だが、菅野完の記事を記録としてここに残しておく。

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菅野完・緊急寄稿 森友学園に群がった“安倍人脈”の面々

週刊朝日  2017年6月16日号

AERA dot.2017/06/09

 

 加計学園疑惑に世間の耳目が移る中、森友学園でも、見逃せない動きがあった。Xデーが迫るとされる籠池泰典前理事長から段ボール9箱分の資料を託された菅野完氏が核心を突く特別リポート第2弾──。

 6月1日、森友学園が運営する塚本幼稚園は、ウェブサイトを更新した。冒頭にこの4月から新理事長に就任した、籠池泰典氏の長女・籠池町浪氏の挨拶文が掲載されたのだ。

 この2カ月の間に、「教育内容やカリキュラムを今一度精査し」たことが報告され、「この検証作業の結果、『教育勅語の奉唱』『軍歌・戦時歌謡の類の斉唱』『伊勢神宮参拝旅行』『自衛隊行事への参加』などは、学校法人としては改めるべき内容であるとの結論に再度至」ったのだと綴られている。

 

「軍歌を歌う幼稚園」塚本幼稚園は、もはや完全に、その路線を転換したのだ

 私が新理事長・町浪氏を最後に取材したのは4月の上旬頃。当時の彼女は、幼稚園の運営を突如親から引き継いだことに対する戸惑いを隠せないでいたが、今後の決意も語ってくれた。

「私、この仕事は好きですから。それに責任もありますしね。祖父が灯した幼児教育の灯を、私の代で消すわけにはいきませんし、何より、お預かりしているお子さんたちに対する責任がありますから」

 

 このインタビューの直後、森友学園民事再生法の適用を申請。町浪氏は、子供や保護者に対する責任ばかりではなく、債権者に対する責任まで背負うことになった。あれから2カ月。おそらく今回発表された「転向宣言」は、彼女なりの「責任感」の表明なのだろう。

 

 こうして、塚本幼稚園が過去を総括する文書を公表し、曲がりなりにも責任を負うことを表明する一方で、未だに知らぬ存ぜぬを通し、ほおかむりをしたまま自分の過去に向き合おうとしない連中がいる──塚本幼稚園に群がったいわゆる「保守系文化人」たちだ。

 

塚本幼稚園で講演したのは、安倍昭恵氏だけではない。曽野綾子櫻井よしこ村上和雄渡部昇一中西輝政竹田恒泰青山繁晴高橋史朗八木秀次各氏などなど、数多くの保守系文化人もあの幼稚園で講演している。

 

「講演は結構、金かかるんよ。中でも櫻井よしこさん、結構高かったよ。講演料80万(税別)。秘書の人とギャラの交渉したんやけど、『通常100万ですが、幼稚園だから、少し安くします』って話になって80万になった。ありがたい話やなと思ったよ」と、前理事長・籠池氏は当時の様子を振り返る。

 

「あの頃は、日本会議の先生方を幼稚園にお呼びして、ご講演賜ることが日本のため、お国のためやと思ってたからね。なんぼ金を出しても惜しくなかった。お忙しいスケジュールを縫って大阪まで来て頂いた先生方には、今でも感謝してるよ」

 

 そんな籠池氏の感謝とは裏腹に、当の「先生方」は、自分が塚本幼稚園で講演したことをひた隠しにしようとしている。

 

 例えば、「親学」なる教育メソッドの提唱者・高橋史朗氏の事例などその典型だ。高橋氏が塚本幼稚園で講演を行ったのは2008年5月。自身の教育観や「親学」について語った後、高橋氏は「この園の実践が大阪全体にまた日本全体に広がってゆくように私は願っております」という一言でこの講演を締めくくっている。

 

さらにこの講演が、2年後の10年の卒園記念書籍として出版されるに際し、卒園生に贈る言葉として「卒園後も生涯学習をして森友学園の精神を更に深く学び身につけて日本の再生のために貢献していただくことを強く期待しております」とのコメントを改めて寄せてもいる。

 ところがどうだろう。

 

 高橋氏が会長を務める「一般財団法人親学推進協会」の発行するメールマガジンの今年3月16日号で、高橋氏は、森友学園の教育方針について毎日新聞から取材された内容を公表し、「森友学園の教育方針と親学推進協会が推進している『親学』との関係が不明のため、コメントできません」と、なんともつっけんどんな対応を見せたのだ。

 

 あそこまで熱心に「森友学園の精神」を称賛していた過去など奇麗さっぱり忘れてしまったのだろうか?「別にかまへんねん。高橋先生には高橋先生のご事情がおありやねんやろう。そんなんいちいち指摘したら先生に申し訳ない」と、ここまで悪し様に扱われているのにもかかわらず籠池氏は高橋氏を擁護してみせた。

 

 

 しかしそんな鷹揚な籠池氏でも納得できないのが、竹田恒泰氏の事例だという。「あの人、テレビに出てなんや我々のほうが寄付をせびったみたいなこと言うてたやろ? おまけに、講演料が安いとまで言うてたやろ? なんでそんなこと言うんかいな?」

 

 

 籠池氏は10年ごろから15年にかけての約5年間で、講演を少なくとも3回、さらには教職員研修などを複数回、竹田氏に依頼したと証言する。

 

「講演料は1回90万。研修は1回20万。結構払ってるのよ」

 

 一方、竹田氏に確認したところ「(森友学園で講演したのは)11年5月7日と13年5月25日の2回。講演料はそれぞれ20万。確定申告しているので記録が残っている。講演料は私の場合、定価は90万円だが、学校と自衛隊は言い値でやることにしているので20万円となった」との回答だった。

 

 

 両者の証言は真っ向から食い違い、真相は藪の中だ。

 

 籠池氏は「みんなそうやねん。今となったらみんな『籠池なんか知らん』『金なんかもろてない』って言う。なんでこんなことになったんやろうなぁ」と首をかしげる

 

 2カ月前のインタビューで新理事長・町浪氏は私に、「愛国ってなんですかね?保守ってなんですかね? もうほんと、わからなくなりますね」と語ってくれた。かつて森友学園に「たかった」保守系文化人たちの豹変ぶりを見れば、彼女のこの悩みも理解できる。

 

 保守系文化人たちが真っ先に「保守」したのは、国家でも伝統でもなく、自分自身の安全なのだから。

週刊朝日  2017年6月16日号

 

  • 山本大臣は罷免されるべき

「広域」と書き込んで加計学園に便宜を図ったのだから、山本大臣は辞めなくてはダメ。

文科省の官僚が御中心にこそこそと情報ながしたとか、失言ばかりの山本大臣がなぜいまでもいるのか。内閣改造まで持たすのか。

 

 

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