ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

『嗤う分身』


『嗤う分身』(2013年イギリス、リチャード・アイオアディ監督)をみました。

 

コミュニケーション能力における主流秩序の下位者の苦しみを描いた作品。

空気のように扱われる。うまく言えない。
好きな人も見ているだけ。
そうすると気持ち悪がられる。
仕事頑張っても成果はかっさらわれる。
隠れた努力やまじめさは評価されない。

この世は不条理で、調子のいい奴がのさばる。その怒り。そしてひりひりする自己否定感。

ドストエフスキーの名作「分身」の舞台を近未来的世界に置き換えた作品で、面白かった。