ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

豊田議員は暴力を目のあたりにしてきた人だろう

豊田議員の暴言暴行事件報道を見ていて、その言い方、言葉の使い方、論理の運び方にはDV加害者的なところがたくさんある。

豊田議員については先に以下のようなことを書いた。

2017-06-22 密室の暴力の実態 ―――豊田真由子衆院議員が教えるもの

その続き。 豊田議員のDV加害者的なところは以下のようなところ ***

国会質問や有権者などへの外面はよく、内部には全く違う顔を見せる。二重人格的。 どこで切れるかわからない。些細なことで怒る。まわりはびくびく。 怒りだすと止まらない。 自分の間違いを認めない。 説教を良くする。

「ふざけんな、コノヤロー」「「●するのがテメーの仕事だろうが!」 「死ねば?」「ばか」「生きてる価値ない」 「私が●といったら●なんだよ」「ふざけやがって」 「お前が●しろ!」「私に恥をかかせるな」 「おしえてやったのにさ」 などといいう。

ストレスが高まると爆発する。 自分を怒らせるなという。 自分が被害者という。お前のせいで苦しんでいるという。 自分のことを叩いてくれという。 秘書に謝罪させる。 土下座させる。 時々優しくなって「このお金でお寿司を買って」などと配慮する。 暴言を吐いたりした後、あとで謝罪し優しくなる。 秘書が離れそうになると泣いて残るように頼む。 脅すようなことを時にはいう。

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特に相手に対して威嚇する「ふざけんな、コノヤロー」「「●するのがテメーの仕事だろうが!」というようなやくざのようなこういう言葉が次から次へと出てくるというのは、幼いことからこういう言葉にさらされてきたからだろうと思う。

それが親なのか、兄弟なのか、友人なのかはわからない。しかし暴力を目の当たりにしてきて染みついたかわいそうな人だと思う。

そこに東大、官僚エリート、国会議員というものがついてここまで傲慢になった。

自分にこう言うところがないかと反面教師にしないといけない

DV加害者やこどもへの虐待している人は、「この気持ち、少しわかる」「自分もこうなっている面がある」と自覚してこそ、変化が始まる。 そしてそれは親や先生、職場の上司など誰もが自分を振り返らないといけないと思う。

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なお、バースデーカードを送るのは法律違反である。なぜそこが報道されないのか不明だ(6月29日、伊藤さんが初めてひとこと「もしかしたら法律にひかっかるかも」と今日初めていうのを聞いたが)。

自民党が、豊田議員の状況に対して責任を取っていない、調査していない、処分していない、こんな候補者を公認したことを謝罪していないのもおかしい。 それどころか細田は「秘書が高速道路を逆走したから」といういい加減な言い訳を垂れ流してしまった。

また「グッディ」という番組で、「秘書にも落ち度がある」と言っていて、怒り方はよくないが怒るのも仕方ないという面をすごく強調していた。 だがこれはポイントが間違い。 落ち度があろうと暴力をふるっていい理由にならない。 つまり暴力容認的な感覚が番組制作者にもあることが如実に示された。 f:id:hiroponkun:20170630155205j:plain