ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

『ははがうまれる』 『にじ色の本棚  LGBTブックガイド』

 

 

オススメの、素敵な二冊を紹介します。

宮地尚子『ははがうまれる』(福音館書店、2016年)

 

私が信頼する数少ない、まともなバランス感覚ある人のエッセイ
ぱらっと見たが、「雨ニモマケズ」が「そういうものに私もなりたい」ということで、実はそうでない自分がいるのだという指摘、など、素敵なのがありました。

他、旅について、失敗談の大事さ、子どもの旅のベストテンから教えられること、子どもや認知症の人の怒りをまっとうに受けるべきこと、死ぬなと簡単に言えないこと、孤独でありながらつながること、伝えていくことしかできないこと、余ったジュースを混ぜてじゃんけんで負けたものがそれを飲む罰ゲームの思い出、上手にできて当たり前という受験型優等生のおごり、学校の体育や美術や音楽教科がその楽しさを教えない愚かさ、など。
この人の文章は、安心して読めます。


原ミナ汰・土肥いつき編著『にじ色の本棚  LGBTブックガイド』(三一書房、2016年)

 

本や映画、紹介しています。蔦森さんのなつかしい本、レベッカ・ブラウンでしめているところなど、いい感じだと思います。
歴史としてとらえられます。

 

私たちたちは其のバトンをまた次へつないでいきます。