ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

『ハッピーレストラン』


韓国ドラマ「ハッピー・レストラン~家和萬事成~」

 

大家族で長男が浮気して愛人が子供を産み家にやってきた。長男の妻は苦しみ、一時はその子どもを引き取る決心をする。しかし夫が愛人と別れられず隠れて会い続ける。そして妻は離婚を決意するが、「家長」であるおじいちゃんは、長男の妻に子供を置いて出ていくように言う。

悪いのは自分の息子である長男であるのに、いざとなれば血が優先されて、大家族でう運営する中華料理店のために一生懸命尽くしてきた「嫁」を切り捨てる。

身寄りのない「長男の妻」は家を出るならシングルマザーとして生きていかねばならないが、貯蓄も身寄りもないので、子どもを幸せにはできないと周りがいい、子どもと引き離される。弁護士までもが具体的な援助をしない。

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ドラマではあるが、そしてそういう場合も現実にはあろうが、妻が不利益を被る選択だなと思う。どうして周りでもっと適切に支援する人がいないのかと思う。家長の横暴が許されすぎと思う。

現実的には、妻が「孫にとっての大家族という関係をキープし、職場としてもやりがいもあるので続ける」という意味で、「家」に広義の意味で居続けて夫を追い出して、今まで通り働くが近くに子供と自分の部屋を借りて、中華料理屋に通勤し、ちゃんと給料をもらうという手があると思う。


あるいは、もう少し夫の家族と関係が切りたいとなれば、かなりの退職金と慰謝料、養育費をとってシングルマザーとして生きていく、そして時々子供が会いたければ祖父母などに会いに行く、離れても時には経済的にも人的にも支援し続け交流するという手もある。

 

いろんな事情のときに、相談に乗ってくれて具体的ないい解決のバランスを相談しながら探してくれる支援者がいればいいなと思う。