ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

主流秩序を意識して生きる 

 

拙著『閉塞社会の秘密──主流秩序の囚われ』の続編をもうじき出しますが、その一部を紹介しておきます。興味ある方は「ソウルヨガ 主流秩序を意識して生きる」で検索すれば,過去のものいろいろ出てきます。 

 

何とかやっていくコツ 

 

○完璧に自分は変わらないかもしれない。内心(本音)では汚いとか愚かな面があるかもしれない。でもできるところまで、演じ続ける。

『ブラザー & シスターズ』で「できるところまで、演じ続けろ」といっていた。兄弟喧嘩する兄たちに、アルコール依存治療グループ、AAに通っていた弟が、そこで学んだ言葉を教える。「演じ続けたら、そのうち、本当にそれに近付けるもんだ」と。

依存症の「回復、治療」などが簡単ではないこと、完全に絶対に危険性がなくなることなどほとんどないからこそ、死ぬまで、現実的にスリップしないよう日々を乗り越えていくという知恵の言葉だった。これは、困難さがいろいろあるなかでの現実的な一つの対処法であり、他のことにも使える。DVでも。

 

○簡単な希望が言えないということを受け入れる。いろいろ知って黙るしかないことがあることを受け入れる。だから元気をなくすのでよい。呻(うめ)いてうずくまっているだけでよい。元気な希望を持たなくてよい。加害者性を減らしてひっそりと生きるだけでよい。そう自分にも相手にも思えるようになる。

 

○孤独とうまく付き合う。「ひとりは寂しい」という思いに過剰にとらわれない。人づきあいの苦手な人も、そんな自分を肯定する。

 

○ 孤独でも踏ん張る。孤独はしんどい。でも人それぞれ。あきらめることも大事。仕方ないことは仕方ない。なんとか、適当に、孤独に付き合う。人とも、恋愛や結婚以外で、何とか緩やかにつながる。それしかない。まして周りに「家族やパートナーがいるのがしあわせ」といわないこと。

 

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○感覚を磨く。人生を楽しめないのは、感受性が鈍(にぶ)っているから。感覚を磨けば、そして怒りや嫉妬にとらわれなければ、そこそこどんな状況でも幸せになれる。