ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

「あさイチ」でいじめ後遺症問題

 

あさイチ」でいじめ後遺症問題を扱っていた。世間や加害者は軽く見ているが、DVと同じく、その被害は重い場合があり、そのひどさを皆が再認識する必要があるので、大事な番組内容だった。

 

カウンセラーの人が被害者支援しているのは、経験も豊富で説得力があったが、加害者対策(自分の子どもがいじめをしているとわかったときどうすればいいか、いじめ加害者にならないためにはどう育てたらいいか)は経験していないようで、抽象的なことしか言えず十分にはわかっていないかった。

 

いじめでも、もっと加害者対策が必要である。
DV防止教育と加害者プログラムの経験が、寄与できると思う。
簡単ではないが、セせざるを得ない領域である。

 

それにしても、学生さんの大量のレポートを読んでいるが、いじめ体験記述が多く、又スクールカースト記述も多く、学校・家庭での受験的な価値の押し付けがひどく、其れらと対抗できないのが主流なので、人を主流秩序に沿って上下で見ることと全く対抗できておらず、いじめ問題はそこにかかわっている。


そこわかっていない人が多いので、いまの日本社会の闇は深い。

 

ところで「人への尊厳を教えないといけない」とカウンセラーが言っていたが、トランプをはじめとして、安倍も橋下も全く「他者、弱者、意見が異なるもの、異民族、外国、移民、韓国、中国」に対して尊厳などみせずに馬鹿にしたり攻撃するだけ、もっと武装しないといけないといっているだけである。

そんな社会を見せて喜んでいる大人が多くて、いじめやDVで何を教えられるというのか。

トランプ的な政治家の問題判や政治的発言をタブーとして、いったい「暴力は良くない、いじめは良くないという本気」を子供に見せられるのか。暴力の社会を見つめたうえで、其れとは違う生き方をどうあなたはするのかということを各人に問うことが肝要である。