戦争、加藤周一、オリンピック
忙しいので、一言。
夏は、いろいろな相談が増える。
オリンピック、いろいろ言われているのに、この思考停止的なメディア。
国別メダル数、ナショナリズムは明白。
友人が「卓球やテニスなどの団体戦は意味が解らない」といっていた。勝ち抜きとかリレーとか、単に個人競技の寄せつめではないものには、団体戦の意味があるが。・・というもの。論理的合理的である。しかしナショナリズムは合理ではないから。
またメダルを取るような強いものだけが脚光を浴び、そうしないと無視軽視。あからさま。へんなの。
単純さと戦争とオリンピック。単純な熱狂のおろかさに距離をとる人が、少数ながらいるという希望。
で、加藤周一。其の青春ノートのこと、なかなかいい番組だった。
当時、文学者でセンソウ体制に協力する人を批判。メディアを批判。
そして自分は時流から離れて、古の文化の世界へ。
主流秩序論のテイストと大きく重なる人。
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NHK教育
ETV特集
「加藤修一 その青春と戦争」
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/
20世紀後半の日本を代表する評論家加藤周一が、日中戦争から太平洋戦争にかけて書いた日記や詩、評論、翻訳などの「青春ノート」8冊が公開されました。 若き日の加藤が、戦争の時代に何を考え、模索していたかを「青春ノート」から追います。
放送日:8月13日
放送時間:23時~24時
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