「少女像」横に「徴用工像」設置計画――慰安婦問題がわかってないから「泥沼」
日本大使館前の慰安婦像のとなりに、「徴用工像」を設置する計画が韓国で持ち上がり、其れに対して日本政府が早くも反発しているが、韓国が悪いというゆがんだ認識しか持ててないから、事態を正しく把握できていない。2015年末の慰安婦問題の日韓合意自体が、人権や正義、韓国世論に反したまちがったものだったのに、日本は今でもこれを守れと固執している。
謙虚に真実を見よ。そして未来に向かって、謙虚に過去に向き合え。
****
日本の植民地支配下にあった朝鮮半島から徴用された労働者=徴用工は奴隷のように扱われ、日本政府は謝罪も補償もしていないとして運動してきた市民団体が、この問題を提起するために日本大使館前の「少女像」の横に「徴用工像」を設置する計画を発表。今年8月15日の設置を目指している。
朝鮮半島出身の徴用工に関する賠償をめぐっては、日本政府だけではなく、韓国政府も、1965年の日韓請求権協定で解決されたと確認している。