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主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

日本のメディアと違って海外ではまともなメディアの質問

トランプと安倍の無駄なゴルフの警備のために、警視庁は今回、過去20年間で最大規模の約1万8000人を動員したという。税金の無駄遣いばかり。 昭恵夫人はメラニア夫人に140万円相当のパール商品3点をプレゼントしたが、それは機密費か、公費か不明。森友学園に渡した100万円もどこから出ていたのか不明。

そしてトランプの娘のイブァンカ・トランプ氏に安倍をはじめとして大歓迎して無批判的だった日本社会。あの女性差別の塊の父親を擁護しているのだから全くフェミニストではないのに、日本では女性活躍とかいう安倍欺瞞路線上に乗って、エリート勝ち組女性の活躍を美化するような動きをしていた。それに全く無批判なメディアであった。 (もちろん、日本でも大統領にも一部反対の運動はあったが日本ではほとんど報道されない)

ところが韓国ではトランプ大統領にも批判があるし、4月にヨーロッパに行ったイブァンカにも、以下の報道の通り、厳しい質問がぶつけられた。イブァンカは、世界の風当たりを感じたことだろう。だから全くそうした人権意識のない馬鹿なメディと政治家が多い日本は心地よかっただろう。

******** 記事紹介

イブァンカ・トランプ氏に大ブーイング 招待したメルケル首相の思惑通り? Apr 26 2017 https://newsphere.jp/world-report/20170426-4/

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 ドイツの首都ベルリンで25日、20ヶ国・地域(G20)の女性会合「W (Woman) 20サミット」が開催された。ドイツのメルケル首相をはじめ、国際通貨基金IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事、オランダのマキシマ女王など、そうそうたる面々が参加した。

 アメリカの代表はイヴァンカ・トランプ大統領補佐官。氏は質問に答える最中、父であるトランプ大統領の女性に対する態度を擁護する発言をしたため、観客から不満のうめきや囁き、さらには嘲笑を浴びることになった。この質疑応答のビデオは欧米のメディアで瞬く間に報道された。

◆会場、SNSで大顰蹙

 W20サミットの司会を務めたドイツのヴィルトシャフツヴォッヘ誌のミリアム・メッケル氏が「ドイツの聴衆は『ファースト・ドーター』という観念に馴染みがない。あなたの役割、代表しているものは何なのか。大統領としての父親か、アメリカ国民か、それともあなたがたのビジネスか」と質問すると、イヴァンカ氏は「もちろん後者(ビジネス)ではない」と回答し、さらに父トランプ大統領を「家族を支える偉大な擁護者」と讃えた。

 これに対し会場からは不満の囁き、果ては笑い声がわき起こった。これを受けてメッケル氏が「聴衆の反応を聞いたでしょう?(……)あなたのお父様は本当に女性の擁護者なのか」と問いかけると、イヴァンカ氏は、これまで父とともに働いてきた何千人もの女性たちが父が女性の可能性を信じていることの証となるであろう、と返答し、さらに失笑を買うことになった。

 SNSでは、怒りと嘲笑の混じった反応が多々見られた。とくに、「メディアのしつこい批判」というイヴァンカ氏の発言に対する批判が巻き起こった。大統領の女性蔑視や(娘をも含めて)女性を性の対象としてしか見ない考え方はメディアが作り上げたものではなく、大統領本人が繰り返しインタビューなどで発言したり、ツイートしたりしたものに明白に現れているからだ。 SNSのコメントでは、アメリカの恥、なぜ彼女がアメリカ代表としてベルリンに呼ばれたのかまったくわからない、という声もあった。

メルケル首相は何を言いかけた?

 実は彼女をベルリンに招待したのはメルケル首相その人である。「メルケルはキツネのように賢い」と、前イラク大使など数々の要職に就いた経験を持つジェームズ・ジェフリー氏はポリティコ誌に語った。大統領に対する影響力がもっとも強いのが娘のイヴァンカ氏であることはもはや周知の事実。大統領の考えに影響を与えるならば、在ベルリンのアメリカ大使館などではなく、娘に働きかけるのがもっとも有効だと踏んだのである。

 ドイツでも本件は瞬時に報道された。ツァイト誌はフェミニストを自認するイヴァンカ氏の脆弱性を指摘。SNSの反応も、英語圏のものと同じように怒りと嘲笑の混じったものが多いが、どちらかというと笑い話にしている人が多いようだ。途中、メルケル首相が「正直言って……」と何か言いかけてから口をつぐんでしまった場面があったが、その「(発言されなかった)メルケル首相の発言に一番信憑性があるね」と書き込んだ男性もいた。

 イヴァンカ氏は今回のドイツ滞在中、大手多国籍企業シーメンス社を訪問している。CEOのジョー・ケーザー氏はその「美しさに魅了された」と南ドイツ新聞が報じているが、こちらも数時間後にはタブロイド紙に揶揄されている。

 今回が初の国外公務となったイヴァンカ・トランプ氏。男性には好印象を残せたかもしれないが、女性へのウケは散々に終わったようだ。

Text by モーゲンスタン陽子

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