小林さんが精力的に教えてくださいっていることの一部を紹介しておきます。
です
慰安婦問題で、強制連行、強姦或は悪待遇で売春を強制など実態を示す文書があるのに政府は「ない」と平気で嘘を言い続けています。トランプと同じく「オルタナティブな事実」ということで嘘も自信満々言えば通じるということです。
問題はマスメディアが政府の言いなりだということです。
政府は嘘を言っているとメディアがはっきり言わないのは、米国より悪く、全体主義国家そのものです。
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以下小林さんから
日本政府は、2017年2月3日に東京裁判やBC級裁判で裁かれた「慰安所」裁判関係の文書19簿冊、182点の文書を国立公文書館から入手しました。
これらの文書には「軍や官憲による慰安婦の強制募集を直接示すような記述」が随所にあります。
例えば
「本人の自由意志に反してキャンプから連れてきた婦女子を遊女屋に入れることを容認したと言うことは、婦女及び娘達は、自己の意志に反してスマランの遊女屋に入れられたものであり、又、池田一味に対する事件の審理の際にも既に明らかにされた如く、彼女等は、如何なる条件の下にも遊女屋を出ることは許されず監禁され、上記判決に証拠充分と認められ且つ本件においても右判決に基いて確実と見られているが如く或は強姦或は悪待遇で売春を強制されたことが判明している故に、
同時に彼の部下が犯した「売春強制」、「被逮捕者の悪待遇」及び「強姦」と言う戦争犯罪を容認したと言うことにもなることを考慮し」
との記述があります。
これは「「軍や官憲による慰安婦の強制募集を直接示すような記述」です。
しかし、日本政府は、これまでもそのような記述があることを知りながら、「文書は無い」と言い続けているのです。
そのことを明らかにしている三点の国会質疑。
「一九四四年二月末ころから同年四月までの間、部下の軍人や民間人が上記女性らに対し、売春をさせる目的で上記慰安所に連行し、
宿泊させ、脅すなどして売春を強要するなどしたような戦争犯罪行為を知り又は知り得たにもかかわらずこれを黙認した」との記述について、
政府答弁は「御指摘のような記述がされている」とその記述について認めながら、
これらの記述は、「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述」にあたらないのかとの質問には、
「同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったところである」
との閣議決定の通りであると答弁をごまかしている。
3. バタビア裁判に関する国会会議録 2014年4月23日 衆議院内閣委員会
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小林 久公