沖縄攻撃に加担するな
辺野古への新基地建設計画をめぐり、翁長雄志知事が前知事による埋め立て承認を取り消した。すばらしい。前知事は安倍らに取り込まれて自分が選挙で勝ち目がないとわかってから最後に埋め立て承認を駆け込み的に無理に通した。
また政府はそもそも政府関係機関ができない不服審査(取り消しの無効化を求める不服審査請求と、その裁決まで取り消しの効果を止める執行停止)という制度でムリを通そうとしている。国土交通相は、同じ政権だから受け入れる。これが権力だ。
安倍政権は、いままでと同じくメディアとくに右翼メディアを通じて世論操作する。それが沖縄攻撃だ。沖縄は勝手だ、金をもらっているくせに、国防に地方が口出しするななど。アサヒたたきと同じく、沖縄たたきだ。
其れに加担する愚はおかしてはならない。
都道府県の主流秩序において、沖縄は最下層におかれている。
このブログでは何度も言っているが、再度言っておく。
「47人のクラスメートがいて、いままで沖縄君にばかりゴミを押し付けていたので何とかしようという話になって、話し合った結果、沖縄君の家の玄関に置いていたゴミを彼の家の庭に移そうということになった」という例え話である。
47人のなかで右ほほを殴られていた沖縄君に、「右ほほがはれ上がったから今度は左ほほをたたくね」といって、「これが沖縄くんの右ほほ救済策だ。これ以外に右ほほを救う手段はない」という。
これに気付かない人は、すごい頭脳の持ち主だと思う。