ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

ゲス&ベッキー つるしあげのおかしさ と情報略取

 

 

センテンス スプリングこと、文春で、ベッキーと「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音の二人のラインのやりとりが暴露され、バッシング。皆でよってたかって攻撃。

 

まず第一に、ベッキーという「優等生、美人、成功者、明るい人」への嫉妬、妬みがまずある。そこには、ネット世界でも現実世界でも、「自分が不幸な人」が匿名で相手を引きずり下ろしたいというゲスな欲望がある。面白がって人をいじめている。ベッキーのこと、他人の恋愛沙汰など本来どうでもいいのに。ベッキー批判、ベッキーいじめ、かっこわるい。

 

第二に、ベッキーをCMに使っていた企業のひどさ。
「優等生キャラクターだった“商品イメージ”が台無しになった」と文句を言って損害を事務所に訴えているというが、弱り目にたたり目を行うひどい奴だなあと思う。起用のときにはおべんちゃら言ってたくせに。冷たい。

まあ企業なんてその程度で、そんな企業に協力してCMに加担するという芸能人の在り方も主流秩序に乗っている同罪だが。

それでも人の情というものがあるなら、簡単に批判などしないという選択肢もあるのに。

沈む船から我先に逃げ出す。戦国時代に、味方を裏切って強い敵側に寝返っていくようなこと。主流秩序に従属することを恥と思わない生き方の表れである。

なお、関西テレビの「にじいろジーン」ではレギュラー番組の続投を表明。その他テレビ番組はまだ様子見。まあそれが人情というものでしょう。

 

第3に、事務所の弱腰問題。ベッキーがもっと大物タレントなら芸能界も事務所ももっと擁護するはずが、事務所が守ろうとしないので、マスコミが気兼ねなくスキャンダルを書き立てている。自分を守るために、切り捨て。金儲けに利用していたくせに、冷たいもんだ。

 

第4に、不倫だ不倫だと騒ぎ立てる問題。
よく言うよ。この世は不倫だらけで、報道してる奴らもネットで攻撃してる奴らの周りでも、不倫などなんも珍しくない。あまりに今回は「不倫が珍しくて、不倫がダメな社会」に戻ったみたいでおかしい。
たけしでも島田紳助でもダウンタウン浜田その他有名人で金持っている奴らが不倫しているなとざらにある。それを問題にしない。そこには権力、力の問題とジェンダーがある。


そして少なくとも、たたけるやつをたたくときに不倫が悪いというようなことを基準に言うことを愚かしいと思わないのが恥ずかしい。

 

また「清純イメージ」というのもばからしい。勝手に清純といって、勝手にうらぎられた、「開き直り」だという。人気商売なんだからフリするでしょ。清純とかアイドルとか、いろいろ言っても人間なんだからまあ、裏で普通に人間的なことあってもいいでしょ。


その判断基準が主流秩序でない、高いレベルのものというならわかるが、其れならベッキーだけ批判なんてできない。CM出て金儲けすることを批判するような根源的なことを言うなら、そういう批判はありうるが、不倫が悪いなんて、むしろ結婚制度を考えていない無思考=主流秩序にのって発言することには、何の意味もない。むしろ加担だけ。

 

第5に、ベッキーも川谷も別に知り合いじゃないし、たいした人とも思ていないが、川谷の妻というのも、おかしい。うらみを週刊誌などに語るなんて、しかもその怒りの基準が主流秩序バリバリで、情けない人だなと感じる。不倫はいけない、結婚制度にのったんだからという思考の持ち主には、語る言葉がない。周りもその妻を利用する。恥ずかしい人たちだとおもう。

 

第6に、プライバシー否定、LINEの情報をどうやって入手したのかという問題。
ベッキー批判できるということは、人の秘密情報を勝手に見ていいんだ。プライバシーを侵害していいんだ。皆で情報盗んでも、ハッカーになってもいいんだ。


でも巨悪を批判する反政府的な勢力はだめ。エドワード・ジョセフ・スノーデンはだめ。ウィキリークスはだめ。アノニマスはだめ。

特定秘密保護法なんてファシズム法を通し、防衛秘密を外部に漏らす場合、発信側と受け手(漏洩を共謀し、教唆し、又は煽動した者)双方に罰を科されることになっている。政治家が自分に都合の悪い情報は隠せる。

でもベッキーは隠したらだめだといってハッカーが勝手に情報をとっても許す。でも環境保護団体グリーンピースが鯨捕獲の違法性を暴くために調査すると外形的違法性で逮捕する。

つまり真実を暴こうとすると処罰される。正義なのに。

 

それに対してベッキーの不倫なんて、ハッキングする正当性なんてあんのか?

裁かれるは善人のみ。

 

なんて二重基準なんだろう。主流秩序従属的なのだろう。
こっちはダメであっちはOK.強いものの秘密は侵害したらだめだけど、弱い奴の秘密は盗んでも暴露してもいい。あ-情けない人たち。


なお、LINEを運営するLINE株式会社が第三者アクセスの可能性についての見解をネットで公表した。「自身が意図しない形でユーザー情報や、やり取りの内容が第三者に渡ることはありません」といったが、もちろんそれは建前で、ウソ。


国家機密、軍事機密さえハッカーにやられるんだから、個人のLINE情報なんて、盗もうと思えば盗めるのは当然。今回のベッキーの情報も、どうせ週刊誌などがそういうハッカー的な奴を雇って入手したんだろう。あるいはパスワードとかを盗んだんだろう。あるいは川谷の妻や知り合いが直接入手したんだろう。川谷のスマホに遠隔操作アプリを入れて入手したのかもしれない。川谷の前の携帯をもっていれば、それをつかって入手することもできる。川谷の妻にその手法を教えた人物がいたかもしれない。

 

2015年11月には、東京板橋区で、他人のフェイスブックの非公開ページをのぞき見したとして、25歳男が不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕される事件があったが、そういうことだって素人でも簡単にできる。


この容疑者のパソコンからは、フェイスブックの563人分のIDやパスワードのほか、スマートフォンのデータを保存・管理するクラウドサービスにアクセス可能な208人分のファイルが見つかった。フェイスブッククラウドサービスに投稿された、非公表の下着姿や水着の写真数十枚をパソコン内に保存していた。

 

2014年8月には、米アップルのクラウドサービス「iCloud(アイクラウド)」がハッキングされ、アカデミー賞女優ジェニファー・ローレンスさんを含む複数の女優やモデルなどのヌード写真などが画像・動画投稿サイトに投稿された事件があった。

 

不正アプリを入れるとか、フリーWIFIでハッキングする、情報盗むということは、今DV, ストーカー、セクストーション、リベンジポルノ関係で問題になっている。

 

ベッキーを批判している人は、こういう犯罪活動もしてもいいというんだ。
あー、だからみんなパートナーの携帯見たりしているんだ。
監視と不信の人間関係。

 

最後に。
中居正広の金曜日のスマたちへ」)の収録時の前説で、
中居が、ベッキーに「お前も大変だな。俺たち頑張っていこうな」と声をかけ、周りを笑わせ、場を盛り上げたという。
今まで信じていた世界の底が抜けた時に、スピリチュアルな危機にいたるが、だからこそ見える世界がある。
スピシン主義、主流秩序の世界が見えてくる。