ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

SMAP問題 その7 

 

こんな情報も、という紹介。
「うちの娘と飯島が争うなら私は飯島に『出ていけ』と言うしかない。だって、飯島は私の子供じゃないんだもの。」なんて、世間ずれしたことを平気で行ってしまう頓珍漢。


【衝撃】SMAP解散のフジテレビ謝罪生放送がパワハラ的で問題視 / BPO放送倫理番組向上機構で審議入りが濃厚に
視聴者「ジャニーズ事務所に言わされてる感が伝わった」
2016.01.19
http://buzz-plus.com/article/2016/01/19/smap-kaisan-bpo/
http://buzz-plus.com/article/2016/01/19/smap-kaisan-syazai/

など

 

存続するSMAP民主化しないジャニーズ――SMAP解散騒動の煮え切らない結末 -松谷創一郎(1月18日)


日本のサラリーマンはSMAPである -アゴラ(1月18日)

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【衝撃】SMAP解散のフジテレビ謝罪生放送がパワハラ的で問題視 / BPO放送倫理番組向上機構で審議入りが濃厚に
視聴者「ジャニーズ事務所に言わされてる感が伝わった」
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marie
SMAPメンバーは黒いスーツ姿で登場。表情はこわばっており、アイドルらしからぬ雰囲気。ほぼ全員が涙目になっているのも目視できるほど、疲れきったオーラを出していた。
ジャニー喜多川社長への謝罪
それぞれが、一人ひとり謝罪の言葉を述べていくのだが、その内容に問題があった。解散についてはいっさい触れず、視聴者とジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長への謝罪に徹した。視聴者に対して謝罪するのは理解できるものの、ジャニー喜多川社長への謝罪があったことにより、パワーハラスメントのようにとらえた視聴者が多数いたのだ。

パワハラで精神的ダメージ?
そういうこともあり、今回の謝罪会見は、SMAPメンバーから視聴者への謝罪であるとともに、ジャニー喜多川社長への忠誠を見せるための謝罪の場といえる(なかば強制的な謝罪だといわれている)。ちなみに、ジャニー喜多川社長への謝罪は、草彅剛が以下のようにコメントした。


・草彅剛の謝罪コメント
「皆さんの言葉で気づいた事も沢山ありました。本当に感謝しています。今回ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、いま僕らはここに立ててます。5人でここに集まれた事を安心しています」


また、生放送で行うことにより、見せしめ、公開処刑、罰、リンチ、いじめ、パワハラなどの精神的ダメージをメンバーに与えたのではないかと、ファンや視聴者、インターネットユーザーから言われている。また、個人的な事務所の人間への謝罪的なコメントも、公共の電波で言うのはおかしいという声もある。

・視聴者の声
「みせしめ。事務所への謝罪会見。公開パワハラでしか無いと思う」
ジャニーズ事務所に言わされてる感が伝わった」
「あの生放送は公開パワハラじゃないのか? BPO動け」


「酷いパワーハラスメントだった 会社側の圧力だった証拠が映像に出てる」
「ただの公開処刑かよ! 存続が決まってる木村くんが真ん中」
「今回のSMAPが謝罪した件はBPO案件じゃないの?」
「今回のSMAP謝罪。圧力・権力・パワハラ。最悪・卑劣極まりない」

SMAPの謝罪会見という名の公開処刑をノーカットで流すTV」
「完全にジャニーズ事務所パワーハラスメントとしか思えない」
「ヤクザ事務所が社員にケジメとらせるシーン堂々と放送かよ BPOはいったいなにやってんだ?」


パワハラ受けてんのはsmapなんだから、ジャニーこそ謝るべきではないのか」
SMAPを全国ネットの番組で吊るし上げた挙げ句晒し者にした事、私はジャニーズ事務所を絶対に許さない」
SMAP可哀想。もはやメリー ハラスメントやん」

「全くファンじゃないけどパワハラすぎるなあ」
「刃向かったらこうなりますよという見せしめにしか見えなかった。怖い事務所である」


「お上に逆らうとスマップでも見せしめになるという日本社会の象徴ですね」
SMAPの昨日の会見。あんな公開処刑ぜったいダメ」
ジャニーズ事務所が権力を誇示しての公開処刑だった」


BPO放送倫理番組向上機構で審議入り


不快感を受けた視聴者がたくさんおり、すでにテレビ局や関係各社にクレームや意見を投げている人もいるようだ。また、この放送を多感な小中高生が視聴したらどう感じるだろうか? 世間の声が高まれば、BPO(放送倫理番組向上機構)でも問題視され、審議入りになる場合があるし、一部の芸能関係者は「BPOの審議入りが濃厚」と話していた。

・問題点の総括
個人に対する謝罪的なコメントを公共の放送で言わせるのはおかしい
パワハラやいじめのようで不快
SMAPメンバーの挙動が不自然(困惑し怯えているように見える等)
公開処刑や見せしめなどのリンチ(私刑)に見える
健全な謝罪の仕方ではない
……ほか多数

 

・言わされている感
実際に放送を見ればわかるが、確かにSMAPメンバーの挙動が不自然なのは否めない。態度、ようす、表情、目、話し方、そしてその内容、すべてに何かしら底知れぬ悲しさと辛さ、そして「言わされている感」があったのも事実だ。

一部報道では「解散騒動から復活まですべて台本が用意されている」といわれているが、BPOの審議入りがシナリオとして書かれているのかどうかは不明だ。

また、芸能界ではダウンタウン松本人志SMAP解散騒動の一部報道について激怒しており、炎上状態となっている。

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【続報】
フジテレビ関係者が暴露! SMAP解散の謝罪放送の草彅剛 / ジャニーズに謝罪文ダメ出し「木村のおかげと入れろ」

2016年の年始から世間を騒がせている、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「SMAP」(スマップ)の解散騒動。自体は二転三転し、解散から復活まで台本があるという説も出ているが、ここにきて驚くべき事実が判明した。
・メンバー全員で視聴者に謝罪
ジャニーズ事務所に残ると決めた木村拓哉と、独立を計った他のSMAPメンバー4人が、2016年1月18日(月曜日)22:00に放送されたフジテレビのバラエティ番組「SMAP×SMAP」に生放送で出演。メンバー全員で視聴者に謝罪をしたのだが、放送後から「草彅剛のようすが何かおかしい」と報じられていた。その原因は、おそらくこれだ。
・「木村のおかげと入れろ」
なんと、草彅剛はジャニーズ事務所に謝罪文をダメ出しされていたのである。さらに「木村のおかげと入れろ」と指示されていたのだ。これは人気雑誌「週刊新潮」(2016年1月21日発売)で報じられたもので、フジテレビ関係者が語った信憑性の高い情報だ。
SMAPメンバーだけで考えたものではない
急遽、フジテレビの「SMAP×SMAP」で謝罪生放送をすることが決定。放送作家と番組プロデューサーが招集され、SMAPメンバーとともに謝罪文(番組内で言うセリフ)を考えたという。よって、あの謝罪文はSMAPメンバーだけで考えたものではないのがわかる。

 

・当初の草彅剛の意思ではない
しかし問題はここからだ。どうしてもジャニーズ事務所は草彅剛の謝罪文に納得がいかなかったようで、「木村のおかげと入れろ」という内容の指示があったという。草彅剛はそれを受け入れたが、当初の草彅剛の意思ではないことになる。以下は、生放送で語られた草彅剛の謝罪文である。


・草彅剛の謝罪コメント
「皆さんの言葉で気づいた事も沢山ありました。本当に感謝しています。今回ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、いま僕らはここに立ててます。5人でここに集まれた事を安心しています」
無理やり言わされていた?
人間行動学に精通している識者が「草彅剛の挙動が不自然」と指摘していたが、その理由は無理やり言わされていた「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて」という部分の影響かもしれない。

 

・「別に言わなくてもいい」というスタンス?
おそらくこれ、ジャニーズ事務所からすれば「別に言わなくてもいい」「絶対に言えとは言ってない」というスタンスだろう。しかし、ジャニーズ事務所に戻りたいのであれば、意に反しても「言わなくてはならない」状況だったとも考えられる。そう考えれば、草彅剛の怒りは計り知れない。アンドロイドでもなければ、感情は押し殺せないだろう。

解散する可能性が高いコメント
「事実上の存続宣言」と考えている人もいるようだが、それはあまりにも文意を読み取っていない浅い考えである。むしろこれ、解散する可能性のほうが高いコメントとなっている。SMAPメンバー全員のコメントと態度から、どういう意味がこめられているのか分析し、お伝えしたいと思う。

 

木村拓哉の深層心理
「このままの状態だとSMAPが空中分解になりかねない状態」とコメントしているが、これには「正式にきれいに解散することができない」という意味がこめられている。ジャニーズ事務所から円満で独立することができないということを意味しており、それを回避したいという意図がある。よってSMAP存続ではなく、きれいな終わり方を求めた言葉なのである。

 

稲垣吾郎の深層心理
「これからの自分たちの姿を見ていただき」という言葉が非常に危うい状況であることを表現している。これはSMAPメンバー全員にいえることだが、誰一人「僕たちSMAPは~」という表現を使用していない。「これからの自分たちSMAPの姿を見ていただき」と言うべきだが、それがない。ほぼ確実に、ジャニーズ事務所SMAPの内乱は収まっていない。

 

香取慎吾の深層心理
香取慎吾はメンバーの中でもヤング層と熟年層に人気で、それを心得てる香取は「今日からいっぱい笑顔を作っていきたい」というコメントを残している。おそらく、今回の謝罪生放送でいちばん純粋な気持ちで謝罪していると思われる。

中居正広の深層心理
今回の騒動をどう感じたか、という感想を述べているだけにすぎず、何も中身のない謝罪コメントとなっている。しかし、何も中身がないからこそ、そこに非常にネガティブな意味が生まれる。SMAPのリーダーである中居正広が中身のない謝罪コメントをしたということは、リーダーとしてジャニーズ事務所に怒りを感じており、プライドとして「真の謝罪コメント」を避けたと思われる。また、謝罪中にポロリと出てしまった溜息が、怒りとストレスが最高潮であることを意味している。

 

・草彅剛の深層心理
今回の謝罪生放送でいちばん危険な状態と感じたのは、紛れもなく草彅剛である。非常に冷静に、かつ、目線を常に下向きにしたまま、ジャニーズ事務所(ジャニー喜多川社長)に対する謝罪コメントをしていた。さらに、いっさい「えー」「あー」という間投詞を入れず、ストレートに言い切ったその態度。それらの状態から分析するに、かなりジャニー喜多川社長に対して怒りを感じており、激怒した心を隠し、コメントを言い切ったと思われる。強い意志をもって、自分の考えに反する謝罪コメントを言い切ったのだ。また、ジャニー喜多川社長にいちばん歯向かった人物が草彅剛なのではないかと推測。歯向かったからこそ、ジャニー喜多川社長に対する謝罪を言う役目を指示された可能性が高い。また、「この会見に出演した草彅剛はアンドロイドなのではないか」という説も出ている。

 

※のちに草彅剛の謝罪文に「木村のおかげと入れろ」とジャニーズ事務所から指示されていたことが判明(2016年1月21日 追記)

 

・解散する可能性が高い理由
1. 「解散しない」「解散する」にいさい言及していない
2. 「僕らSMAPは」「SMAPとして」などの言葉がいっさいない
3. 「何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」は解散寄りの言葉
4. 草彅剛と中居正広は強い怒りを心に秘めながら謝罪している
5. そもそも存続なら「解散しません」と言う

・なにかと物議を醸す内容
さまざまな憶測が飛び交っているが、解散なのか、それとも存続なのか、ファンとしてはその点が強く気になるところ。なにかと物議を醸す騒動となっているが、皆さんは今回の謝罪生放送をどのように感じただろうか。

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◇これはちがうでしょう


【朗報】SMAP解散騒動で衝撃情報 / フジテレビで復活番組「俺たちはSMAPスペシャル」を放送して復活の予定か

計画的かつ順調に進行している
とんでもないスクープ情報が入ってきた。皆さんご存知のとおり、ジャニーズ事務所の人気グループ「SMAP」(スマップ)が解散するのではないかと噂されている。「そもそも解散から復活まですべてシナリオがある」と言われているが、さらなる情報が飛び込んできたのだ。

 

・フジで復活番組「俺たちはSMAPスペシャル」
SMAPの解散から復活まですべてシナリオ、つまり台本が用意されているといわれてますが、最終的にフジテレビで復活番組「俺たちはSMAPスペシャル」(仮題)を放送し、大々的に復活するという計画があるといわれています」

・計画的かつ順調に進行している
これはテレビ業界の芸能関係者が語ったもので、すでに芸能界の一部ではその情報が広まりつつあるという。そもそも、ジャニーズ事務所SMAPマネージャー、そしてSMAPメンバーの確執から生まれた解散騒動だったが、すべてに台本があり、計画的かつ順調に進行しているという。

 

SMAP解散報道から復活までの流れ
ジャニーズ事務所SMAPマネージャーの確執が生まれる(ノンフィクション)

SMAPマネージャーが退職するかもしれない(ノンフィクション)

マスコミのSMAP解散報道(台本通り / 順調)
マスコミの「キムタクいじめ」などスクープ記事(台本通り / 順調)
マスコミの「SMAP年収」等のSMAP記事増加(台本通り / 順調)

ファンがCDを買いまくって応援(台本通り / 順調)
ファンが署名運動(台本通り / 順調)

みのもんたなど芸能人たちが騒ぎ出してSMAPを応援(台本通り / 順調)

ダウンタウン松本など芸能人たちが参戦(台本予定外!?)

SMAPメンバーの葛藤と前向きな姿勢を報道(台本通り / 順調)

「ライブ取消」などドラマチックに二転三転するSMAP解散問題(台本通り / 順調)

ジャニーズ事務所SMAPの和解(台本通り / 順調)

SMAP復活報道(台本通り / 順調) ← いまここ

フジテレビで復活番組「俺たちはSMAPスペシャル」放送(台本あり)

華々しく今まで以上に絶大に人気を得る(台本あり)
【続報】
芸能関係者のコメント
「この台本の上手いところは、ジャニーズ事務所に信用の損失が生まれるところです。一般の人たちは、まさか事務所の損になる台本なんて作るとは思いませんから、すっかり騙されます。しかし、見返りとしてやってくるSMAP復活による莫大なプラス要素を考えると、そんな信用の損失など痛くもないのです。なにより、事実と台本をうまくあわせているところが凄いですね。まさに筋書きのあるプロレスそのものです」

SMAP復活とさらなる人気の獲得するシナリオ
ジャニーズ事務所SMAPマネージャーの確執から生まれたこの騒動。そこはリアルな問題だったとしても、それを台本に取り込み、SMAP復活とさらなる人気の獲得を目指すとは、なかなか凄いシナリオである。
ジャニーズ事務所からマスコミに情報提供
ちなみに、現在マスコミ各社に流れているジャニーズ事務所SMAP情報は、ネガティブなものも含めてジャニーズ事務所や関係者からマスコミに流されているという。確かに、台本通りに進めるためには、そうしなくては難しい。それに、キムタクの電話の会話内容がマスコミに流れるのも、内部でないとありえない。また、別の芸能関係者はこうも語っていた。

週刊新潮の裏表紙
「ジャニーズ内部の確執と、SMAP解散のネガティブな情報を大々的に報じた1月14日発売の「週刊新潮」の裏表紙を見れば、ジャニーズ事務所とマスコミとの関係が、素人でもある程度の予測はできますよね」

 

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存続するSMAP民主化しないジャニーズ――SMAP解散騒動の煮え切らない結末
松谷創一郎 |
2016年1月18日 22時36分配信
・・・
とは言え、今後の懸念が完全に払拭されていないのも確かです。その懸念とは、今回あらためて明らかとなったジャニーズ事務所およびメリー喜多川副社長の強権的な姿勢です。それは草なぎ剛が、ジャニー喜多川氏に謝罪した結果、存続できると述べたことからもうかがえます。SMAPは、ジャニーズ事務所の封建性とともに存続することになったのです。

 

メリー副社長の恫喝
さて、ここで今回の騒動を簡単に整理しておきましょう。
まず、SMAPの育ての親であるチーフマネージャー・飯島三智氏が、今月ジャニーズ事務所を退社することとなりました。その引き金となったのは、昨年1月の『週刊文春』の記事「ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間」だと言われています。このとき『文春』がメリー喜多川副社長に質問したのは、社内の派閥争いと後継者についてでした。メリー氏の実娘である藤島ジュリー景子氏と飯島氏に、社内が二分されていると切り込んだのです。


このときメリー氏は、ジュリー氏が「次期社長」だと明言し、記者の前で飯島氏を呼びつけてこう恫喝しました。

 

飯島に関しても私の管理の仕方が悪いんですよね。だから、みんな勘違いしちゃう。うちの娘と飯島が争うなら私は飯島に『出ていけ』と言うしかない。だって、飯島は私の子供じゃないんだもの。
(中略)
飯島がジュリーと対立するということは、私と対立するということ。お分かりになりますよね。それは、私に刃を突きつけているのと同じですからね。
うちの娘が、何で飯島と派閥争いしなきゃならないの? だったら、どうぞ自分のところで別に(会社を)作ってくださいと言うだけ。派閥争いをしたら、飯島がどんなに(仕事が)できても、私は娘の味方です。親ですから、当たり前のこと。
出典:『週刊文春』2015年1月29日号(文藝春秋)より

 

この記事では、メリー副社長が「SMAPは(嵐と比べて)踊れない」とも発言しており、中居正広さんはそれに激怒したという報道もあります。

 

そして、この記事からちょうど1年後の先週、中居正広稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の4人は飯島氏とともに退社して独立することを企図し、木村拓哉は残留を選択するという報道がスポーツ新聞に出ました。それから6日間、連日の報道の末に本日のSMAPの全員残留ということとなりました。一方、飯島氏はジャニーズ事務所を退社し、芸能界から身を引くと報じられています。

 

結論から言えば、メリー副社長率いるジャニーズ事務所の勝利ということになるでしょう。退社というかたちですが飯島氏の追放に成功し、SMAPも服従させることになったわけですから。

今回の一件でもっとも重視されていたのは、もちろんSMAPの今後です。それは存続というかたちでことなきを得ましたが、そこではさらにもうひとつ期待されていたことがありました。それは、ジャニーズ事務所の“民主化”です。

 

週刊文春』が明らかにしたメリー副社長の強権的な態度は、まるでブラック企業のようでした。今回の騒動によって、ジャニーズ事務所のそうした姿勢が改善されるのではないか、という期待もあったのです。しかし、それは飯島氏追放というかたちで収束してしまったのです。『週刊文春』で公にされたパワー・ハラスメントが、そのまま突き通されてしまったかたちです。


ジャニーズの“民主化


結果的に、飯島氏が離れ、SMAPは軍門にくだることになりましたが、今回の一件で広く知られることになったのは、メリー喜多川副社長の強権的な姿勢と、ジャニーズ事務所の強い封建性です。今後もジャニーズ事務所には大きなマイナスイメージがつきまといます。ファンからの不信感は、そう簡単には収まらないでしょう。

そもそもジャニーズは、ネット上に所属タレントの写真が出ることをいまだに禁じています。Amazonで売られている雑誌の表紙からも、所属タレントの写真がくり抜かれている奇妙な状況も周知の通りです。そんなトンチンカンなことすらもまかり通すズレた芸能プロダクション――それがジャニーズ事務所です。

 

芸能界では、一般と比べてもかなり特殊な慣行が続いていることは少なくありません。むかし見られたような暴力団の関わりは弱くなったものの、ジャニーズ事務所ブラック企業のようなパワー・ハラスメント行為を週刊誌で平気で開陳するほどにズレているのです。

今後も必要とされるのは、ジャニーズ事務所の“民主化”にほかなりません。それには、ファンの多くが声を上げることが必要となってきます。実際「世界に一つだけの花」のCDが売れることによってSMAP解散を阻止する運動が見られましたし、それは大きな影響力を持ったと思います。しかし、ジャニーズの民主化は達成されませんでした。


また、メリー副社長は89歳、創業者のジャニー喜多川氏は84歳と言われており、ジャニーズ事務所は遠くない未来(おそらく5年以内)にその体制に変化を見せることは間違いありません。このときファンがなにを望むのか、そうしたことにも今後注視する必要があるでしょう。 


※……このあたりは、トモコ「ジャニーズ事務所派閥騒動とはなんなのか SMAPファンの立場から」 『WEB SNIPER』2016年1月16日(このサイトは、未成年者が閲覧できないサイトです)を参照のこと。

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