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女性トラックドライバーが労働災害で川崎陸送株式会社を提訴

 

プレカリアートユニオンからの情報です。不当なことに対してちゃんとユニオンを通じて戦う人が増えることが希望です。権利は、戦わないと守れません。戦うことを悪いことと思う人、嫌いという人が多い中で、この原則の大事さを伝えていかないといけません。
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組合員の女性トラックドライバーが労働災害で川崎陸送株式会社を提訴します。
2月24日(水)15時30分から、霞ヶ関の厚生労働記者クラブで記者会見を
行います。

 

トラガールとして持ち上げ、労災に遭ったら使い捨ての川崎陸送

 

トラック運転手は、日々過酷な環境での労働を強いられています。
女性トラックトライバー(44歳)は、川崎陸送において平成21年にアイスクリームを運搬する作業に従事した後、頸椎椎間板ヘルニアを発症しました。

同従業員は、配送で使用するベニヤ板を軽いものにするよう求めるなど、川崎陸送にたびたび業務の軽減を求めてきましたが、一度も改善されることはありませんでした。

 

同従業員は、平成26年12月8日から同月13日にかけて、1枚約10キログラムのベニヤ板を14枚手作業でトラックに積み込む作業等に従事した後、肩から腕に強いしびれを覚えて起き上がることができない状況になり、1週間仕事を休みました。

 

ところが、川崎陸送は、頸椎椎間板ヘルニアの症状が強く出ている同従業員に対し、負担の重いマーガリンの横持ち(工場から冷蔵庫までマーガリンを運搬する作業)の作業に従事するよう指示しました。


同従業員は、1トンの重量のあるコンテナを、同月24日に10個、同月25日に12個運ぶ作業に従事し、右肩から右肩甲骨、右腕にかけての激痛を発症して勤務を続けることができなくなりました。
このときの頸椎椎間板ヘルニアの発症については、労働災害に認定されました。

 

現在も、同従業員は、右手の握力が6kgまで低下し、日常生活にも支障が生じています。

ところが、川崎陸送は、代理人弁護士を通じ、裁判によらなければ賠償に応じることはできないとしています。そのため、同従業員は、川崎陸送に対し、後遺症逸失利益等の損害2463万9474円の賠償を求めて、東京地方裁判所に訴訟提起します(代理人・旬報法律事務所・梅田和尊弁護士、早田由布子弁護士)。

 

【厚生労働記者クラブ会見予定】
日  時:2016年2月24日(水)15時30分
出席予定:原告本人、代理人弁護士2名、清水直子委員長

 

【問い合わせ・労働相談は】プレカリアートユニオン
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