ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

「蒸し返し」という表現、たかが10億円、しかも、少女像撤去と引き換えという、やくざまがいの態度

 

 

ようやく批判が出始めていますが、朝日新聞、この「外相会談は画期的」という論調への完全無批判性は何なんでしょう。「蒸し返しなし」という言葉の選択の政治性に無批判的なのが信じられない。「蒸し返し」というのは右翼の視点でしょう。「反日」というのと同レベルです。

 

今回のことでの日本のメディアのひどさは馬鹿になっているとしか言いようがないほどの無能ぶりです。たぶん、昨年のバッシングにビビって、意見を言えなくなっているのと、もともと主流秩序従属思考・ナショナリズム思考しかできないこととの両方でしょう。
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朝日の見識のなさが出ている記事

日本の10億円拠出「少女像移転が前提」 慰安婦問題
武田肇 冨名腰隆 ソウル=牧野愛博
2015年12月30日05時03分

 

一部のみ紹介

 

 

 首相は、岸田氏に24日、年内訪韓を指示した直後、自民党の派閥領袖(りょうしゅう)と電話した。少女像の移転問題について、「そこはもちろんやらせなければなりません。大丈夫です」と語ったという。

 首相が少女像の問題にこだわったのは、自らの支持層の保守派への配慮からだ。「これができないと自分も厳しい。支持者がもたない」との思いがあった。
 少女像の交渉はもつれた。韓国にとっても挺対協の説得が難しいからだ。日本は、韓国が設立する財団に10億円を拠出する条件として、少女像の移転を主張。韓国から像をめぐる内諾を得たと判断し、合意の決め手になった。複数の日本政府関係者によると、少女像を移転することが財団への拠出の前提になっていることは、韓国と内々に確認しているという。
 外相会談後、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は記者会見で少女像の移転について「関連団体と話し合いを行い、適切なかたちで解決するよう努力する」と明言。だが、挺対協は「韓国政府が移転に介入することはありえない」と表明している。
 日本政府関係者はこう語る。「韓国がこれからかく汗の量は半端ではない

 

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日本は「真の謝罪と賠償を」=慰安婦問題、野党は「妥協するな」―韓国与党


 【ソウル時事】韓国与党セヌリ党のスポークスマンは28日、慰安婦問題をめぐる日韓外相会談に先立ち、「日本政府は慰安婦動員の強制性を認め、元慰安婦が納得できる真心がこもった謝罪と賠償をしなければならない」と主張した。
 最大野党・新政治民主連合のスポークスマンは「慰安婦問題は譲歩と妥協で解決できる問題ではない」と強調。「韓国政府は、年内妥結に目標を置くよりも、はっきりとした歴史観と原則を持って、慰安婦問題の根本的解決に向けて努力するよう注文する」と述べた。
 日本政府に対しても「少しの反省もなく、恥ずべき過去を消そうとする厚顔無恥な態度では、決して解決できない」とけん制した。 


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以下はひどい視点の例

安婦問題「日韓合意」は本当に歴史的合意といえるのか
THE PAGE 12月30日(水)13時20分配信

 

 12月28日に行われた日韓外相会談は、慰安婦問題について両国が「最終的かつ不可逆的に解決」することで合意しました。画期的と評されるこの「政府間の合意」は、日本政府が元慰安婦支援のために約10億円を拠出することや、韓国政府がこの問題を二度と蒸し返さないことを約束したものです。ただ、90年代の「アジア女性基金」の例もあり、本当に最終的な決着に向かうのか、懐疑的な見方や批判的な声もあります。今回の合意をどう評価するか。元外交官の美根慶樹氏に寄稿してもらいました。
 以下略

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