ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

宮古島での迎撃ミサイル配備に反対の意見

 

以下は極めてまともな意見です。どうしてこの程度のことをメディアが言わないか。それはメディアが主流秩序の加担者になっているからです。そして多くの国民がこの程度のことさえ考えないほど思考停止、被洗脳となっています。

 

宮古島での今般の迎撃ミサイル配備に反対しているひとからの情報

 

宮古島の民有地への迎撃ミサイルPAC3配備に抗議します!
以下のアドレスに、配備と抗議の様子が動画でUPされています。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/

 

内閣総理大臣 安倍晋三 殿
防衛大臣    中谷 元 殿     

       宮古島への地対空誘導弾ミサイルパトリオット
        (PAC3)の配備に反対する緊急声明

  

政府防衛省は、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」という)による「人工衛星」と称する飛翔体の発射に対して、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載の海上自衛隊イージス艦計3隻を東シナ海と日本海に展開し、地対空誘導弾ミサイルパトリオット(PAC3)を首都圏や沖縄那覇や知念基地の他、先島では2012年に続いて、宮古・石垣に配備する態勢を整え、3日自衛隊に破壊措置命令を発令しました。

 

 北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」が仮に「長距離弾道ミサイル」の発射であれば、近隣諸国にいたずらに緊張を引きおこし、北東アジアの平和に危機をもたらすと考えられますので、直ちに中止すべきです。

 

一方、これに対して、PAC3を配備し、ミサイルを迎撃する態勢をとることは、相手国にとっては「戦争行為」とみなされます。現に、2009年4月の北朝鮮のミサイル発射に対して、当時の麻生内閣がPAC3による大々的な迎撃態勢をとった際、北朝鮮が「迎撃は戦争行為とみなす」と宣言して、一触即発の危機を招きました。このようなことは、戦争を引き寄せる危険性をもっています。


 国際平和は、外交的手段で構築するものであって、武力によって解決すべきでないとするのが日本国憲法の精神であり、世界の趨勢となっています。


 専門家の多くが語るように、打ち上げられた飛翔体は先島上空を通過するときは、大気圏外を飛んでおり、PAC3やイージス艦搭載のSM3では届かず、不測の事態ではどこに落ちるか計算不能で、予測できないものには対処できません。このようにPAC3の命中度は極めて低いだけでなく、万が一命中したとしても、空中で爆発・飛散した猛毒の有害物資が私たちの頭上に降り注ぎ、甚大な被害をこうむる危険性すらあります。


 北朝鮮の予告通りなら日本領土に落下する可能性は非常に小さいと言われていますが、それでも政府が迎撃態勢をとるのは、防衛的な実効性ではなく、「北朝鮮の脅威を誇張する意図と自衛隊配備に向けた環境醸成」(2月4日付「琉球新報」)が政府の狙いであるからとの見方ができます


 2012年の宮古島への配備の際も、平穏な宮古島の日常の中に、このような軍事用車両が公道を走行し、市役所に制服姿の隊員が居座り、野原基地から信号弾が発射されるなど、異様な事態がひき起こされました。


  PAC3配備の総額には1兆円、ミサイル防衛(MD)システム配備の総額は約6兆円とも言われる税金が投入されています

このような膨大な税金を使っての「北朝鮮の発射を利用した『展示訓練』」(琉球新報)・軍事訓練を止めて、政府は、「ミサイルの脅威」を煽り国民に不安を抱かせることなく、外交努力を尽くし、冷静な対応をすべきです。


宮古島の平和を希求する私たちは、このような地上発射型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)の配備に断固として反対し、政府がただちに計画を中止することを求めるものです。

 

  2016年2月5日


止めよう「自衛隊配備」宮古郡民の会
       (平和運動センター宮古島宮古平和運動連絡協議会)
宮古島・命の水・自衛隊配備を考える会
平和を祈る宮古キリスト者の会