ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

あれこれ この社会のおかしさ

 

●安保法制強行採決のときに、戦争法というのはレッテル貼りにすぎず、戦争なんてありえない、戦争しないために防衛するというが、集団的自衛権とか、最近のように「向こうから攻撃されるとわかったら、そこをたたかないといけない」といって「基地攻撃能力」つまり先制攻撃能力を可能にしできるようにしようという話になったら、そして米国がシリアにミサイルを証拠も国際的話合いもなくミサイル打つなら、北朝鮮が攻撃しそうだからとか、米国が先に打ち込んで戦闘状態になって、そして日本は集団的自衛権で戦争に巻き込まれる。


それが安倍政権。
それを支えてきた馬鹿なメディアと国民の多数派。

 

宣伝の仕方によっては、――つまりたとえば「北朝鮮が米国と緊張が高まる中、核ミサイルを日本国土に打ち込もうとしたので、米国とともに予防的にそれを直前に止められた。この攻撃は大成功で日本を守った」と言えば、
国民の大多数は大喝采し、やはり対ミサイル防衛システムを含め軍事的に強化してきた安倍政権が正しいとなるだろう。


安保法、つくってよかった、集団的自衛権よかった、という話になり、戦争反対という野党はほんの一部になり民進党の多くも戦争肯定に行くだろう。
尖閣竹島(独島)、でも緊張が高まり、ほんの些細なことでドンパチ、武器による戦闘がおこるかもしれない。


戦争はありうる。その道を進んでいるのが安倍政権。
米原子力空母カールビンソンが、朝鮮半島近海に来るというのは、そういう道のひとつ。


だから日本は核武装に反対するのではなく、自分も核武装に近づこうとしている。
原発を推進すると同時に、
核禁止条約の交渉で日本は米国・ロシアと並んで核兵器廃絶に反対している。廃絶に賛成でも棄権でもなく。


戦争をしたい気分の人が増えている。
身内が死ぬまでは、万歳といって戦争賛成していくだろう。

 

 

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東洋ゴムがまたまた偽装。問題公表方針が出ていたのに、会議で、データ改変して隠ぺいしようということになる。
こんなことだらけ。主流秩序にどう向き合って生きていくかという問いを持っていないで生きてきた人はこうなる。戦争に対しても同じ。

 

 

●田中拓道『福祉政治史』の書評を読むと、良書のようだ。新自由主義だけではない対応を西欧の一部では行ていることを書いているようだ。福祉国家の路線の背景には、貧困やジェンダー平等を目指す運動の言い分を取り入れるかどうかがある。日本はそこがとても弱い。

 

 

●東 浩紀が「上野千鶴子さんの炎上騒動から考える」ということで、馬鹿な意見を述べていた。上野千鶴子の『平等に貧しくなろう』にならざるを得ないのだ、左翼も今はナショナリズムになるしかないという程度の話。東 浩紀に賛成されてしまう上野千鶴子になったということ。
分かってねーなと思う。古い構図でしかものを見ていない。
また脱成長論を清貧の思想といって、正しく脱成長論を理解していないで文句言ってた。
正しいことをいってもダメというトランプの支持を広げるようなことに加担してきたのが東だ(自分だ)という自覚がない。だから客観主義的に野党や左翼を批判しているだけ。動員やデモが無力というだけで、批判だけで本当に役立つ実践対案はない。

 

 

●残業上限規制は、最高1か月で残業100時間、2-6カ月の平均が月平均80時間以内、休日労働は規制対象外、月45時間超は年6回まで、其れの年間合計は720時間まで、合わせると、最高、年960時間の残業が可能

1800時間どころか、2700時間ぐらい働くということ。
つまりほとんど規制になってない。これが安倍政権。

 

北欧は年間1500時間。