ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

超オススメ!  『バナナの逆襲』 主流秩序社会がよくわかる!

 

ドキュメント映画『バナナの逆襲』
めちゃおもしろい!!!ぜひ見てほしいです。A+

 

バナナの会社、Dole(ドール)、知ってますよね。あの企業がひどいことをニカラグアのバナナ農業労働者にしていた。しかし、その事実を暴く映画を上映させないよう圧力をかける。
アメリカ社会はそれに簡単に従ってしまう。


自由であるはずの映画祭、で、映画祭主催者まで、圧力に屈して腰砕けしてしまう。

背景にはすごいお金をかけて、情報操作する巨大企業にやとわれたやつらの暗躍がある。プロが、少しでもDoleに不利な情報を見つけると世界中に目を光らせてそれをつぶしていくのである。脅すのである。


でもさすがにスウェーデンの政治家たちはその圧力に負けなかった。

 

私のおすすめポイントは、アメリカのマスコミが、この問題ではナショナリスティックな認識にとらわれて、主流秩序に従属してしまうさまがとてもよくわかるところ。


これは日本のメディア状況が、まったく同じで、慰安婦問題では、本当に思考停止して、かんたんに調べればわかる真実を全く書かない、報道しない。愚かすぎる。

それは、この映画で、米国メディアが陥った落とし穴と同じ。本人たちは気づいていない。自分たちが主流秩序にとらわれ、大企業(政府)の言いなりに利用されていることを。


僕は第一話の方が結果的には面白かった。

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以下HP情報
『バナナの逆襲』 は以下の2部からなる


◆『バナナの逆襲 第1話 ゲルテン監督、訴えられる』


アメリカの巨大企業を相手に中米ニカラグアのバナナ農園労働者が起こした裁判を追ったドキュメンタリー映画を手がけたフレドリック・ゲルテン監督が、思いがけない事態に巻き込まれてしまった顛末を記録したドキュメンタリー。

バナナ農園での農薬被害をめぐる裁判を描いた新作ドキュメンタリー映画が、ロサンゼルス国際映画祭でプレミア上映されることになり、意気揚々と渡米したゲルテン監督。しかし、映画の中で労働者たちに訴えられたアメリカ企業が、映画祭に上映中止を要求。企業側は様々な妨害工作を仕掛け、ゲルテン監督も訴えられてしまう。「スウェーデン映画祭2015」では「触らぬバナナに祟りなし」のタイトルで上映された。

 

◆『バナナの逆襲 第2話 敏腕?弁護士ドミンゲス、現る』


中米ニカラグアのバナナ農園労働者が農薬被害をめぐって巨大企業を訴えた裁判を記録したドキュメンタリー。多国籍化する食糧生産システムの暗部や、グローバリゼーションといった世界の構造の問題をあぶり出す。ニカラグアのバナナ農園で働く12人の労働者が、使用禁止農薬による被害を受けた、アメリカの巨大企業に対する訴訟を起こす。大企業相手に負けは必至と思われた裁判だったが、労働者たちの弁護を請け負ったホアン・ドミンゲス弁護士は、思いがけない戦法で裁判に挑む。「スウェーデン映画祭2015」では、「苦いバナナ」のタイトルで上映された。

 

2016年4月30日(土)から第七藝術劇場で公開!