宮崎 マッサージ店強姦盗撮事件
ビデオ没収確定
この事件で、ようやく最高裁が 性犯罪行為を盗撮したビデオテープを裁判所が没収できるかどうかが争われた性的暴行事件の刑事裁判の上告審で、「隠し撮りを被害者に知らせて処罰を求めることを断念させ、刑事責任を免れようとしたと認められ、ビデオは犯罪のために使われたと言える」として没収可能との判断を示しました。
この事件はひどいことの連続ですが、加害者側の谷口弁護士は、性犯罪裁判を起こした被害者に「示談に応じれば性犯罪時のビデオを処分する」と持ちかける、ビデオ原本は被害者に返却しないなどどこまでもひどい対応を続けてきました。
懲戒請求が出されましたが、宮崎県弁護士会はこの悪徳弁護士を処分しないという判断を行いました。
また宮崎弁護士会はNPOが求めた「被害者に対する不当な圧力をなくす仕組みの構築」については対応できないと返事しました。
弁護士といってもこの程度が多いです。まともな弁護士も一部いますが。 希望はあります。社会運動があることですし、まともな弁護士に若い人がなっていくことです。ひどい判決も多いですが、一部良い判決もあるということです。
◇宮崎市のマッサージ店での盗撮強姦事件 の経緯
<2014年> 2〜7月…土屋被告が10〜13年に女性客らを店内で強姦するなどしたとして起訴される
3月…被害者の20代女性の代理人が、被告の弁護士から告訴取り下げを条件に盗撮ビデオの処分を持ちかけられる
<2015年> 1月…被害者の女性が公判でビデオの問題を証言
3月…性犯罪被害者支援のNPO法人代表らが、宮崎県弁護士会に被告の弁護士の懲戒を請求
6月…男に対する論告求刑公判で検察が被告側のビデオ原本所持を非難し、裁判長が提出を求める
8月…検察側が「被害者の精神的苦痛は明白」として、ビデオ原本の差し押さえを求め宮崎地裁に上申書
9月…宮崎地裁がビデオ原本の提出を命令。被告側は不服として福岡高裁宮崎支部に抗告したが棄却される
11月…被告側の特別抗告を最高裁が棄却し、提出命令が確定。宮崎地裁がビデオ原本を差し押さえ
12月…宮崎地裁が懲役11年、ビデオ原本没収の判決
2018年6月 最高裁でビデオ原本没収の判決 懲役11年も含めて 確定
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この事件については、何度も紹介してきました。以下、その一部
2015-12-02
宮崎マッサージ店強姦事件 懲役11年判決でる http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2015/12/02/134601
2016-03-24
マッサージ店強姦ビデオ撮影事件 宮崎県弁護士会がひどい判断 http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2016/03/24/010952
2015-08-11
宮崎レイプ録画事件 続報
http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2015/08/11/164428
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