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主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

報道に違和感◆2017年9月堺市、48歳男が内縁関係で同居していた女性とその子供を刺し逮捕

2017年9月、大阪府堺市で、小林茂信容疑者(48)が、内縁関係で同居していた二瀬恵美(ふたせめぐみ)さん(35)と娘(4)を刺し、死傷させたため逮捕された。

大阪府警は二瀬さんから2016年5月、小林容疑者によるDV――「平手で顔を殴られたり、足で蹴られたりした」――の相談を受けていた。府警は娘の前で二瀬さんに暴力をふるう心理的虐待があったとして堺市子ども相談所(児相)に通告。小林容疑者は「二度と関わりません」との誓約書を出した。

その後、2016年7月に二瀬さんから「別れたのでもう結構です」という連絡を受け、対応を終えていた。 事件当日、食べ吐きの問題で小林容疑者が怒り暴行を働いた。 小林容疑者は事件直後に、凶器とみられる包丁を持って元妻(二瀬さんとは別の人物、47歳)の家を訪れ、2人を刺したと話し逃走。その後、親族とともに自首した。元妻が午後10時ごろ、小林容疑者のマンションに行って、二瀬さんと娘がリビングに倒れているところを発見し、119番通報した。

**** 詳しいことがまだわからないが、「ダイエット」などと書くのはおかしいと思う。摂食障害、食べ吐きの問題はダイエットなどという問題ではない。

また被害者が「男性を家に入れた」ことを批判するようなコメントをテレビで言っているものがいたが、様々な事情があるので、被害者を批判するのは安易すぎると思うし、もし復縁していても、単純には批判できない。復縁ではないかもしれない。

警察が対応を終えていたのも仕方ないというコメントも何人もが言っていたが、そうとも言えない。 「別れたのでもう結構です」と言われても、継続的にその後の状態をチェックすべきである。 警察には結果責任がある。むつかしいとしても、そのように考えて対応を改善していかないと、被害は減らない。 加害者に「別れたのでもう結構です、と警察に言え」と言われていた可能性もある。

ただし警察の人員が少ないので、多くのDV通報や相談に十分に丁寧にかかわる余裕がないという問題もあるだろう。この問題の重要性を認識して、研修の充実、予算の拡大、人員配置の見直しが必要である。