ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

『革命児サパタ』


『革命児サパタ』(かくめいじサパタ、Viva Zapata!)をみた。
骨太の映画で面白かった。権力者は常に腐敗する。権力を得たが、彼は自分がかつての権力者と同じようなことを言ってしまうようになったと気付いてその座を去る。
其れは主流秩序への加担に気づいたということ。
リーダー、指導者には限界がある。変節もする。農民はリーダーに依存せず、常に、戦い続け、逃げて生き延びて、奪われまたとりかえせばいい、という。
こうした視点の監督が減ってきた。
マーロンブランドが若かった。

 

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以下、ネットなどからの情報
1952年に公開された、エリア・カザン監督、ジョン・スタインベック脚本のアメリカ映画である。メキシコ革命で活躍した農民出身の革命家エミリアーノ・サパタの半生を描く。
エミリアーノ・サパタの兄ユーフェミオを演じたアンソニー・クインがアカデミー助演男優賞を獲得し、マーロン・ブランド主演男優賞候補になった。


メキシコの農民エミリアーノ・サパタは亡命政治家のマデロと呼応して武装蜂起し、ディアス大統領を追放して革命の英雄となる。
陰謀を乗り越えた彼はやがて大統領となるが、革命の理想が失われたことに気づいて故郷に帰る。行動をともにしてきた兄・ユーフェミオは栄光を捨てることが気に入らずに農民を痛めつけて反感を買い、殺害されてしまう。革命に幻滅したサパタは妻とともに山に隠棲する。
やがて彼は仲間の裏切りにあい、おびき出され射殺されてしまうが、民衆の心の中に伝説として残ることになる。