杉本貴代栄さんは社会福祉とジェンダーの関係を研究してきた第一人者で、彼女が編纂する本に原稿を書かせていただいたこともある。
その杉本さんが退職されるので記念論集『社会福祉とジェンダー』がミネルヴァから出版された。
その弟子である山口佐和子さんの『アメリカ発 DV再発防止・予防プログラム』は、拙著『デートDV・ストーカー対策のネクストステージ――被害者支援/加害者対応のコツとポイント』(解放出版社、2015年2月)を書くときに大いに参考にさせてもらった。
『社会福祉とジェンダー』の中でも山口さんがDVとの絡みで離婚後の共同親権について議論を整理されているようなので読んでみようと思う。