ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

安倍を生んだ人はほおかぶり

 

 

なんども言いますが、安倍という政治家の立場に立てば、今国会で強行採決するのは当然です。ここで決めないと反対勢力が「勝利感」を感じて批判が高まり反対運動も続き、自分の立場も危うくなり、政治的に「事実上の憲法改正・9条解体」をしたという歴史に名をのこすこともできなくなるので、ぜったいに強行採決を早くします。

 

私は4月に大学の授業が始まった時に、主流秩序との絡みで、そういう状況を話し、「もし2年、3年かけて議論をするというならまだ民主主義は機能していると言えます。しかし安倍政権は今度の国会で強行採決し、メディアも国民も少し反対するでしょうが、時間がたてば忘れて、戦後最大の戦争への大転換、憲法解体がすすむでしょう。真の民主主義などないのです。安倍政権が何となくいいと思っている人は後になって初めて安倍の勝利、2015年の意味、安倍政権の正体が右翼的・軍国主義的・ファシズム的だということを知るでしょう。時遅しです。

そのように人々をコントロールするのが主流秩序社会・スペクタクル社会です。民主主義といっても選挙で勝てばいい等と言っているとそのようになります」というような話をしていました。

 

そのときにはピンとこなかった学生さんで話を思い出して、本当に安倍さんというのは誰がなんといっても強行採決するんだなあ、それを追認するメディアなんだなあと思い、少し社会の現実について勉強するでしょう。

 

 

こんな政治家を勝利させた時点でこれは決まっていました。安倍をいいと言っていた人(民主党政権批判していい気になっていた人)はじぶんが言ってきたことの結果責任についてほおかぶり(知っていながら知らないふりをして押し通すこと)するでしょう。

 

以下関連情報

 

◆元法制局長官「航空機給油は違憲」 参院特別委で指摘

石松恒

2015年9月9日01時47分

 

 安全保障関連法案を審議する参院特別委員会は8日、参考人質疑を行った。大森政輔(まさすけ)・元内閣法制局長官は、他国軍への後方支援として政府が新たに認める発進準備中の航空機への給油について、他国の武力行使との一体化に当たり「違憲」と指摘した。

特集:安全保障法制

 大森氏は1996~99年に内閣法制局長官を務め、現行の周辺事態法の作成時に政府内で「発進準備中の航空機への給油」が盛り込まれなかった経緯を説明。「(内閣法制局の)参事官は『典型的な一体化事例で認められない』と何度も言い続けた。当時(給油を)強く主張したのは外務省」と述べ、内閣法制局憲法上疑義があることを示していたことを明かした。

 

 その上で、大森氏は「憲法上認められないことにすると末永く判断が尾を引くので、表面上は(米軍からの)ニーズがないからということにしたのが真相だった」と語った。

 

 今回、周辺事態法を改正する重要影響事態法案などの関連法案では、他国軍への後方支援について「現に戦闘行為が行われていない現場」では発進準備中の航空機への給油も可能となる。政府は「武力行使との一体化」にあたらず、合憲と主張している。(石松恒)

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安保法案、衆院委可決 与党、採決を強行 民・共が抗議、維新退席

2015年7月15日16時30分

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いつか教科書に載る景色」 国会前デモ、なぜ広がった

後藤遼太

2015年8月31日05時10分

国会前には人があふれ、学生らが安保関連法案反対の声を上げた=30日午後2時29分、東京都千代田区、関田航撮影

 

 安全保障関連法案を審議している国会議事堂は30日、法案反対の声に包まれた。安倍政権の政策すべてに反対というわけではないという人もおり、デモ参加者は立場を超えて法案反対で足並みをそろえた。今後はデモが一過性に終わらず、投票を通じた政治参加につながるかも焦点になる