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大阪市 宿直職員に未払い認める

 

私の知り合いが大阪市の非常勤特別職問題で動いていました。大阪市は特別職に就業規則を作らないといけないのに、作っていませんでした。その関係で宿直労働者が週30時間ということになっているのに、実際は4人体制でずっと働かないといけないので、これは週30時間労働を多く超えており、長時間労働になっているのに賃金が支払われていないではないかと訴えていました。
それに対して、今日、労基署の指導に従って24区すべての人に合計1億5千万円ほど支払うということになったそうです。
ようやく法律が守られました。
しかし訴えたのは2年前だったのにようやくです。橋下維新は、非常勤職員を増やして労働者いじめを続けています。

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「仮眠時間」の賃金未払い 大阪市全24区で1億5千万円 「労働から未解放」と労基署指摘
産経2016.4.25 20:10更新

 

 大阪市は25日、全24区役所の宿直職員の仮眠時間について、一部を労働と見なしていなかったとして、過去2年間の未払い賃金計約1億5千万円を支払うと発表した。福島区役所職員から相談を受けた西野田労働基準監督署が調査し、3月末に最低賃金法違反などの疑いで同区に是正勧告していた。市の調べで、全24区での違反が判明した。


 各区役所では、警備や戸籍の届け出に対応するため非常勤の宿直嘱託職員が2人体制で勤務。午前0時~6時の「仮眠時間」のうち、交代で休む2時間45分を賃金の対象にしていなかったが、労基署が「労働から解放されていない」と指摘した。昭和48年から同じ運用をしていたという。


 労働基準法で認められている未払い賃金の請求権は2年のため、今年3月末までの2年間を対象に既に支払った賃金との差額を支払う。社会保険料約2400万円の負担も発生する見込み。
 市担当者は「勧告を踏まえておわびする」と話している。