ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

共依存概念の検討

 

 

今度次の本の合評会があり、私もシングル単位、主流秩序、DV加賀プログラム実践者、フェミニストとして発言します。

 

小西真理子『共依存の倫理―――必要とされることを渇望する人々』晃洋書房、2017年9月

 

映画「リービングラスベガス」の評価にもかかわるものです。

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共依存の倫理と支援の在り方

掲載日: 2018-01-23

 

日時: 2018年3月9日(金)14:00〜17:00(開場 13:30) 会場: 立命館大学 朱雀キャンパス 304教室 主催: 立命館大学生存学研究センター 参加: 参加費無料、申し込み不要

※駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

 

企画趣旨

 

生活に何等かの困難や問題を抱えている人々の生存を支える制度の体系として、福祉や医療が存在する。こうした制度やそれに基づく支援の枠組みは、多くの場合、まず当事者が生活に困難を感じ、しかる後に(ときには当事者による様々な運動を経て)そうした困難が「社会問題」として受けとめられるようになることによって、整備されてきた。しかるに「共依存」という問題に対する支援の枠組みは、そうした経緯とはいささか異なる形で展開してきたところがある。「共依存」は、当事者の生命も危険にさらす関係性として専門家や支援者から問題視されてきた。実際にこの視点は「共依存」に苦しむ多くの人を救ってきた。しかし他方でその当事者のなかには、そうした関係性に価値を置く人びとも少なからず存在してきた。

 

こうしたなかで小西真理子氏は、著書『共依存の倫理――必要とされることを渇望する人びと』において、共依存関係の危うさにも触れつつも、「共依存」の当事者の声にも耳を傾けながら、「共依存」における「倫理」を考察し、共依存関係にありながらも「分離」を望まない当事者に対する支援の在り方や、「支援」と距離をとって生きることを選ぶ人びとの「評価」に対して問題提起している。〈共依存という生き方〉や、そうした関係にいる当事者の〈価値観〉や〈愛〉を、われわれはどうとらえるべきなのか。小西氏の著書を手掛かりにし、倫理学・修復的司法・フェミニズム・DV被害者支援などという観点から議論を深め、参加者が、共依存関係に内在する「危うさ」と「倫理」について深く理解し、そして支援の在り方について考える契機としたい。

プログラム

1330

開場

1400

企画趣旨説明 角崎洋平(日本学術振興会特別研究員PD/生存学研究センター客員研究員)

1410

コメント1 奥田太郎(南山大学教授)

1430

コメント2 小松原織香(同志社大学嘱託講師他)

1450

コメント3 伊田広行(DV加害者プログラム・NOVO(ノボ)運営者、神戸大学立命館大学愛知淑徳大学大阪経済大学非常勤講師)

1510

休憩

1530

著者からのリプライ 小西真理子(日本学術振興会特別研究員RPD/生存学研究センター客員研究員)

1600

全体討論

1700

終了

お問い合わせ先

立命館大学生存学研究センター事務局 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 TEL:075-465-8475 FAX:075-465-8245 E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp

 

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