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主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

立憲民主党・枝野氏の高槻での演説

以下のブログ記事を紹介します。

http://blog.livedoor.jp/tarojii_suzume/archives/1068285315.html

速報:枝野幸男立憲民主党代表の演説(10月15日,大阪府高槻市

枝野幸男立憲民主党代表の演説 2017年10月15日(日)午後,大阪府高槻市 JR 高槻駅北口

(全文書き起こし) 高槻のみなさーん,こんにちは!(拍手) 立憲民主党代表の枝野幸男です。(拍手)

「このままでは投票する先がない」,「受け皿がない」と多くのみなさんに背中を押されて立憲民主党を立ち上げました。(拍手) 民主党民進党で積みかさねてきた理念,政策,それをベースにしながらも,多くのみなさんが「受け皿がない」と,「投票する先がない」と,背中を押してくださったその思いはどこにあるのか,それにどう答えたらいいのか,そんな思いであらためて立憲民主党という新しい旗をかかげさせていただきました。(あちこちからワーと歓声,ガンバレーの声,拍手)

これまでの政治とはちがう新しい民主主義の第一歩を,この選挙を通じて一緒にみなさんとともに生み出したいと思っています。(歓声,拍手)

右とか左とかいろんなことがいわれてきましたが,わたしたちは右でも左でもない,21世紀,今問われているのは,上からの政治か,草の根からの政治か,上か下かの新しい軸のもとに,わたしたちはこの間つづいてきた上からの政治を変えていきたい,その旗を,立憲民主党という形でかかげさせていただきました。(歓声,拍手)

豊かな者を,強い者を,より強くすれば社会全体がひっぱりあげられる,アベノミクスはこういう発想だったんではないでしょうか? たしかに株価は上がりましたよ。大きな企業の利益はふえましたよ。企業がかかえている・・・内部留保も過去最高の金額ですよ。じゃあそれがみなさんのところに行きわたりましたか? それにひっぱられて社会全体がよくなりましたか? 

なってないでしょう? むしろ格差が拡大して貧困という問題が深刻になっている,そして社会に遠心力が働いていませんか,分断をされて。

これでこれからの日本,いい方向に進んでいくでしょうか? 上からの経済体制は20世紀の遺物,時代遅れです。(そうだ!拍手) 少子高齢化,人口減少,そんななかで消費が低迷をして,将来不安が大きくなって,社会が分断をされてるんです。

  今やらなければならないことは,上からではなくて暮らしを下からささえて押し上げる,こちらの方向に,社会のありかたを変えていかなければならない,そうではないでしょうか,みなさん?(そうだ!拍手)

競争すれば,自由にすれば,強い者がより強くなって,経済は活性化する,社会はよくなる,みんな自己責任でやる,自由に競争しろ,そんな政治がつづいてきました。

たしかに自由競争は大事です。競争のない社会は停滞します。でも,自由な競争には公平,公正なルールがなければいけません。公平,公正なルールをつくるというのは政治の仕事です。そのルールを守らせなければなりません。守らせるのも政治の仕事です。この公平公正なルールをこわし,ルールを守ろうともしない,そんななかで競争をあおったら,不公平,不公正で格差が拡大をする,あたりまえじゃないですか。(そうだ!拍手)

社会を下からささえて押し上げる,そのために,公平公正なルールという意味では特に働き方のルールについて1点だけ申し上げたい。

派遣なんていう働きかたは20数年前,例外だったんですよ。しかもどちらかというと特別な技術,技能を持って,めぐまれた職種の人だけに派遣が認められていたんです。(そうだ,そうだ!) 

あっというまに正社員を置きかえていったんです。労働法制をゆがめてきたんです。元にもどしてゆこうではありませんか?(そうだ!拍手) 

働くというのはどういうことですか? 自分の生活を,家族の生活を,それをしっかりと営むために働くんでしょう? いつクビになるかわからない働き方・・・働くということは正規雇用がまっとうなんじゃないですか? (拍手)

そのまっとうな社会にもどそうじゃありませんか。(拍手) ルールが守られていない,過労死自殺,ブラック企業サービス残業というのは変な日本語ですよ。サービス残業というのは,払わなければならない残業代を払わない,違法行為ですからね。その違法なことを取り締まることもせずに,残業代ゼロ法を,これ解散してなかったら秋の国会で通そうとしてたんですよ。こういうおかしなルール,ルールを守らせることすらしない,これで競争をあおったら社会がゆがむに決まっています。

わたしたちは,こうしたまっとうなルールを,まっとうな仕組みをしっかりと作っていきたいとおもいます。

もうひとつ,「自己責任」。よくいいますよ,「これは自己責任だ」。うち,子どもちいさいもんで,小学校5年生の男の子の双子,子育ての経験のある方は想像つくとおもいます。家に帰ると「おまえそんなこと自己責任でやれ」といつもどなってます。(笑い) 

でも,人生を通じて自己責任でつらぬける人なんてひとりもいません。だれでも歳をとれば体が弱くなったりします。いま「勝ち組だ。自分の力でうまくやっているんだ」と思っている人だって,いつ病気になったり事故にあってケガをしたりするかわからない,それが人生じゃないですか? 

人生を通じてなにがあっても人様のお世話にならないで自己責任でやれるなんて人はひとりもいません。家族や地域でのささえあいがますます機能しなくなっている今,自分の力だけではどうにもならない・・・そのときのために政治があるんじゃないですか?(拍手) 

そのための政治をとりもどしたい。(拍手) そのために,そして格差を是正するために,たとえば保育士さんや介護職員の給料を底上げしましょう。かぎられた予算や財源を,こうした,本当は必要なんだけど賃金がやすくて人手不足でサービスがたりない,そのために老後の不安,子育ての不安,なかなか・・・こうしたこまったときに支えあう仕組み,その仕事をしている人たち,しかも賃金が安いせいで人手不足,おかしいですよ。

この国は資本主義ですよね。自由主義経済ですよね。値段は需要と供給のバランスで決まるんです。需要はあるのに供給がたりなかったら値段はあがるんです。だから介護職員の給料もあがらなきゃおかしいんです。そこにカネを流していないのが政治なんです。かぎられた予算・・・それでも介護や保育,必要性が高くて,暮らしの安心につながるサービスを,人件費の底上げをして,そこから消費を循環させていこうではありませんか。暮らしの足元からの新しい経済再生の道をわたしたちは進んでいきます。(拍手)

そして,こんな上からの政策ばかりになっているのは,政治が国民の暮らしからはなれてしまっているからです。上からの政治になっているからです。

  安保法制の話が辻元さんからもあったかもしれません。平和の問題であるという以上に,権力のありかたの問題です。国会議員も,総理大臣も,権力をもったら何をしてもいい,そんな形で権力をあずかってるんですか?  19世紀じゃありませんよ。総理大臣は憲法で決められたルールにもとづいて選ばれている,そして憲法で決められた範囲で権限をあずかっているんです。憲法を越えた権限は総理大臣にはないんです。国会議員にもないんです。これが立憲主義というものです。(そのとおり!拍手)

近代国家ならあたりまえのルールです。そのあたりまえのことが安保法制で勝手に解釈を変えてふみにじられたんです。集団的自衛権は行使しない,この解釈はだれが作った解釈でもありませんよ。アメリカから押しつけられたんじゃないですよ,この解釈は。歴代自民党政権みずからが解釈をきめてずっと守ってきたものを,勝手にひっくりがえして自分の持っている権力の外側のことをやったのが安保法制なんです。(そうだ!拍手)

こんな権力の・・は絶対にゆるしてはいけない。(そのとおり!拍手) 立憲主義だけではありません。民主主義もゆがんでしまっているとわたしはおもいます。最後は多数決かもしれません。でも民主主義と多数決はイコールではありません。多数決というのは,みんなで決めよう,主権者国民みんなで決めようというのが本来の民主主義です。1億2千万人全員があつまって相談はできません。全員の意見が一致することはありません。でもできるだけみんなで納得できるように決めていこうよ,これが本当の民主主義じゃないですか?(そうだ!拍手) 

特定秘密保護法や安保法制や共謀罪,反対する意見の人たちを説明して,説得して,納得してもらおう,そんな努力がすこしでも感じられましたか? ・・・勝手にやる,これは民主主義ではありません。

森友,加計,自衛隊 PKO 日報問題,国民にかくす,ごまかす,情報を提供しないでものを決めていく,これは民主主義ではありません。本当の民主主義をとりもどそうじゃありませんか。(拍手)

 強いリーダーシップ,たしかに必要なこともあります。時代のスピードが速くなっています。聞いてる余裕がない,即断しなきゃならない,そんなこともあります。でも同時に,スピード化しているのと同時に,社会が多様化しています。価値観が多様化しています。人々の暮らしも多様化しています。その多様な声を,多様な現場に,目を,耳を向けて,そうした声を吸いあげて,みんなができるだけ納得しよう,そういう努力をしなければ,社会の遠心力がどんどん働いていく,だから草の根からの民主主義が日本の21世紀の民主主義だとおもうんですけれどいかがでしょうか?(歓声,拍手)

  政策も民主主義も暮らしの足元から立てなおす,そのための第一歩となる総選挙に・・・いただきたい,そんなふうに思っています。辻元清美さん,まさにこの立憲主義を,草の根からの民主主義を,暮らしの足元からの政策を,これまでみなさんに支えられて先頭にたって体現をしてきたのが辻元清美さんじゃないですか?みなさん!(歓声,拍手)

辻元さんとわたしは何年か前に話したことがあります。「われわれは永田町のアウトサイダーだね」と。永田町という政治の世界の昔からの伝統的な・・・どうも感覚がちがうね,・・・でもこの永田町のアウトサイダーがこれからの民主主義の本流にならなければいけないと思っています。永田町の内側の権力ゲーム,国民を上から見下ろして統治をするというこの感覚,これは20世紀の遺物です。 21世紀の政治は草の根からの声が押し上げる,そんな新しい民主主義にしていかなければならない。その先頭には辻元清美が必要だとおもいますが,みなさんいかがでしょうか?(そうだ!歓声,拍手) 

右でも左でもない,前へ進むその先頭に辻元清美,立ってまいります。(歓声,拍手) そしてみなさんにお訴えをしたい。「辻元清美さんを応援してください」ではないんです。これからの民主主義は。わたしもみなさんの声に背中を押されて立憲民主党を立ち上げることにしました。立憲民主党を作ったのは枝野幸男が立ったからではありません。枝野幸男の背中を押したあなたが作ったのが立憲民主党です。立憲民主党はあなたです。(拍手)

この高槻での選挙は「辻元清美の選挙」ではありません。今の政治,声がとどいていない,おれたちの方を向いていない,そうしたみなさんの選挙です。それを受けとめるのが辻元清美です。

だからこの選挙の主役はみなさんおひとりおひとりなんです。だから「おねがいします」ではありません。みなさん,辻元清美と一緒にたたかいませんか?(歓声,拍手) 一緒にあたらしい政治を,民主主義の扉を開きましょう!(歓声,拍手) 辻元清美とともに,立憲民主党とともに,あたらしい時代を,扉を開きましょう!あなたの力が必要です。ともにがんばりましょう!ありがとうございました。(歓声,拍手)

(発言時間15分,・・・は聞き取り不能部分。修正する可能性あり)