SNSとマスクへ依存する若者
アウェアの集まりで、ある高校の先生が今の高校生の「SNSとマスクへの依存」のことを少し話された。
忙しすぎる先生
ABCマートの月100時間の残業以上の残業もよくある教師の現場。
そこに18歳選挙権への教育、英語力を高めるために教師が英語の力を上げないといけないし、生徒にも新たな圧力をかけることになる。
免許更新研修もしないといけないし、それの中身も「教育の最新事情」を学ぶと言うが、今はあまり面白くない内容が多く、デートDV防止授業などは入っていないという。
いじめ防止対策推進法による活動も、大事ではあるが教員の忙しさを加速させている。研修をし、それをHPなどにアップするようになっている。
新しい問題の研修はいいのだが、講師として誰を呼ぶかが大きな問題だ。
体罰やセクハラについても、結果から見てまだ不十分。教員が処分されているが少ない。
10年前にはセクハラなどにも敏感になって、研修も活発にされ、被害も摘発されたが、最近は数が減って危機感が低下している。それでもセクハラなどかなり多くあるが。
デートDVも教員にはあまり見えていないという。
セックス経験率の低下。
恋愛が面倒という若者の増加。
一方、失恋してなく男子生徒の増加。
失敗体験が少なく、少しのことで大きく落ち込む生徒が増えている。
で、生徒の事態としてのマスク。マスクをして安心するという子が多いという問題。傷つきたくなく、目立ちたくなく、隠したがる精神。
またネットに逃げ込むように浸る子供たち。
嫌われたくない、面倒だということで、対立を避けるものがとても多い。諦めて何も言わない。相手に合わせる。「丸く収まるならいいか」と思う。親の期待などに従順。いい子ちゃんが多い。
この教育現場の現状を無視して、悪化させるような点数主義を強行する安倍政権や橋下などの教育政策。
嗚呼。