ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

どこでも、なぜ声をあげる人がいない/少ないのか

 

森友学園の土地取得事件でも、認可問題でも、多くの人がその途中で、おかしなことが行われていると感じたはずだ。だが誰も告発しない。未だ官僚の中から協議資料などが出てこない。恥ずかしいことだ。

補助金を取りながら実態はおかしいということが法治され続けてきたのは、行政職員の仕事の怠慢の結果だ。そうした人たちが処分されなくてはいけない。
だが誰も処分されない。そんな「仕事」をする官僚人生なんて、クソだ。

 

 

兵庫県姫路市内の私立認定こども園「わんずまざー保育園」(小幡育子園長)の認定を取り消すとか言っているが、これも、今まで放置してきたことがおかしい。行政の関係職員が、ちゃんと監督していない問題だ。また労働条件もむちゃくちゃだったようだが、ではどうしてユニオンに相談して違法なことに抗議していかないのか。権利を訴えないような人の権利が守られるわけがない。

 

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自衛隊の情報隠ぺい問題でも、東京豊洲市場問題でも、原発問題でも、公文書がない、議事録をつくっていない、廃棄した、忘れた、といって隠ぺいだらけ。

 

日本の教育が、組織/仕事において、不正を見つけた時に、内部告発をするとか、違法を訴えて戦うのは当然の義務であり、権利であると教えないといけない。それをしないのは人間として恥ずかしいことだと教育しないといけない

だがそういうことを全くしていない教育だからこそ、こんなクソみたいな人間ばかりになっている。


そんな社会では、政治でも、企業でも、平気で嘘を言って生き延びるような奴がのさばるだろう。

終戦直後でも、文書焼却命令が出たが、一部、命令に従わずに残した人がいた。
軍隊では多くの証拠を消すように言われた。

 

どの時代でも、各場所で、事実を隠ぺいすることに加担するか、抵抗するかが各人にとわれる。《上》だけの問題ではない。


主流秩序へのスタンスを考えるとはそういうことだ。

教育勅語は大事とか間抜けたことを言っているのではなく、そうした主流秩序へのスタンスということで、真の「生き方の教育」をしていかないといけない。
それがない時の民主主義/選挙など、主流秩序の正当化のカバーにすぎない。